「現代の魔法使い」が取り組む技術を体感!
みなさんこんにちは!セールスチームの とおる です。
3月4日、ユカイ工学オフィスでピクシーダストテクノロジーズさんとの技術交流会を行いました。
ピクシーダストテクノロジーズとは?
皆さんピクシーダストテクノロジーズさんをご存知ですか?
代表は筑波大学准教授であり、幅広い活躍で知られる落合陽一さん。
彼らは高度なコンピュータ技術を用いながらも、普段の生活に馴染むような技術を開発している企業です。
他にも、毎年多数の新技術が日本国内の大学で生まれていますが、うまくビジネスに活用されない課題にも取り組んでいます。
きっかけ
2020年1月のCES@ラスベガス。
そこで、ピクシーダストテクノロジーズのビジネスディベロッパーの黒田さんと出会いました。
彼女はユーモラスで、お互いに話をしているうちに意気投合し、技術交流会の流れに。
ぜひユカイ工学へ!とピクシーダストテクノロジーズのスーパーエンジニア達とともにユカイ工学オフィスへお招きしました。
技術交流会
当日は、エンジニアの交流だけでなく、各社の案件事例紹介や大企業のPoC*についても意見交換を行いました。
*PoCとは
新しい概念や理論、原理、アイディアなどをプロジェクトの本格始動前に検証すること
開始冒頭から嬉しいプレゼントが。なんと、ピクシーダストテクノロジーズさんが、よなよなエールを差し入れしてくれましたー!
カンパーイ。
まず、それぞれのメンバー紹介。
私としては、落合さんってどんな人を会社に招くのか?にすごく興味有り。
ここでは明かせませんが、お話を聞くと、バラエティ豊かですごい経歴の方々ばかりでした。
設立からもうすぐ3年で社員数がすでに59名!伸びと勢いがすごいです。
次に会社紹介。
まずはユカイ工学がソリューションやプロダクト、技術を紹介しました。
Qooboや、BOCCO(emo含む)、音声対話コミュニケーション開発キットcodama、ユカイな生きものロボットキット、ココロキットを紹介。
ピクシーダストテクノロジーズのみなさんからは、デザインや、製作期間など鋭い質問がバッシバシ。
エンジニアの目線やビジネス・デザイン面など気になるところの質問がどんどん飛び交いました。
続いて、ピクシーダストテクノロジーズさんの会社紹介。
noteでは資料動画はお見せできないので、URLとあわせてご紹介します。
Pixie Dust
超⾳波フェーズドアレイを⽤いた3次元⾳響浮遊技術。
超有名なので、ご存じの方も多いハズ。
1gほどであれば、空中浮遊ができる技術で、紹介動画を拝見しました。
社名の由来はこのピクシーダストだそうです。
Holographic Whisper
点で音を鳴らすことができる技術で、方向も変えることができます。
スピーカーの方向全体に音がなるのではなく、一方向だけ音が鳴っているのを見せるために方向を変えています。
SOUND HUG
抱きかかえることで、音楽を視覚(光)と触覚(振動)で楽しむことができる音楽装置。
音楽に合わせて色が変わります。
代表の青木もSOUND HUGを体験しました。
Fairy Lights in Femtoseconds
レーザー(プラズマ発光)で空中に絵を書く技術。
これ、めちゃくちゃ高いらしい。
他にも、アンファーさんの事例で、超音波で毛が生えるという衝撃な事例もありました。
なんと、ネズミの怪我を早く治す実験で、毛も早く生えたとのこと。
商用化で発毛の悩みを解決できる技術です。
交流会の最後に、開催してくれたピクシーダストテクノロジーズさんに、ユカイ工学よりQooboをプレゼントしました。
喜んでくれて嬉しいです!
本当に勉強になった一日でした。有難うございました。
さいごに
テクノロジーって、一般的に操作に慣れていない人にとっては難しく、操作するために面倒なことをやらなければならないと思いがちです。
テクノロジーの操作が得意な人や好きな人は、その面倒さを好んだりしますが、世の中で広く普及するためには、生活に違和感無く馴染むデザインが必要だと思います。
今回の交流会では、両社とも共通の考えを持っていることが理解できました。
お互いに切り口は異なりますが、私たちは生活に違和感なく馴染むテクノロジーの浸透を目指しています。
" 気づかないうちに私たちのテクノロジーを使っていた。"
そんなことが実現する時代が来るのかなぁと思いました。
ぜひこれからの私たちにご期待ください。
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