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宇宙意識 Our Cosmic Consciousness

今回は、Gigi Young(ジジ・ヤング)さんのIsis Risingシリーズの動画を翻訳しました。皆が歓喜するような真新しい情報ではありませんが、非常に本質的かつ重要なことを簡潔にまとめて下さっていたので紹介します。また、後日アップする予定の記事(レムリアの記事のつづき)と一部関係する内容ですので補助的役割の記事にもなるかと思います。

今回翻訳した動画

Isis Risingシリーズ


私たちの多くは自分の意識は不明瞭で、魔法のように無作為なものだと考えていますが、これほど間違っていることはないでしょう。私たちの意識は、実際には不明瞭でも雑然としたものでもありません。私たちがその構造を理解していないためそのように見えるだけなのです。私たちはその経路を理解していないのです。

実際、私たちの意識には明瞭な回線・経路が存在します。生命力のエネルギーの通り道、あるいは気の通り道、あるいはプラーナの通り道と呼ぶこともできます。
生命力の意識は、常にこの回路の中を移動しています。それは私たちの意識の構造そのものなのです。これらの経路・回線は個人レベルで経験されますが、集合的なレベルでも経験されます。ですから、私たちの意識が一瞬一瞬通過する個々の回路が存在し、さらにその個々の意識が集まって惑星の回路を養う集合的な意識も形成されているのです。


もう一度繰り返しますが、個々はエネルギーの循環経路を持っており、個の意識は集合意識を形成しています。この集合的な意識は、「惑星意識Planetary Consciousness」と呼ばれるものです。
この世界での私たちの経験、この世界での私たちの視点は、実際にはこの2つの意識ー個人的な意識と惑星的な意識ーが混ざり合ったものなのです。 私たちは非常に個人的な視点を通して物事を認識することもできますし、より集合的な視点を取り入れることもできます。

私たちの回路は、物理的なレベルでは神経系に、エーテル的なレベルではエーテル体に根ざしており、さらに意識の基盤がエーテルよりもさらに微細な、より高次の領域にまで伸びているのです。地球上ではこのパターンが繰り返されており、私たちの神経系と同じように、物理的な物質と宇宙との交差を表すレイラインが存在するのです。ちょうど私たちのエーテル体が魂の集合意識を表しているようなものです。この惑星には、先ほどお話した物質レベルやエーテルレベルを超えた天界もあります。この惑星の上位回路を構成する、天界と呼ぶべき微細な領域があり、また私たち自身もそうなのです。

そして、最も物質的で高密度のものから最も非物質的なものまで、これらの密度、あるいはこれらすべての異なる意識のレベルを結合させるのが、この特定の回線、特定の経路なのです。
ですから、全体としてこの回路は、上方に行くほど周波数が高くなり、下方に行くほど粗くなり物質面に下降していきます。この人間の回路の構造は、まさに樹木のように見えます。

秘儀学において、人間や人類の意識は「木」として象徴され、「生命の木」と呼ばれるのはこのためです。また、ドルイドやカバラを使う古代の魔術師のような多くの文化が木を神聖視したのもこれが理由です。すべての魔術、すべての創造、すべての顕現、すべての進化は、この木、サーキットリー(sacred circuitry 神聖な回路)を通して行われているのです。

多次元的に繋がっているサーキットリーを理解するということは、自分自身を理解し宇宙を理解するということでもあります。サーキットリーを理解する最も明確な方法は、宇宙、または惑星圏を通して理解することです。
なぜか?なぜなら、宇宙は時間を超えているからです。一人の人間の解釈を超えているのです。天体は、人類が時間軸を通して体験したすべての経験を保存しているデータバンクです。そしてそれを利用することで自分に最適な情報にアクセスすることができるのです。そうすることで、私たちはより高いレベルで機能するようになり、仲介者(エゴ)を取り除くことができるのです。
惑星を理解することで、雑然としたものを意味のある形に置き換えることができます。天体が持つ知恵は純粋な情報です。宇宙は純粋なサーキットリーであり、成熟したサーキットリーであり、意識の構造そのものなのです。それは5次元の意識、混沌としたアストラル面を支配することを表しています。
私たちは、既存の価値観をリセットして核となる真実を探求する必要があるとき、宇宙と天体の理解に立ち返ることになります。

