学校初日。ホストシスターがサポートについて来てくれた。ホストシスターはタルトゥの学校に行っているため、この学校に在籍したことはない。多分入学式っぽいものに参加した。みんな正装(盛装)で来ている。攻めた格好の人もいる。学校に入るとお菓子を配っている。ゴミ箱を発見したので、その手前で急いで食べた。ホストシスターはすでに食べていた。会場の部屋は大きなガラスで外が見える。雨もあってまるで最近の午後8時半くらいの明るさだった。スポットライトが校長先生に向けられている。はげてないので問題はなし。テーブルが3つあり、その周りに席が並んでいる。会場ではカノンが流れていた。自動ループでないらしく、女の人が何度も再生しに行っていた。なんか帽子を配り出した。もらえるのは一部の人だけのようだ。私はもらっていない。校長先生の話が始まった。何を言っているのか全く分からない。メンタルという言葉が聞こえたので、自殺不登校予防だろうか。それとも哲学的なこと?
先生紹介の後、学生の名前を呼び出した。ある程度呼んだ後、先生が席にやってきた。後に分かったが担任発表だったようだ。僕たちのテーブルにも先生が来る。巨乳だ。揺れている。ホストシスターによると自己紹介タイムが始まった。やばい。僕の番がきた。ホストシスターが代わりに喋ってくれた。助かった。
校章、時間割の紹介(多分)の後、カウンセラーさんが紹介された。まじめにこの学校で人が死んでる?
場所を移動して、歌を聞いて、国歌を歌って(私はメロディしかわからない)、バンドの演奏を聞いた。上の階から見ていた大人は盛り上がっていたようだ。また、名前を呼ばれて先生からペンをもらった。これも何かの儀式かな。それから多分先生が花束をもらっている。離任式?
ランチはじゃがいもと揚げハンバーグ?とピクルスだった。ケーキもあった。おいしかった。
この学校にはホストシスターの知り合いがたくさんいる。元々小学校にいたホストシスターを一度も担当したことがない生物の先生まで話しかけてきたのはホストマザーが先生だからか。ちょっとした有名人。
休み時間にスマホで調べるとずっとメンタルだと思っていたのはメントル(指導者)だった。ずっと先生の話をしていたのだ。
「こんにちは」と声をかけられた。彼女は日本のビッグファンだそうだ。わお(その場でも口から飛び出た)。
学校のノートパソコン(DELL)で学校アカウントを作る。注意事項がプロジェクターで出されていた。ホストシスターによるとパスワード(サラスナ)を忘れるなという意味らしい。あるサービスで学校のメールアドレスとは別にプライベートのアドレスを使用したのだが、携帯が3Gで2段階認証ができなくて詰んだ。(個人的な気づき 私はパスワードにあまり知られたくないワードを入れている。そうすることでセキュリティが高まると考えたからだ。それははっきり言って間違いで、ただ知られたくないことを知られるリスクを高めているだけだった。上記のトラブルのため何度も再入力したため、ホストシスターが読み上げるのが恥ずかしい。)こういうトラブルが発生したとき僕はつい笑ってしまう。ホストシスターにノットファンと言われてしまった。自分にも害があるのに笑ってしまうのはなぜなのか。保育園の頃からそうだ。そういえば保育園の頃サラ粉(砂をこしたもの)作ったな〜。僕は目立ちたがり屋なのか、赤子の笑みと同じく防衛本能なのか。しかし、言語がわからない状況で目立つと詰みだ。なるべくトラブルを起こさないように気をつけよう。
毛糸玉を投げるレクリエーション。自分に投げた人と自分の名前と自分が投げる先の人の名前を言って糸を持って玉を投げる。自分の番が思ったより早く来た。留学生にも分け隔てなくありがとう。しかし、投げる先の人の名前がわからない。向こうから名乗ってくれた。感謝。このゲームは全員に毛糸玉が回ってくると、毛糸を辿って巻き戻される。この際にも同様に名前を言う。やばい思い出せない。疑問系で呼んだら名前を教えてくれた。分け隔てない少年ごめんね。
その後2チームに分かれて、チームが1人ずつ代表者を出して、幕が落ちて相手チームの人の名前を先に言った方が勝ちというゲームが行われた。そんな!私負け確定じゃん。みんな地元で知り合い多いもん!私覚えれてないもん!
こうして長い一日が終わった。明日はフルタイム。わお。明日もホストシスターのサポートがある。ずっといて欲しいが叶わぬ願い。
帰宅後アカウント再挑戦。明日の体験授業の選択、人気なのはすでに満員だった。ぴえん。
ローカル新聞に今日の入学式の模様が載っていた。ホストシスターが写真に写っていた。これを見たホストシスターの知り合いは「何があったんだ!?」って思うだろうねとホストファザーが言った。その後帰ってきたホストマザーも同じことを言った。

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