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はじめまして。

上町休憩室といいます。

細かい説明の前に、今日このnoteを始めることにしたきっかけを書きたいと思います。

上町休憩室は誰でも無料で読書をしながら休憩や地域の情報交換のできる場所なのですが、その管理業務をしている間に暇な時間も生まれます。今日はその時間ができたので、蔵書の中から目についたものを一冊取り出して読み始めました。
その本は『わたしの小さな古本屋』というタイトルの本でした。


私の小さな古本屋



著者は倉敷で古書店を営む田中美穂さん。ちくま文庫から出版されている本です。
内容は切り盛りする古書店や店主の周りで起こる日々のあれこれを短いエッセイとしてまとめています。

この店主さんがなかなか面白い方で、古書店を始めた理由は前職を辞めた直後の思いつきだったそうです。その辺りのことが一編一編読みやすく楽しく書かれていて、あっという間に読了してしまいました。


と、いうことで「思いつき」でこのnoteを初めてみようと思ったのでした。


前出の『わたしの小さな古本屋』は読み終えて直ぐに、近所の書店か行きつけにしている古書店へ駆け込みたくなるような気分にさせてくれます。
今日は休憩室を終え、シャッターを閉めた後に知人のところへ寄る用事がありましたので、近所の古書店へは立ち寄れませんでした。その代わり、といってはなんですが今日の気持ちをメモしておくつもりで「休憩室日記のようなもの」を始めても良いかもしれないと考えたのです。


今日トイウヒハ

いつもなら一日の任務を終えると、喫茶店か喉を潤してくれる近所のお店へ顔をだしてその日の気分を整えます。でも今日は知人のところへ寄った後に家へ直帰してこの文章を書き始めました。


なにか、今日始めることがとても良い気分に思われたのです。

文章を書いていると、稚拙な内容でも多少の頭を使っているらしくお腹が空いてきました。上町休憩室の管理任務の合間に食べようと思っていたチーズサンドが鞄に残っていることを思い出し、今もぐもぐしています。

いつも、家を出る前にサンドウィッチを作ってから休憩室へ向かいます。サンドウィッチというと少し大げさになるかも知れませんが、実際はアメリカの映画や小説に出て来そうな極シンプルなものです。在り来たりの食パンに、その日家にある食材を挟んでラップに包んで持っていく。それだけなのです。
因みに今日は食パンにスライスチーズを挟んで塩を少量振り、オリーブオイルをほんの少しかけたものと、杏ジャムに水を切ったヨーグルトを挟んだものの二枚でした。そのうちの一枚、チーズの方を食べ損ねていたので、今突然訪れた空腹に助かっています。


たましいの場所





家の本棚には早川義夫著『たましいの場所』(ちくま文庫)があり、この本が前出の『わたしの小さな古本屋』にも登場します。なので、これから少し読み直してみたいと思っています。ということで上町休憩室の細かなご案内は割愛させて頂きたいのです。

『たましいの場所』は昔、大の本好きである友人がプレゼントしてくれたもので、彼は上町休憩室にも沢山の本を寄贈してくれました。なので、いつの日か彼のことも書きたいです。


さて、自己紹介にしては少し不備が見当たり、日記にしては物足りない内容となりましたがこれからも時々書いていけたら良いなと思っています。多くても週に一度、休憩室での管理任務に隙間が生まれた時に、または月に一回程度の読書感想になってしまうかも知れませんがお付き合い頂けると嬉しいです。


このnoteのタイトルは『上町休憩室読書中座記』としました。読書中に思い立ったこと、読書を中断してでも書いておきたい雑記、または日記のようなものに仕上がれば良いなと思っています。

開室閉室等の最新情報は更新頻度の多いTwitterの@uwaq217にてご確認頂くと便利です。

ではよろしくお願い致します。


#本のある場所

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