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【うゆのお遊びコーナー】K-POP推し曲布教 Part.2

こんにちは、うゆです。

ここ数日で多くの方々にスキやフォローをしていただき、正直ものすごく驚いております。名もなきK-POPオタクである私の文章に関心を寄せていただき、本当にありがとうございます。

これからも有意義な投稿をお届けできるよう精進しますので、何卒よろしくお願いいたします!


今回は、前回の最後で予告していたとおり、私がK-POP沼にやってきて割と初期の曲たちについて書こうと思います。ただ曲だけ並べるのも味気ないので、当時のエピソードを思い出せる限り文字に起こしました。(私個人の備忘録でもあります)

目次をつけておきますので、お好きな箇所から目を通していただけたらと思います。それでは早速いきましょう。


⚠ 非常に長く書いてしまったため、一気に読むのはおすすめできません。疲れたらこまめに休憩をはさんでください。飲み物を用意して、こまめに水分補給してください。容量と使用法を守ってお楽しみください。


①初めて能動的にK-POPを聴いた2017年冬:GFRIEND「Rough」

今でこそK-POP無しでは生きられない脳になってしまった私ですが、そもそもK-POPを知ったきっかけはこのステージです。

Idol School [9회]애절+아련, 시간을 달리는 5명의 소녀들 ′시간을 달려서′장규리,김은서,이유정,김나연,조유리 @학기말고사 170915 EP.9

2017年に韓国の音楽専門チャンネル「Mnet」で放送されたオーディション番組「アイドル学校」。その番組内で披露された、GFRIENDの「Rough(韓題:시간을 달려서)」のカバーステージになります。

正確にはこれに日本語で歌詞の字幕がついていた動画だったのですが、いつの間にか削除されてしまったようです。残念…。

「Rough(시간을 달려서)」の本家、GFRIEND。2021年5月22日に突然活動終了してしまいましたが、永遠に私の心の中で生き続ける大好きなグループです。

「あれ?本家じゃなくてカバー?」と思った方もいらっしゃると思います。
そうなんです。なんなら練習風景の映像を見るまで本家の存在を知りませんでした。

出会いもはっきりと覚えています。2017年の11月頃、YouTubeにて別の日本アイドルのパフォーマンス映像を見ていたところ、突如関連動画の一番上に表示されたのです。「好きなのに違うところを見ている」という字幕がサムネになっており、思わず「何じゃそりゃ?!」となりクリックしたのが始まりでした。

それまで日本のアイドル、特に某J事務所と秋元氏系列グループしか見てこなかった私にとって、この動画は衝撃の連続でした。

①曲の世界観がすごい
 こんなに壮大な音楽でポップス…?ポップスでこんなに優雅で巨大な空間を演出できるの…?韓国の音楽ってヤバくね…?となりました。

②演出がすごい
 プロジェクションマッピングと照明の効果がえぐい。特に時計が足元に出てくるのめちゃくちゃお洒落。縦にも横にも180度演出がなされていて、照明もバチバチに眩しくて、魔法を見せてもらった気分になりました。

③歌・ダンスがすごい
 このグループは特に歌唱力のある練習生が多く、デビュー前からスキルがエグいんだなぁと舌を巻きました。後にこれがまだまだオーディションの途中段階だと知り、ぶっ倒れそうなくらい衝撃を受けました。


(加えてここだけの話。当時同じ学年に某J事務所のジュニアグループについて語り合える子が居たのですが、話しているうちに推し方の違いを感じ、私自身もそのグループを推すことに疲れてしまっていました。
そこにこんなに素敵な世界が現れて手招きするもんですから、過去を手放してまんまとハマっていったわけです。)


そんなこんなでその動画を100回は見て、その後本家も聴こうと思い見たのがこちらです。

GFRIEND(여자친구) - Rough Comeback Stage M COUNTDOWN 160128 EP.458

すごすぎる。やっぱり本家は歌唱力も表現力も全然違う。指や足の先、角度、タイミングまで精度が高く、魅了されるダンス。音域自在で技術力が高いのに、なぜか浮世離れとまでは遠くに感じない不思議な親近感を覚える歌声。同じ曲なのに、こちらの方が切羽詰まった感情をより鮮明に表現しているように見えました。
本当に世界観丸ごと美しい。無形文化遺産に登録してほしいレベル。沼に落ちるのも必然でした。

