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定年後の選択・新たな仕事へ

昨年末の定年後、平日の自由を味わい、4月からまた勤め人の生活をスタートした。今回はキャリコンとしての資格をもって就職支援のお仕事。ピカピカとはいえないものの、ある意味1年生としてのスタート。

新鮮なこと・久しぶりなこといろいろ

◎昨年はほぼ在勤中心だったので、毎日、出勤する生活1年ぶり。意外と行けるもの。新しい経路、始発電車での読書時間の確保、良いこともあるという気づき。 

お役所つながりの組織に入るのは、2つめ。前はむしろ自由な団体だったが、今回は正統派のお役所つながりという点で、違いは大きい。一番戸惑ってるのは役職者を肩書きで呼ぶこと。こればかりは、なじまないだろうな。

◎就業経験として組織に属するのは3社め。2つめが長かったので、この歳にして、数は少ないのだけど。

◎電話とFAXを仕事のツールとして主体にするのは、20年ぶりくらい。お役所ならではのことかなぁ。少なくともここ10年の仕事の手段は、ほぼメールのみだったので、タイムスリップ感が激しい。

◎職場でのゼロからの新しい人間関係は、30数年ぶり。新鮮!しかも、このコロナ禍で、最初からマスクでしか会ってないという不思議な感じ。恐らく、職場外で会っても認識できない気がする。かつ、会食系は一切なし。ランチも一人行動。特異なスタートだけど、職場の会食は苦手な分野なので、実はちょっと気が楽。でも、ホンモノのピカピカ新入社員たちは辛いよね。

◎残業のない生活も、30数年ぶり。定年後に、バリバリ・キラキラの仕事をしようという心持ちは湧いてこなかったので、明確に、時間に区切りがつけられる仕事自体が新鮮。還暦で一巡するというのを実感する。

こうして、いつ以来ぶりかわからない新鮮なドキドキ感と緊張感で初日を迎えて、1週間。

同じものを見ても感じることは違う

冒頭の写真は、少し前に見たご近所の桜。昨年はテレワーク疲れと過剰な業務量で押しつぶされそうな不安を感じながら見てたけど、今年は同じ桜を見て安らいでいた。

副業でも複業でもなく、ましてやテレワークでもない働き方。でも、今度も、自分でそれを選んだ、と思っているし、ある意味、自分らしい選択。ここでも、いろんな偶然が重なってこの選択に導かれた感がある。

久方ぶりの新人になって、至ってすがすがしい気分。この気持ちを忘れないようにしたい。




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