【完全版】UXデザイナーの「ポートフォリオの作り方」解説①:事前準備編
本記事の目的:
ポートフォリオを作り始める前に、知っておきたい知識や準備しておきたい事柄を把握する。
ポートフォリオとは?
転職時に必要となるポートフォリオは、一般的に下記のような役割を満たすものとされています。
どんなアウトプットを、どんな過程を経て生み出したのか。それを示すことがポートフォリオには最低限必要だとと言えます。
逆に、ただアウトプットを羅列していて過程がわからないようなものは不十分になります。
ポートフォリオ作りのマインドセット
ポートフォリオを作るにあたって、
・ポートフォリオに載せれることが少ないと思ってしまう
・書いては修正してを繰り返して完成が遅れてしまう
といった現象は誰にでも起こりえます。
これらを解消するマインドセット作りに役に立つ「書くのがしんどい」という本をぜひ読んで取り入れてみてください。
ポートフォリオ作りの進め方
編集を前提に行うポートフォリオ作りでは、、いきなりPCで作り始めないことが大切です。(作りながら調整を行なってしまい時間がかかるため)
1.ルーズリーフでWFを作成する:
どんな図版を用いるか、どんな文言を使用するかなど、レイアウト含め基本的に完成させる。ページの入れ替えなども行う場合があるため、ルーズリーフを使用することをお勧めします。サイズは一般的なB5で構いませんが、16:9を意識して使用します。
2.ルーズリーフの要素をPCに無心で写す
3.体裁を整える
ポートフォリオの作成ツール
InDesignやIllustratorなどのデザインツールで作成しようとすると、px単位での余白やこまかいフォントの調整などに時間を取られず過ぎてしまうため、
・macの方:Keynote
・windowsの方:PowerPoint
での作成をお勧めします。
(中の図版などの作成にIllustratorなどを使用することはあります)
また、ポートフォリオの制作・公開ができるウェブサービスがありますが、著作権などのリスクがあるため使用しない方が無難です。
また、スライドの縦横比・形式は、
・縦横比:16:9 (横16:縦9)
・形式:スライド形式(両面開きのような本の体裁にしない)
とすることをお勧めします。
採用者は基本的にPCでPDF形式のポートフォリオを見ることが多いです。そのため、PC上で見やすいように16:9(Keynoteのデフォルト比)とし、PDFをスクロールしながら見れるようにスライド形式(そのままKeynoteで作成すれば大丈夫です)とするのが良いでしょう。
(印刷することが少ない今日では、本形式にする必要はありません)
読んでおきたいnote記事
参考のポートフォリオ
過程が丁寧に記載されているJamie Choiさんのポートフォリオを紹介したいと思います。
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