私がこの曲に惹かれた理由は複合的なものでしたが、そのうちのひとつに衣装もあると思います。
前述のように坂道アイドル(主に欅)を見ていた人間にとって、女性アイドルの制服姿というものは抗えないものがあるのです。たとえどんな歌詞や曲調かわからなくても、パブロフの犬さながら「可愛い…!」と反応してしまうのです。


②GFRIENDを掘り下げた2018年春:趣向の形成

次にハマったのがおそらくこのあたり。

여자친구 GFRIEND - 오늘부터 우리는 Me gustas tu M/V

さすが「パワフル清純」の異名を持つ実力派グループ。爽やか・元気はつらつ・あどけなさ・可愛らしさ、全てを兼ね備えた完璧な楽曲に仕上がってる。背景や衣装がシンプルな分、ときどき映るダンスで彼女たちの技術力が一目でわかると思います。

[MV] GFRIEND(여자친구) _ LOVE WHISPER(귀를 기울이면) (Choreography Ver.)

白鳥ですか?夏の女神ですか?はたまた新緑の妖精?本当に目の保養。これからの季節に見たいMVランキング最上位圏。この動画が世界に解き放たれて本当によかった…。

↓ ショーチャン(Show Campion)のパフォーマンスではガチで足元水でした。
[Show Champion] 여자친구 - 인트로+귀를 기울이면 (GFRIEND - INTRO+LOVE WHISPER) l EP.239(EN/VI/TW)

180503 Mnet M!Countdown GFRIEND Time for the moon night 60 fps

私が一番好きなアルバムのタイトル曲「Time for the moon night」。Mnet公式のステージ映像が突如削除されてしまい多くのオタクがうろたえていたところ、非公式ではありますが奇跡的に再度アップロードされました。この映像からしか味わえない感動があるので、この際細かいことは気にせず見ています。不可抗力なので。


ヨチン(GFRIEND)は私の女神でした。本当に世界観もパフォーマンスも綺麗でうっとり幸せな気分にしてくれる、大好きな存在でした。

今でもこの頃の感動が強く印象に残っているからか、女性アイドルのコンセプトで一番好きなのは「清純」、次いで「乙女」「青春」「儚い」「可憐」「正統派」となっております。


③運命的な再会と一生モノの推し曲に出会った2018年新学期:Wanna One「Energetic」

K-POPにハマった私は無敵になりました。学年にK-POP好きが1人もおらず、彼女と某J事務所の話をしなくなったことから、ずっとぼっちでYouTubeとにらめっこする日々が始まりました。
誰とも話さず机から立ち上がることもなく画面にかじりつく女子生徒…きっとかなり浮いた存在だったでしょう。けれども元々ひとりには慣れていたので平気でした。不思議なくらい本当に何もかも平気でした(笑)。

ちょうどその頃、世間の流行から約半年遅れでTWICEの「TT」を見ることになります。

TWICE "TT" M/V

これまたおすすめ動画に出てくること実に3連続。違う動画を選択しても永遠におすすめされるので、「まあちょっと見てみるか~」のノリで視聴しました。

まあこれが可愛かったんだ...!

キャッチーなサビとハロウィンコスプレのビジュアル、なんなら最初から着てるシンプルな配色の衣装でさえめちゃくちゃ刺さって抜けませんでした。

これが今一番流行ってるっていう韓国のアイドルか…とおったまげ(古)。
その後TWICEを真面目に履修しようといろいろ漁った中で、私が好きだと思ったのは以下の2曲でした。

TWICE "LIKEY" M/V

私の中で不動の堂々第1位。このホームビデオ感が素朴で大好き。いいねが欲しくて夢中になっちゃうっていう少女らしいシチュエーションが可愛すぎる。やっぱり私は「少々あどけなさが残る可愛らしさ」に惹かれる体質のようです。

