麦元三歩と出会えた幸せ
発売日に買ってその日のうちに読み終えました、住野よるさんの最新作「麦元三歩の好きなもの」
感想を述べさせていただきたいと思います。
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Twitterで住野よるさんご本人が度々三歩がどれだけ好きか、どれだけ素敵な女の子なのか、呟かれる度に高まる期待、はやる気持ち。
そしてやっとやってきた3/7、ようやく三歩を手に取れて、私は幸せでたまりませんでした。
もう、表紙を見た時点で既に好き。
帰りの電車で早速ページをめくって現れた目次を見て、私は思わず笑みをこぼしました。
たくさん並んだ「好き」「好き」「好き」・・・
好き、という文字は、文字だけでこんなにプラスのエネルギーを持っていただろうか。
住野さんの言葉だ、とテンションが更にあがり、そこからは三歩の世界に没頭。
1章1章、三歩と日常を過ごしていたらあっという間に読み終えてしまいました。
読み終えて最初に思ったこと、それは
三歩は、なんて素敵な人間なんだろう。
でした。
三歩の自分にも周りにもまっすぐに向き合おうとする態度は、潔い、素直、真摯、どの言葉でも足りない、三歩だけの、三歩の、生き方なのです。
三歩は本当にまっすぐです。私とは違う、ひたむきなまっすぐさを持っています。
でも読み終えてから、それは違う、と気がつきました。
みんなの中に、三歩はいるはずなのです。
優しくてまっすぐで三歩な三歩が。
人間まだまだ捨てたもんじゃないな、なんて生意気に思ったりもしました。
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肝心の本編についてですが、三歩の日常のお話です。毎日のお話です。
でも面白い。というかだから面白い。
心が解れて温まって、何か温かいものがからだを駆け巡るような感覚が続いています。
まるで恋のような、なんて言ったら恥ずかしいでしょうか。
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心に沁みる、素敵な素敵なお話です。是非、三歩をあなたのおうちに住まわせてやってください。
三歩の1人の友達(自称)として、みなさんに彼女に出会ってほしいです。
自分の日頃思っていることを誰かに読んでほ しくて書いています。 スキ、コメント、フォローなど頂けると嬉しいです。