感覚は事実、知覚は真実

「机の上にりんごがある」という事実は、視覚から伝達されます。急にりんごが爆発したり、机がイスに変貌したりはしません。……したらしたらで、珍事件ですが(笑)

100人に「机の上にりんごがある」事実を見せたとしましょう。全員がその事実を認識しても、各々思うことがあると思います。

たとえば、りんごを見て、ある人は「赤くて美味しそう」と、またある人は「丸くて美味しそう」とかを感じます。

この「赤い」「丸い」「美味しそう」は、りんごがどういう物なのかを知っているから、出てくる思考です。

冷静になってりんごを見れば、あんな赤々した物体を「美味しそう!」と思えなくないですか?毒を持っている可能性を思わせる、赤色を放っている物体を口に入れようとは思いません。
ほかに赤い物で言えば、唐辛子もあります。唐辛子を見て、「わぁー!甘そう!」なんて思わないじゃないですか。唐辛子を見た瞬間、頭の中にはドクロマークがヌッと出てきます。食べちゃダメだ、食べちゃダメだ……。

こんな感じに、りんご=甘いとか美味しそうは、今まで食べてきた経験などから知っているだけで、あくまで主観的なものです。中には、りんごは苦いと感じる人もいるかもしれません。

つまり、人の知覚は、その人によって異なるということです。また、それぞれの知覚は、どれも真実であり主観的なものです。

……書いてて分からなくなってきたので、ここで終わろうと思います。分かったような分かってないような感じがしてます。

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