TWICE "Heart Shaker" M/V

白トップスとデニムの組み合わせが最&高。床の模様がアリスみたいで可愛い。ボーダーの衣装もポップで大好き。いい意味で平成後期感。聴いてて元気が出る曲です。


そんなこんなでヨジャドルの魅力に気づいたところで、気づけば世間はプデュ48真っ只中。TWICEやGFRIEND、アイドル学校の映像をずっと見ていたからか、おすすめ欄にこんな動画が出現しました。

PRODUCE48 [풀버전] 에너자이저ㅣ워너원 ♬에너제틱 @포지션 평가 180727 EP.7

え、なんかすんごい見覚えある顔がある…と思ったら、アイドル学校に出演していたチョユリでした。
歌唱力が爆伸びしてて驚いたと同時に、彼女のステージング力から目と耳が離せなくなった結果、こちらも狂ったように聴きました。

そして本家を聴きに行こうとMVを見たのですが、思えばこれが運命の分かれ道だったのかもしれません。

Wanna One (워너원) - 에너제틱 (Energetic) MV

[Wanna One - Energetic] Debut Stage | M COUNTDOWN 170810 EP.536

もう、ものすんごい勢いでWanna Oneの沼に飛び込んでしまったのです。
あれは何だったんだろうか…若気の至りというものだったのか…恋は盲目というものだったのか…とにかく一心不乱でした。
こんなにも強く惹きこまれ、もっと知りたいと渇望したグループは後にも先にもWanna Oneだけだと思います。人生が変わったと言っても過言ではない経験でした。

①曲の構成が大天才
 AメロのピアノからBメロでEDMに切り替わり、サビでキックドラムが力強く拍を刻むという音の構成が当時の私にはものすごく新鮮で、世界が変わった瞬間でした。歌声も緩急がついててスマートでカッコよくて、可愛い男(性アイドルのコンセプト)とガラの悪い男(性アイドルのコンセプト)しか知らなかった私には衝撃的な出会いでした。

②ダンスの力強さとしなやかさに惚れた
 日本生まれ日本育ちで日本の音楽番組を見て育ったため、王子系アイドルグループによる"ある程度練習したら真似できそうなキャッチーな振り"か、いかつい見た目のダンスボーカルグループによる"ダンサーによるダンサーのためのガッツリバキバキダンス"の2パターンしか知らなかった私。そんな私にとってEnergeticのダンスは、"ダンサーのような技術力を持ち合わせながら、魅せるパートとバキバキパートを兼ね備えた新感覚アイドルアトラクション"という立ち位置でした。激しく歌い踊りながら緩急をつけ、1曲の中で全員がアピールポイントを担い、王子のように輝きを放つ…こういうアイドルが存在するんだと度肝を抜かれて夢中になりました。

そもそも開始の隊形から衝撃でしたからね。に、人間ピアノ…?!発想天才では?!とガッツリ驚かされました。カルチャーショックよ、マジで。

③なんか可愛い子がいる!
 メンバーの中でひときわ細くて可愛い顔をしたマッシュルームヘアの子に釘付けになったのです。これが後にK-POPアイドル初の推しとなるデフィとの出会いでした。

画像はPinterestより拝借しました。めちゃ可愛くないですか??
マスターさんのお写真を拝借しました。このお顔はきまぐれお猫様ですね…品があって綺麗。
こちらもマスターさんのお写真を拝借しました。まさに最強で無敵のアイドル。

彼の推しポイントはなんといっても歌声。鼻腔と喉の奥の響きが7:3くらいの割合で混じった丸くて柔らかい独特の声に確かな技術が備わっており、メインボーカルやワイルド系のメンバーとは全く異なる存在感がありました。

↓ 同時に履修していたプデュシーズン2のこのステージで、私はまんまと彼の沼に転落してしまいました。自分の魅せ方を熟知してらっしゃる…!
PRODUCE 101 season2 [단독/6회] '삐용삐용' 119ㅣBLACKPINK ♬불장난 @포지션 평가 170512 EP.6


前述の曲(Energetic)、寝食以外の時間はずーーーーーっと聴いてました。冗談ではなく、ガチで。

そして気がついた頃には完全耳コピで歌えるようになっていたのです。

当時の私は、K-POPにハマったとはいえまだ言語を学ぼうという段階には至っていませんでした。そのためハングルも読めませんでした。それどころか、小学生のときに初めて見た韓国のニュースの文字列に「これは一生解読できないだろうな…」と絶望していたくらいでした。

そんな私が、完全に耳から入ってきた音だけで1曲歌えてしまったことに笑いが止まりませんでした。小学生の私、君の未来は明るいよ...(?)


