見出し画像

#7 「アイス」の作り方教えます。

今日は土曜日ということもあり、時間があるので初めての2記事目の投稿をしてみます!

この記事では、「アイス」の試作はどうやっているのか?ということをお伝えしていきたいと思います。

「飲料」に関しては、前回の記事で説明しているのでまだ読んでいない人はぜひご覧ください!


「アイス」ってどうやって作るの?

前回、飲料でお伝えしたようにアイスも2-5Lのステンレスの鍋でシロップといわれる液体を作ります。

飲料と少し違っているのが、アイスは乳製品やチョコレート原料がレシピに多く使われていることです。

また、安定剤や乳化剤といった食品添加物の存在もとても重要です。

なぜ重要なのか?というと、アイスクリームには形を作るという工程があります。

ソフトクリームであれば縦長の渦巻き状に。

カップアイスでもケーキのような見た目のものがあったり。

こういったようにアイスと飲料と大きな違いは「形を作る必要がある」ということです。

原材料をすべて入れ攪拌した「シロップ」といわれる液体を、約100℃近くまで加熱します。これは殺菌のためです。

ここは飲料と一緒ですね。

その後、シロップを冷やし前準備は終了です。

ここから、「フリーザー」と呼ばれる機械に「ミックス」を入れて凍らせていきます。

この「フリーザー」という機械は、高速道路のインターチェンジやマクドナルドにあるようなソフトクリーム製造機をイメージして頂ければと思います。

クリーム系のアイスは「フリーザー」を使用し、形を作ります。

時には、ソフトクリームをまいたり、カップ商品ではケーキのようなひだを作ってソースをかけたり、クッキーをアイスに混ぜたりと様々なことを商品仕様に合わせて行います。

ガリガリ君のようなバーアイスは少し異なります。

バー商品に多いのは、「モールド」といわれる形ができている金属のなかに「ミックス」を入れます。

-40℃の冷媒の中に「モールド」を入れてミックスを固めます。

これがバー商品の作り方です。


先日の記事で、工場移管がとても難しいとお伝えしましたが、こういった試作時にきちんと形ができるレシピになっているのか?ということを確認します。

うまくできない場合は乳化剤や安定剤を使用し、改良をしていきます。


試作回数はどれくらい?

飲料と比べると、試作の工程が多いため、試作は1日or2日かかりになります。

そのため、合計の試作数は少なくなりやすいですが、先ほどお伝えした工場移管ができるか?のテストは多くなり、試作の回数も増えていきます。

いずれにしても、少ない試作だけで、いい商品ができることはとても稀です。


最後に

本日は2記事、「飲料」・「アイス」の作り方をお伝えしてきました。

いかがでしたでしょうか?

もっと詳しく形の作り方などに関しては、触れることもできると思うのですが、今回は最初ということでここまでにしました。

次回以降も楽しんでいただけるよう頑張ってまいります!

10記事行く前に初めての有料noteにも挑戦したいなーとも思い始めています。

何事も「挑戦」が大事ですからね!

本日も読んで頂きありがとうございました。




この記事が参加している募集

スキしてみて

サポートありがとうございます。 Note活動の活動費として使わせていただきます! ご質問もお待ちしてます!