依存とか
今日の写真は、友人の飼っている猫ちゃん。イギリス在住、会いたいな。
☆
ふと思い出した、依存のこと。
昔ですね、10代後半の頃にとても好きだった友人がおりました。Sさん。5歳年上で、出会った当時は高校生だった私からはすごく大人でした。
彼女と出会ったのは、好きなバンドのライブ。当時はまだSNSではなく各々が個人ホームページを持っていた時代。私の友人がSさんとネットで知り合い、その友人を介して知り合って一気に仲良くなりました。
神奈川に住む彼女は、静岡の私の実家にも何度か遊びに来てくれて、中間地点の熱海で会ってみたり、普通の友人でもあるけど、でもお互いに精神的な依存がありました。
関係が崩れたのが、数年後。
私が上京して、Sさんとも仲良くはしているけど、でもそれよりも仲良くつるむ友人ができました。
何が最終的なきっかけかはわからないけど、彼女とは音信不通になりました。
誕生日メールを最後に、なんの音沙汰も無くなりました。
すごく悲しかったし、ものすごく苦しかった。
生活の色んな景色にSさんとの思い出があったから。
Sさんはイギリスが大好きで、旅行に行った時に沢山の思い出を見せてもらっていた。だから初めてイギリスに行ったとき、Sさんの顔が浮かんできて、結構落ち込んだりした。
数年後、mixiを通じてSさんから連絡があった。
音信不通になってから、3年くらい経っていた。
当時は依存してしまっていたから、離れようと思った、とか書いてあった。
納得出来ない部分もあったけど、それよりもまた連絡が来たのが嬉しかった。私もやっぱりずっと精神的に依存があった。
それからまた、連絡を取り合い、時々会うように。
全く前の関係ではなくなってしまったし、私からしたらある種の緊張感が漂っていて。
音信不通になることはなかったけど、なんかちょっと上手くいかない。
それでもまた、離れてしまうのが怖くて。17歳の頃の私がずっとしがみついている感じ。
私がイギリスに住んでいる時も何度かカードを送ったりも。
帰国すると会って、お土産も買って。なんて言うか、ずっと私の中で二度と嫌われたく無いと思っていた。
その関係が変わったなと思ったのが一昨年。
彼女は私のツイッターもインスタも見ていて、お互いにフォローしていて。
時々、リプを送ったり、インスタにコメントしたり。
でも気付いてしまった、私がコメントをしても返信をしない。
だから他の人のコメントにもその投稿では返信をしていなかったけど、私がコメントを消したらそのすぐ後にその人宛にコメントを返していた。
悲しかった。
と、同時に普通に「あ、もういいや」ってなって、SNSもLINEも彼女と繋がりの持てるものは全てブロック。
最後の最後に嫌味のラインでもしてやろうかと、重たいメッセージ送ろうかとも思ったけど、そんなことするとまた自分が傷つくと思って、やめた。
楽しかったことを共有することも無いし、この先関わることも無い。
あんなに大好きでいたけど、それは過去の想いを私が引きずっているだけ。
インスタとかに私と会った時に書くあの一言が嬉しかったりしたけど、それを求めていただけなのかもしれない。それは承認欲求みたいな?誰かにとって大切である、と言う自負?
わかんないけど。
こうした依存みたいなものは、それから一切なくなって。
人間関係に対してちょっとドライになっています。
なんか、たまにはこう言うこと、書いてもいいよね。
読んでくださってありがとうございました。
この記事が参加している募集
よろしければ、サポートお願いいたします!いただいたサポートは今後の活動資金とさせて頂きます◎