ちなみに余談ですが、私が「Energetic」に次いでハマったWanna Oneのタイトル曲は「Light」(켜줘:キョジョ)でした。このふわっとした幻想的な入りのフレーズから雰囲気のあるAメロに入り、再度入りと同じフレーズで雰囲気を作ってサビで力強く歌い上げるという構成が、当時の私にはとてもお洒落で画期的なものだったのです。
ちなみにMVについている日本語字幕は直訳すぎて違和感しかないので、もっと正確に意味を知りたいという方は和訳動画の視聴を強くおすすめします。

Wanna One (워너원) - '켜줘 (Light)' M/V


④最高のときめきに出会った2018年夏:GFRIEND「Sunny Summer」/ SEVENTEEN「Oh My!」

夏。私が一番好きな季節、そしてK-POPが一番輝く季節です(個人の意見です)。
この年の夏は特に、私とK-POPを強く結びつけてくれた印象的な出来事が重なった季節でした。

まず最初のときめきは、ヨチン(GFRIEND)のカムバ(カムバック:新曲をリリースして音楽番組に戻ってくること)を初リアタイ(リアルタイム視聴)できたこと!

여자친구 GFRIEND - 여름여름해 (Sunny Summer) M/V

前回の投稿でも書きましたが、私は夏コンセプトが宇宙イチ大好きな女です。大好きなグループ×大好きなコンセプト=大優勝不可避。澄んだ青空と、茶目っ気と愛らしさ満点の彼女たちの一挙手一投足、一糸乱れぬパフォーマンス、何を取っても胸がいっぱいになるくらいキュンキュンします。
7月19日にやってきた常夏の女神からの便りに、教室の隅っこで誰よりも心を躍らせた高校生の私。

[GFRIEND - Sunny Summer] Comeback Stage | M COUNTDOWN 180719 EP.579

↑ 一番大好きなステージ映像はこちら。この赤い衣装が超絶似合ってて可愛いんだよぉ…大好きだよぉ…(泣)可愛さ、元気さ、明るさ、何でも揃ってるので、気分が上がらない日は高確率で見てます。


そしてこの夏は更に嬉しい出来事が。なんと人生で初めて韓国に行くことができたのです。
とあるプログラムに参加し、実際に現地の担当者の方々や学生と交流しました。本当にたくさん刺激を受けた最高の経験でした。

画像はPinterestから拝借したイメージです。 本場のビビンバはめちゃくちゃ辛かったです…(笑)

アンニョンハセヨとカムサムニダしか知らなかった私はほぼほぼ英語で押し通してしまったのですが、韓国の学生は日本語を外国語科目で履修している子が多く、アニメや食べ物の話を日本語でしようと頑張ってくれていました。その姿勢に感銘を受け、自分も韓国語を身につけたいと強く思いました。

国際交流の場なのに相手方の国の言葉を学んでこなかった自分を不甲斐なく思ったのと、実際に現地で学生に教えてもらった「コマウォ(ありがとう:親しい間柄で使うくだけた表現)」という言葉がお守りのように心に残っていたことで、現在までモチベーションを維持したまま勉強を続けていられています。本当に自分の人生を大きく変えた経験でした。(人生の分岐点ってやつ)


話が逸れましたね。次のときめきは、SEVENTEENの「Oh My!」(おっちょな)という曲に出会ったことです。

この回はメロンティーンでしたね…かわちぃ…

豆知識ですが、韓国では放送局ごとに音楽番組専用のYouTubeチャンネルを運用しています。「生放送のパフォーマンス映像を少々編集した動画」がメインコンテンツではあるのですが、チャンネルによってはそれに加えて「ストリーミング」と呼ばれる垂れ流し(もっといい言い方あるだろ)放送で直近の映像を延々と流してくれているんです。