宇宙を構成する天体、つまり惑星や星は、同一の意識を持つものはありません。それらは人類の成長と発達の異なる段階を表しています。
木星は火星と同じ人類の物語を持っているわけではありません。金星は、冥王星と同じ人類の側面を表しているわけではありません。海王星は、天王星と同じ時間の割合と人類の密度を持ちません。太陽は、人類にとって月と同じ機能を持っているわけではありません。すべての惑星圏は、人類の異なるタイプ、人類の異なる質、人類の異なる時間、人類の異なる密度、そして人類の異なる意識を表しています。

そして、それらはすべて同じではないので、重なり合うことがあります。実際、惑星圏はすべて重なり合っています。そして、それらが重なり合うことで、私たちの意識のグラデーションや地層、意識のマトリックス、自己のマトリックスを構成する意識の層が形成されます。それらは、旧約聖書でいう「ヤコブの梯子」です。

ヤコブの梯子(ヘブライ語:סֻלָּם יֲעֹב Sūllām Yaqōv)は、ヤコブが兄エサウから逃れる際に見た夢の中で登場する天と地をつなぐ梯子である。(創世記28章)    
                                Wikipedia(英語版)より

意識の階層をフラットにすると、天体は交点、つまりトランジスタ(回路を流れるエネルギーを増幅させる素子)になります。天体は、私たちの心の中にある特定の領域を保持することになります。つまり、私たちの感情体の特定の側面を支配しているということです。天体は特定の記憶を持っており、私たちは夢を見るときや死ぬ時にまるで旧友のように天体を訪れることでしょう。私たちの意識は、ある思考や記憶の中を移動するとき、ある特定の天体の記憶を参照するのです。

まるで回路基板のように光り輝くのです。また、私たちの光のエネルギーが特定の天体に閉じ込められていることも理解できるでしょう。光のエネルギーが特定のパターンの天体に閉じ込められており、皆それぞれ天体との関係も違うのです。

私たちは皆、同じ青写真、同じ全体的な回路を持っていますが、その中で同じように動いているわけではありません。この現象を長く観察していると、人類は特定の惑星にエネルギーを溜めたり、溜め込んだりする傾向があること、特定の思考を何度も何度も繰り返したり、特定の感情を特定の方法で感じたりすることによって、特定の回路を持つことまでわかってきます。私たちは、特定の天体を他の惑星よりも多く、自分の現実に呼び寄せているのです。これは個人の意識にも言えることですが、集合意識にも言えることです。
私たちはエネルギーに満ちた存在で、そのエネルギーは特定の回路、特定のパターンに沿って流れています。

今日私たちは、意識はランダムでもなければ不明瞭なものでもないことを学びました。非常に特殊な経路をたどっているのです。私たちの意識の回路や密度の異なるレベルは、惑星圏(Planetary Spheres)と呼ばれるものによって保持されています。
惑星圏は、人間の意識のさまざまな表現と側面を表します。これらは互いに重なり合い、私たちの意識全体を形成しています。つまり、私たちが日々考え、感じ、人生を体験するとき、私たちは常に宇宙を通過しているのです。宇宙の門、スターゲートを通過しているのです。私たちの意識は惑星の交点を通過しているのです。多次元的な電気樹のように光っているのです。
人間は天体によって支えられているので、それらが持つエネルギーに影響されています。私たちは特定の惑星にエネルギー的に投資しており、その回路の中に自分のエネルギーを預けてさえいるのです。

この意識の大局を理解することが、秘教的な明晰さと真のスピリチュアリティを生み出す鍵になるのです。天体は、すべての思考を養い、すべての歴史を保持し、さらには人類の進化の異なる段階を繋ぐデータバンクであり、回路です。惑星の神聖な回路を理解することは困難ですが、研究し経験を通して学ぶことで、私たちの失われた意識、宇宙意識の鍵を開けることができるのです。

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