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Unity初心者の初めての一冊なら「Unityの教科書」がぴったり

7月に入った頃、「Unityの初心者向けの本ないかな?」と思っていろいろ探していたところ、「猫本」(表紙がねこ)と呼ばれて親しまれている本を見つけたので購入して最後までやってみました。

Unityの教科書 Unity2019完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座

猫本を最初Amazonで買おうとしたのですが、人気だからかKindle版しかなく、近くの大きな本屋さんまで探しに行ったらありました!

簡単なゲームを作りながらUnityの操作やC#の書き方を覚えていくのですが、本当にわかりやすい内容でしかもイラストもかわいくて、最初の一冊として買ってよかった…!!と思った本でした。

これからUnityを勉強しようと思っている方の参考になったら嬉しいなと思い、やってみた感想や困ったところなどをまとめておこうと思います。

「Unityの教科書」を終えた感想

読んでみて思ったことやいいなと感じた部分について書いていきます。

まず、Unityの教科書では、以下のゲームを作りながらUnityやC#の書き方について学んでいきます。

-ルーレットゲーム
-車のゲーム
-ねこが矢をよけるゲーム
-ねこが雲を登るゲーム
-いがぐり飛ばしゲーム
-りんごキャッチゲーム

どのゲームもデザインが素敵なので、作っていて楽しかったです。

特にお気に入りなのはかわいいねこが登場する、矢を避けるゲームと雲を登るゲーム…!

著者の北村さんがイラストも描いているのですが、このねこが本当にかわいくて、ゲームだけでなく文中にも登場します。

かわいいイラストが入ることで難しいイメージも軽減されますし、「難しいかも?」と思うところもイラストでわかりやすく説明してくれています。

また、いきなりゲームを作るのではなく、最初の2章でUnityの基本操作に慣れたり、C#の基本的なところについて触れてくれているので、抵抗なくゲーム作りに入ることができました。

「考え方と手順を教えてくれる」のも、この本の素敵なところです。

この本では、ただ操作方法を説明しているわけではありません。実際の作り方の説明に入る前に、必ずその考え方や手順を説明してくれています。

具体的に言うと、ゲームを作る前に必ず以下のような流れで、何をどの順番で行うか全体の流れを確認します。

-オブジェクトを書き出す
-コントローラスクリプトを決める
-ジェネレータスクリプトを決める
-監督スクリプトを用意する
-スクリプトを作る流れを考える

最初の方は何が何やらよくわからなかったのですが、上記の流れで繰り返しゲームを作るうちに、次にやることはこれだなという風にちょっとずつ慣れていきました。

こうした習慣を身に付けることができるので、自分でゲームを作る際にも役に立ちます。

もちろん単純にゲームの作り方だけを学ぶのでも勉強になりますが、そもそもの考え方や手順を知ることができると、応用が効くようになるのでとてもありがたいなと思いました。

進める中で困った&詰まったところ

本の通りにやればほとんど大丈夫だったのですが、個人的に困ったところがいくつかあったので、今後の自分用としてもまとめておきたいと思います。

・縦方向でも横方向でも遊べてしまう

ルーレットゲームを作った時、本来は横で遊ぶはずなのに、起動すると縦でも遊べてしまうこと気がつきました。

これについて調べてみると、Build Settings→Player Settings→Playerの中のResolution and Presentationのチェックを付けたり外したりすれば設定を変えられるとのことでした。

Portraitは縦方向、その下は上下逆さ、その下2つが右向きと左向きを設定できるチェックボックスです。

例えば、縦方向のみで遊びたい時は一番上(もしくは+2つ目)にチェック、横方向のみの時は下2つにチェック、という風にします。

これで表示が崩れることなく遊ぶことができました!

以下の記事が参考になりました↓

Unity : モバイル画面の方向を固定、あるいは変化を検出

・雲が全部ねこになってしまった!Prefabが勝手に更新?

ねこが雲を登っていくゲームを作る時、ねこが歩くアニメーションをつけていたら、ゲームを開始した時に雲が全部ねこになってしまうという現象が起こりました…!(スクショ撮っておけばよかった)

よく見てみたら、なぜか雲のPrefabにもAnimatorコンポーネントがくっついていて、そのチェックを外したら元通りになりました。

以下の記事が参考になったので載せておきます↓

Unityでプレハブが勝手に更新されている?

・ビルドするときに黄色い注意マークがたくさん出る

ビルドする時に、「Xcodeのこの警告をわかりやすく教えていただきたいです」にあるような注意マーク?がたくさん出て、ちょっと焦りました💦

調べてみたところ、エラーではなくとりあえずこのままでもビルドできたのでよしとしている方が多いようでした。

わたしも問題なくビルド自体はできたのですが、この注意マークは結局解決できず、もしわかる方がいたらコメント等で教えていただけたら嬉しいです。

・4つ目のゲームをビルドする時にエラーが出る

4つ目のゲームをビルドしようとした時に、「The maximum number of apps for free development profiles has been reached.」というエラーが出て困りました。

これは無料でビルドできる最大数を超えているということみたいで、iPhoneからすでにビルドしたアプリを消したら無事に新しくビルドできました!

調べてみたら、どうやら無料で実機に入れられるのは3つまでとのことです。

以下の記事を参考にしました↓

【swift】実機テストで「The maximum number of apps for free development profiles has been reached.」というエラーが発生

「Unityの教科書」の次にやること

一冊終えて、さあ次は何をしようという段階なのですが、とりあえず今ある知識で何か簡単なゲームを作ってみようかなと思っています。

最終的に作りたいのはVR/ARのゲームなので、そちらのインプットもしつつ、まずは今できる範囲+ちょっと調べてできそうなことをやってみたいと思います。

また、実は先日本屋さんで見かけてずっと気になっていて、かつネットで評判も良くて気になっていた「Unityで神になる本」を購入しました。

こちらも少し読み進めているのですが、面白いです。

こんな感じでインプットもしつつ、アウトプットして「できた!」という嬉しさを実感したいと思います。

Unityの教科書でも、インプットとアウトプットのバランスが大事と書かれていたので、これを忘れずに進んでいこうと思います。

ちなみに、著者の北村愛実さんの「確かな力が身につくC#「超」入門」も購入しようとしたところ、ちょうど今年の7月7日(来週!)に第2版が発売されるということで、早速Amazonで予約しました。

C#まだまだわからない部分がたくさんあるので、こちらの書籍で勉強してきたいと思います。

Unityの教科書、「Unity初心者の最初の一冊」として最適なので、興味がある人はぜひ手に取ってみてください!

Unity勉強中の方の参考になれば嬉しいです😊

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