🔴THE K-POP : 24/7 (K-POP 24시간 실시간 스트리밍 채널)

↑ 私はこちらに大変お世話になりました。

「Oh My!」との出会いも、まさにストリーミング放送でした。何度も何種類も何グループもステージ映像が流れてくるのですが、何回聴いても心惹かれたのはこの曲だけでした。

いろいろ見る時間が無いという方はとりあえずStage Mixを見てください。

세븐틴 (SEVENTEEN) '어쩌나 (Oh My!)' 교차편집 (Stage Mix)

もし余力があれば各ステージ映像も見てみてください。(この他にもまだまだあります)

[SEVENTEEN - Oh My!] Comeback Stage | M COUNTDOWN 180719 EP.579

赤い衣装でビジュアル大優勝回。

[SEVENTEEN - Oh My!] KPOP TV Show | M COUNTDOWN 180726 EP.580

ホシくんのベレー帽可愛すぎ回。みんなマリンルックで可愛い。

뮤직뱅크 Music Bank -어쩌나 - 세븐틴(SEVENTEEN).20180727

全体的に黄色い回。そしてウジさんのベレー帽可愛すぎ回。(隔日ホシウジご馳走様です)

[SEVENTEEN - Oh My!] KPOP TV Show | M COUNTDOWN 180802 EP.581

ピンクの妖精回。イ・チャンがいっちゃん可愛い。

[KCON 2018 LA] SEVENTEEN - INTRO + Oh My!ㅣKCON 2018 LA x M COUNTDOWN 180824 EP.584

ジョシュアの故郷・LAでのKCONステージ。

更に余裕がある方はDance Practice(ダンス練習動画)も見てみてください。

[SPECIAL VIDEO] SEVENTEEN(세븐틴) - 어쩌나 (Oh My!) Dance Practice Fix Ver.

可愛い。ダンス上手い。楽しい。画面まるっと抱きしめたい。

これらを経た後でようやくMVを見る気になったくらい、テレビ番組のパフォーマンスが全部良すぎた。それくらいおっちょなは神でした。

[M/V] SEVENTEEN(세븐틴) - 어쩌나 (Oh My!)


そして冬休みを間近に控えた12月20日、セブチの新曲(先行公開曲)を初めてリアタイすることになります。

[M/V] SEVENTEEN(세븐틴) - 숨이 차 (Getting Closer)

えっ、えーっと…本当に彼らはおっちょなを歌って踊ってた方々?なんかめっちゃ黒いしめっちゃ強くなってね?
うるしぱ(Don't Wanna Cry)以上のカル群舞であり、パクス(CLAP)以上に緩急の激しい曲調であったため、私の頭はショート寸前でした。
すっげぇ…こんなすんげぇ舞台を見せてくれるセブチって、やっぱすごいんだなぁ(?)とあんぐりした衝撃的作品でした。こちらも何度もリピートしました。

余韻もつかの間、翌年の1月21日にタイトル曲のMVが公開され、正式にカムバしました。

[M/V] SEVENTEEN(세븐틴) - Home

哀愁と寄り添う温かさ。セブチが歌う、今にも消え入る灯火のような愛情表現。
ここから現在に至るまで推し続けるなんて、この頃の私は知る由もないのでした。(最長記録毎日更新中)


⑤Wanna Oneの解散を見届けた2019年新春

そんなこんなで年を越し、2019年が始まりました。
このときの私は、ある現実に立ち向かわなければならなくなります。

それは、Wanna Oneの活動終了が間近に迫っているということでした。

今更ながら説明させていただくと、Wanna Oneは元々「PRODUCE 101 Season2」というオーディション番組で結成され、最初から2年半という活動期間が設定されていました。2017年8月7日にデビューし、2019年1月27日を以って解散するということを前提に活動していたのです。


