「CES2020」に参加したトップランナーが語る、VRとロボティクスの未来
先日Schooの『Bridge the GAP』にユカイ工学チーフエンジニアの池戸が先生として出演しました。
番組では、株式会社Synamon CEO 武樋 恒 先生と共に「テクノロジーの視点から考える、次伸びそうな領域は何か」について語っています。
多くの方に番組をご覧いただきましたが、noteでも改めてご紹介いたします!
Schooとは
Schooは365日、無料のオンライン生放送授業を開催。
「未来に向けて今あなたが学んでおくべきこと」をテーマに、働き方・お金・健康・テクノロジー・ビジネス・ITスキルなどの最先端を皆で一緒に学んでいきます。
Bridge the GAPとは
毎週月曜よる9時ON AIR『Bridge the GAP』。
毎回ビジネス界のトップランナーを招き、彼らが「なぜそのトレンドに注目しているのか」を語ります。
さらに、受講生は生放送に参加できるため、自ら抱えていた「?」のGAPを埋めるための情報取得と発信ができます。
番組内でのインプットとアウトプットを通じて、トップランナーたちが語る「視点 / 論点 / 結論」を自身の血肉とし、自分の言葉で語れるようになる未来を目指します。
今回のテーマ
「テクノロジーの視点から考える、次伸びそうな領域は何か」
ユカイ工学も参加した最先端技術展示会 CES2020。
注目は、5G実装に基づく新サービス / デバイス、フードテック、ロボティクス、XR技術ほか様々なテックトレンドに寄せられていました。
最新テクノロジーの中には、技術開発は進んでいる一方、社会実装が進んでいなかったり、ビジネスモデルが成立していないものも多く存在します。
これらのテクノロジーのうち、次ビジネスとして伸びるテーマは果たして何なのか、言語化していきました。
ユカイ工学エンジニアが予測する次伸びそうな領域は何か
どうも、チーフエンジニアの池戸先生です笑。
noteに記事を書くのは3回目ですね。
2回目のゆる〜い記事を書いたことが、オンラインの授業の先生をやることに繋がるとは夢にも思いませんでした!
だって、Amazonで買い物して喜んでるgifとか上げてるだけですからね笑
実際に授業をやらせてもらって、1時間はあっという間でした。
その中で言いたいことが全て言えたかと言えばそうではないので、このnoteで少し語らせてもらえればと思います。
実際に授業の中で話をしましたが、伸びそうな領域として考えているのはVoice User Interfaceだと考えています。(略してVUI!)
このVUIというインターフェース、日本語で言えば音声認識です。
考えてみると結構昔からあって馴染みがあるものの、話しかけても全然認識しない経験からあまり期待していない方もいるかもしれません。
僕もその一人でした。
昔カーナビにマイクが付属していて、音声で目的地をいうとルートを出してくれるという機能がありましたよね。
でも、全然普及しなかった。当時はかなり認識率が低く、自分たちが欲する体験をさせてもらえなかったんですよね・・・。当時は本当に音声認識使えないなぁと思って、全く使わなかったです。
でも最近、それが大きく変わってきました。
インターネット技術や、半導体の性能向上といった、自分たちの周りを取り巻くインフラが成長したことで"音声認識"という技術が使えるものになってきました!
その結果、Amazon Echo,Google Home,LINE Clovaといった製品が登場してきました。
使ってみると・・・すごい便利!だから僕は毎日天気を教えてもらっているし、家電の操作もしています。自分でゲームスキルを開発して、皆さんに遊んでもらっています。
でも、わかってきたことはスピーカーだと味気ない。こっちから話しかけないと何もしてくれないので、用事がないと話しかけなくなるんです。
現状、便利だけど、その先の一手となるとても面白くて魅力的な体験がないと感じてます。これではなかなかVUIは広まらない。
でも、次の一手があるとグーンと成長する領域になる可能性があるのではないか?と。
なぜ可能性を感じるのか?
実際にユカイがBOCCOという製品を世の中に出し4年以上経ちました。
その中で実際に使ってっくださっているユーザーさんのお話を聞いたり、BOCCOユーザーである社員の話を聞くと、面白い使い方が見えてきました。
それは、自分がBOCCOというキャラクターになりきって、メッセージを家族に送るという事でした。
BOCCOはスマートスピーカーと違って、自分から話を始めることができます。
その機能を使って、みんなを驚かせたり、直接言えないことをBOCCOに言ってもらう。ただの機械のはずなのに、音声による入出力があるだけで、そこに命が宿り、家族としてBOCCOを受け入れてくれている・・・そんな世界が見えてきたんです。
すごいですよね。ロボットだけじゃなくてVUIの可能性すごくないですか??
だからユカイ工学ではBOCCO emoという製品を開発し、
その中でVUIの可能性にチャレンジしています!!
BOCCOは皆さんがキャラクターを作り、演じてくれていました。
今度は僕らがキャラクターを作り、皆さんに提供します。
それがBOCCO emoです。
ロボットにすることでスマートスピーカーには無い、豊かな表現で皆さんを楽しませようとしています。そしてまだ秘密ですが、もっと魅力的に感じてもらえるような機能も組み込まれます。
1つ1つの要素はありふれた要素かもしれませんが、それを組み合わせることで便利なだけではなく何度も使いたくなるような、こっちから自然と話しかけたくなるような、これこそユカイ工学だという製品を実現しようとしています。
みなさん、リリースを楽しみにしていてください!!!
CES2020のレポート
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