見出し画像

異動、保育園入園、パートナーの職場復帰。2022年の振り返り。

2021年に妊娠発覚&出産があり、新しい家族が1人増えました。2022年は多少落ち着くかな、と淡い期待を抱いていましたが結局揺さぶられる1年だったように思います。
今まで定期的にnoteを書いていましたが、今年は時間を取れずほとんど書けませんでした。年末に自分の2022年を振り返ってみたいと思います。

1~3月。エナジー事業部へ異動

2月に事業推進部からエナジー事業部に異動しました。コーポレートの役割から事業サイドへ異動し、役割をPRマーケとして担っています。エナジー事業部が展開するソーラーカーポートの販売、施工サービス「トモシエ」に関わっていました。この時期は夏に放送されるラジオCMやプレスリリースの作成、少しずつ増えていた事業責任者への取材対応などの業務を担当していました。

異動して驚いたのは、文化の違いです。同じ会社とはいえ、当然ですが人間が異なりますので文化も変わります。特にエナジー事業部は特に売り上げが右肩上がりに伸びている部署だったので「やってこうぜ!」感が強い印象を持ちました。
異動による文化の違いや業務の役割変更、新しい家族との暮らし。「仕事」と「家庭」の2つが大きく変わりました。振り返ってみてだからこそ分かりますが、強烈なアンラーンを求められた2022年だったように思います。

4~6月。保育園入園とパートナーの職場復帰

昨年の後半はパートナーが出産のため里帰りしており、保活は僕が進めていました。当時はコロナもまだ収まらず見学時間は15分程度、もしくは園の外で園長さんに話を伺うのみ。情報収集に工夫が必要でした。スケジュールから逆算して、必要書類の取りまとめや、園のリストアップ優先順位付けなど仕事をしながらだったので忙しかった記憶があります。
結果どうにか第一希望の園に入ることが出来ました。子どもの自主性を育んでくれる「のびのびした雰囲気」で決め手もここになりました。実際に入園してから、楽しそうに過ごしています。迎えに行き他のお子さんと遊んでいる様子を見ると「家以外に社会作ってる!」と驚きました。
パートナーも育休から職場復帰を無事にしました。最初は体力の問題もありやや大変そうでしたが、少しずつ時間を掛けて慣れていきました。

ここまで書くと順調に見えますが、慢性的に起きていた事象としては「寝不足」「体調不良」の問題も起きています。
子どもの夜泣きで夜中に最低1回、多いときは3回程度睡眠が中断されます。オムツを変えたりしていました。睡眠が足りていないと自分自身の安定を保つのにも苦労します。
加えて保育園に入る洗礼?と言えるかもしれませんが、子供が風邪をよくもらっていました。子から母、母から父へ体調不良の家庭内連鎖が続いた時期もあります。
(唯一の救いは家にいる大人が2人同時には倒れなかった点です。どうにか健康な片方が看病したりしていました)
「睡眠不足+体調不良+育児」の重なった生活を必死で乗り切っていた記憶がこの時期はあります。子どもへの影響を考えるとコロナへの不安もあり飲み会や外出は控えていたものの、うっすらとした不安やストレスは常にありました。
子どもの体調には本当に気を付けていたもののたまに発熱による呼び出しもあり、柔軟に対応してくれた職場の環境には感謝しております。

7月~9月。ラジオCMの放送開始

トモシエだけではなく、GCストーリーとしても初のラジオCMを放送しました。

準備段階での代理店さんとの議論を通して、トモシエの提供価値の共通認識が深めていくプロセスだったように思います。また外部からの客観的な視点をもらえた部分も自分にとっては大きい気づきとなりました。
夏から秋にかけてはプレスリリースの頻度も上がり、初めてとなる自社調査に関する内容も公開しました。

社内だけでなく、資源エネルギー庁、経済産業省、業界団体の公開情報を読み込みつつ作成したのは懐かしい限りです。ありがたいことに雑誌にもご掲載いただき、他でも本結果を活用しております。
ツールとの連携、ポスティング施策、Web施策など進めていく中、プライベートでは引き続き家庭と仕事のバランスを取ることにまだ試行錯誤していた時期でした。
寝不足の状況が続きパートナーも自分も余裕がなくなっていったのだと思います。異動してまだ日が浅くドメイン知識や仕事の役割だけではなく、進め方の違いの変化にどうにか適応しようと奮闘していた時期と重なってもいました。
新しいチャレンジをしているにも関わらず「経験に頼り、何かが嚙み合わない」と思っていました。何かが硬直化している記憶だったように感じていました。明確な理由ははっきりとしないが、慢性的な焦燥感を当時は抱えていたように思います。

10月~12月。自己変革コミュニティへの参加

抱えていたモヤモヤを晴らすために、解決策を探していたところ下記の文章に惹かれ「自己変革コミュニティ」に参加します。

様々なプロジェクトに取り組む中、「組織から変えるアプローチ」に取り組んできましたが、
結局、変革を進めるのは「意志ある個人」であることを実感しています。
本コミュニティは、上記のような実務経験から、対組織ではなく、
「意志ある変革者」を育てるために研究している「越境による自己変革力」を学び、共に育む学習者コミュニティです。

越境による自己変革力の学習コミュニティ 募集説明会

当時はまだプロトタイプのコミュニティで講義と対話をベースにしたコンテンツでした。ある程度の経験を経て思考が硬直しかけていた自分にとって「ほぐす」いい体験となったように思います。
「越境」の意味や効果を身体で知ることが出来ました。自分と異なる環境にいる他者に前提から言語化する経験を繰り返します。
自分としては自分を混ぜ返す印象がありました。その経験のなかで、ストレッチのような効果が生まれ固くなっていた価値観を柔らかくしていくプロセスだったように思います。
この辺りはまた別途書きたいですが、仕事にもポジティブな変化が生まれています。
硬直化している思考、価値観に自分で気づくのは難しく、かつ気づいたといえど対処法など分かりませんでした。現在は「治療より予防」。越境による対話が処方箋になると思っています。

アンラーンには痛みが伴うと知った2022年

2022年の目標にこんなことを書いていました。

「コミットしていた業務を手放す」「アンラーン」「家族と健康」。
特に「アンラーン」「家族と健康」の重要性を思い知る1年になりました。
自分の経験としてはアンラーンには痛みが伴いました。状況に応じて経験を手放せるフラットな思考の持ち主だったなら、もっとスムーズだったかと思います。
自分の場合は異動により、アンラーンが必要な状況だったにも関わらず過去の経験に頼ろうとしました。しかも、過去の経験を資産に出来たわけではなくむしろ現在の足を引っ張るようなことになってしまいました。
どうにも上手くいかない状況になりようやく手放しつつあるわけですが、「痛み」を通してようやく理解出来ています。

家族と健康に関しては、自分の場合基盤になります。そもそも寝不足で体調崩していると満足するパフォーマンスも当然ですが、出ません。「健康に投資や努力が求められる」年代に差し掛かっているのをきちんと受け止めようと思います。
子どもの成長した姿を見届けたいと心から思っているので、成人するまでは健康でい続ける習慣を身に着けます。

2022年も様々な出来事がありましたが、どうにか無事に年を過ごせそうです。今年もありがとうございました。


最後まで読んでいただきありがとうございました! いただいたサポートは今後のnoteに活かすために使いたいと思います。 他のクリエイターさんへの支援や、書籍の購入に使い優しい世界を広めて行きたいです。