Wanna One (워너원) - '봄바람 (Spring Breeze)’ M/V

私が唯一リアタイできたWanna Oneのカムバ。18年11月19日にMVが公開され、カムバックショー(生放送)もYouTubeで視聴しました。

最初で最後のフルアルバムには、別れや離れる寂しさ、昔を振り返る懐かしさ、再会の約束など、感情を揺さぶる曲がたくさん収録されていました。
1曲1曲を聴きながら、別れへのカウントダウンをしているようで胸が締め付けられました。今でも「Spring Breeze」のイントロを聴いただけで切なさと恋しさを覚えます。


絶大な人気から活動延長が切望されましたが、当初の予定通り2019年1月27日のラストコンサートを以って2年半の活動の幕を閉じました。

私もしみじみと見送りました。心の底からの感謝を込めて。
まさかこのあと2度も再集結してくれるとは思いもせず。

[KCON TACT season 2] 김재환&박우진&박지훈&이대휘&하성운 - 이 자리에 | Mnet 201126 방송

[KCON TACT season 2] 김재환&박우진&박지훈&이대휘&하성운 - 12번째 별 | Mnet 201126 방송

↑ 2020年10月24日に開催された「KCON:TACT season2」でのメンバー5人(画面下左からキムジェファン・パクジフン・イデフィ・ハソンウン・パクウジン)による合同ステージ。懐かしい歌声に涙を禁じ得ませんでした。

[2021 MAMA] Wanna One - Energetic + Burn It Up | Mnet 211211 방송

[2021 MAMA] Wanna One - Beautiful (PART III) | Mnet 211211 방송

↑ 2021年12月11日に「2021 Mnet Asian Music Awards」にて一夜限りの再結成(グァンリンは不在でしたが…)。全私が泣きました。デビュー曲に加えて新曲まで準備してくれて本当にありがとう。奇跡って起こるんだね。


Wanna One解散後は、その隙間を埋めるようにSEVENTEENに没頭していきました。HOMEを始め、最初期のシャダ(Shining Diamond)やアッキンダ(Adore U)まで狂ったように曲を漁りまくりました。

そして季節は過ぎ、5月17日に新しい日本語曲のMV公開、29日にリリースを迎えました。

[MV]SEVENTEEN - Happy Ending MV

後に韓国語ver.も出てきます。愛し合う2人を映画の主人公に例えたロマンチックな歌詞と、力強さと儚さが共存する歌い方が本当に良い。傑作。

[SEVENTEEN - Happy Ending (Korean Ver.)] Comeback Stage | M COUNTDOWN 190919 EP.635

水色と白と銀…この色合いが大優勝すぎる神ステージ映像。そして韓国語だと同じ音数でも表現できる内容が格段に増えるので、伝えたかったディテールがより鮮明になって素敵な世界観だなぁと思いました。

このあたりまでが、ざっくりですが私がK-POPの餌食(?)になった一連の流れでした。


あとがき

普通に前回と同様の4500字くらいに収まるかな~と思って書き始めた文章が最終的には1万字超…ものすごい量になってしまいました。最後まで読んでくださった方々、本当にありがとうございます。そしてお疲れ様でした。

こうして文章に残せたことで、いざ忘れてしまっても思い出せる資料ができて安心しました。死ぬまでにまとめたいと思っていたのでちょうどよかったです。(もうすぐ死ぬわけじゃないですよ、長寿家系なのでまだまだ生きます)

何かにハマった瞬間の感動や興奮って一生モノだと思います。この感情を持たせてくれたアーティストや音楽、そして自分の人生に感謝し、今日もオタクできているというささやかな喜びを噛みしめながらこれから先も生きていけたらと思います。

たとえいつかK-POPに飽きて離れてしまう日が来ても、ハマっていた間にできた経験や得た知識は決して無駄にならないと思います。J事務所を推していた頃の私や、坂道を推していた私がいたおかげでアイドルの魅力に気づき、今の私がいるわけなので。

皆さんも好きなものや人を全力で好きと言えていますか?
一度きりの人生、好きなものには嘘をつく必要はないと思います(他人に害を与えない限りは)。惜しみなく思いっきり「大好き!」を伝えて、現世をエンジョイして全うしたいものです。私もそうあり続けたいと思います。(つまりは自戒でした)

以上、トータル1万と611字を3日かけて書いたうゆでした。
それではまたお会いしましょう~(@^^)/~~~

うゆ。

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