休職日記 vol.1

休職直前の日々

もしかして私の今の状態ってやばい?
初めて明確に思ったのは土日を利用して実家に帰省したとある週末だった。

違和感その1:仕事終わりに帰省する気力出ず
普段は帰省する際、なるべく長く関西で時間を過ごすために金曜夜の時点で寮を飛び出すのだが、帰宅した後シャワーにも入れず親には「ごめん今日は無理だから明日帰ることにする」とだけLINEを入れ爆睡。
(今思えば残業が多い週だったとはいえ、シャワーに入れなかったり帰省のための荷物準備ができていなかったのは相当余裕がなかったというか、心身が参っていたのかなと)

違和感その2:寝ても取れない疲労
金曜夜、何もできずに爆睡し8時間程度寝たにも関わらず、目覚めた瞬間から感じる疲労感。平日に「あーー会社行きたくないしんどい」という状態なのは正直慢性化していたのだが、目の前に「帰省して地元の友達と会う」という大きく且つ明らかな楽しみがあるにも関わらず、それにさえ何となく行きたくないなという、こんなに憂鬱でしんどい気持ちになったのは初めてで、何かがおかしいな、という気はしていた。

違和感その3:実家に付いたとたん動かない体、止まらない涙
これまでは帰省すると安心感からだらけてぐーーたらしてしまうことは往々にしてあったものの(お茶取って~とか言いまくってた母へ、ごめんなさい)
寮に戻る際には「まーいつでもまた帰ってくればいいし、頑張るか」という気持ちになれていた。いい意味で、実家と会社が離れていたために帰省がエネルギーチャージになり、オンオフの切り替えができていたのだ。
ただ、ここ2回くらいの帰省は違っていた。元々そんなに親とずーっと一緒にいないと寂しい!という人間ではないからこそ、適度な距離を取った方が自立もできるし良い関係性でいられると思ったのもあって、地元を離れての就職に踏み切ったはずだったが、母に会った途端、幼稚園児のように涙が止まらなくなり「もう寮に戻りたくない。会社辞めて良い?とにかく今の環境が辛い」と泣き言を言い続け非常に親を困らせたのだ。
親もびっくり。23歳の発言とは思えない。幼児退行もいいところである。
無論、「嫌だから辞めます!」が通用しないのが社会人だと親も分かっているため「戻ってきていいから一旦はとりあえず辛いことを上司に相談して、環境を少しでも変えてもらえないか言ってみなさい」と諭されてその週は寮に戻りなんだかんだ出社したのだが、今思えば自分の中で糸が切れたのはこの瞬間だったな、と思う。

一人暮らしの社会人ビギナーの皆様へ。どうか悩みや不安は会社以外の人間に、親でも友達でもいいから小出しに相談しましょう。はちきれるまで抱え込むと再起不能になっちゃいます。

違和感その4:あまりにも長すぎるサザエさん症候群
これは帰省より前から徐々に感じていた違和感だったのだが、
社会人なら誰しも経験するであろう、日曜の夕方になると何となく明日からの日々が憂鬱になり気分が下がる、所謂「サザエさん症候群」が、土曜の朝から(ひどいときは金曜の夜から)生じていたのだ。
こうなってしまうと1週間ずーーっと憂鬱な気持ちなのである。
何なら出社して「また1週間が始まるぞ」と覚悟が決まった月曜日が最も憂鬱とかけ離れているくらい、休みの日を満喫できなくなっていた。
もちろんリフレッシュとはかけはなれた状態である。非常に良くなかった。

もちろん自分のストレス耐性や、リフレッシュ能力が足りていなかったのが大きな要因だが、いつからか休日=辛い気持ちを忘れるために無理やり予定を詰め込むための日になっていて、疲労回復にまったく努められていなかったなというのは、休職して落ち着いたからこそ分かった大きな気づきである。
後手後手の言い訳にはなってしまうが、プライベートがそれほど確保されない社員寮での一人暮らし、という環境が自分には絶望的に合っておらず

寮に休みの日はできるだけいたくない

無理して土日に予定を詰め込む

慢性的な睡眠不足、休養不足+部屋が散らかる

ネガティブ思考、寮にいたくない気持ちの加速
という負の無限ループにハマっていっていたような気がする。

社会人ビギナーの皆様が読んでくださってたらお伝えしたい。休日は文字通り休むための日です。そして、週5の労働は思っている以上に心身を疲弊させています。どうか、たまには何もせず誰とも会わず100%「休む」ための日を作ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

相変わらずうまくまとまらない長文駄文ですが、自分用の記録も兼ねて休職に至る直前の出来事を綴ってみました。少しでも誰かの救いになれたり、こんな人間おるんやおもろ。って思ってもらえたら嬉しいです。
次回からは自分への内省も兼ねて、こんなに会社や仕事が憂鬱になってしまった、いうなれば休職の原因になってしまったことは何だったのかを綴っていこうと思います。

★今後の自分へ
・完璧主義はやめましょう。理想が高く能力がそれほど高くないのが悲しいけれどあなたという人間です。自分をしっかり客観視する癖をつけましょう

・休むって大事です。何もしないって大事です。難しいけどね!

・他人と休日の過ごし方を比較するのは止めましょう。人には人のキャパやストレス発散の術があるのです。脳死でインスタ見るのダメゼッタイ。

・これを機に、自分なりのストレス発散法を探しましょう。
→思ってることを文章に書き散らかす、歩きまくる、汗をかく、社外の友達に会う あたりはかなり有効かなと現時点で気づけました。