見出し画像

Figmaコミュニティに、OOUIの設計テンプレートを公開しました。

Introduction

先日、OOUI設計用のFigmaテンプレートをコミュニティに公開しました。

私自身も所属するチームで活用し、それによってモデリング作業が高速化され、またデザイナー間の連携も驚くほど改善されました!

過去のモデリングもこのフォーマットに置き換えたい程度には使い勝手がよかったので、皆さんのOOUIの導入や実践にも役立てばと思い、このテンプレートを解説とともにシェアします。

FIgmaコミュニティの検索結果(12/11現在)。ぜひ検索してみてください。

効果

このテンプレートを使うと、次のような効果を得られます。

  • OOUIにおけるモデリング作業が早くなる

  • UIモデルの保守が楽になる

  • 細かい理屈や能書きはさておきOOUIを始められる

こんな人におすすめ

  • 複数人のデザイナーが連携する必要のある現場

  • OOUIの学習や継続的な活用や保守が出来ていない

  • 細かいことはいいからOOUIをやってみたい

特徴

モデルとビューと、
スクリーン。

このFigmaテンプレートには、モデリング用のテンプレート、ビュー設計テンプレート、スクリーン設計テンプレートの3つが含まれています。

この3種はOOUIを実践するために必要な三種の神器。それを1ファイルで完結できます

テンプレートの全体像。Section1でモデリング, Section2と3でビュー設計を行う(便宜的に3は”スクリーン設計”と呼称している)

まとめとしての
プレゼンテーションレイヤー

原理的なOOUIではビュー設計までを行います。

ただ、ビュー設計の段階ではローコンテクストすぎるため、より上流の開発工程との接続にやや難があります(ワイヤーフレーム, 画面設計書, 画面遷移図, サイトマップの作成等)。※1

そこで、画面遷移図から画面イメージを抜いたようなものを作ることで、そういった中間成果物への接続点を作ることがあります。

そのアンサーとしてプレゼンテーションレイヤーというものを作れるようサポートしました。

プレゼンテーションレイヤーの作例(TwitterやインスタのようなUGCメディアをイメージ)

ちなみにこの表現方法は、原理的なOOUIではなくGoodpatch社のデザインブログにあるプラクティスを参考にしています。※2

この続きは有料ですが、ニュースレター「UXの電球」でいつでも無料で読むことが出来ます。サブスクライブ済みの方はこちらから。

ここから先は

1,387字 / 3画像

¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?