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新休憩室+αの内装工事note

休憩室の新たな拠点として物件を借りました[no.1]


新たに「本の読める場所 休憩室」と、少しの物販も行うスペースをつくっています。これまで以上に開室日を増やす予定で賃貸物件を借りました。
完成まで何回かに分けて内装工事を進めていく過程をメモしていきます。

出会い、空いたことを知ってしまったので・・


横須賀某所にみつけた小さな物件。実は前々から知っていた場所なのですが、前の方が抜けて空き物件になったことを日を僅かにして知り、賃貸することにしました。
とても小さなスペースなのでどうなるかわかりませんが、自分の思うようにコツコツと内装作業を進めています。ここでは工事の内容等を作業の合間にスマホ撮影しつつメモしていきます。備忘録も兼ねていますが、今後自分でお店を作ったりする方のヒントになれば嬉しいです。


物件の形状について


もともと倉庫として出ていた賃貸物件を店舗に改装しても良いということなので契約。自ら内装工事をすることに。
物件の形状は不思議な台形で、奥に行けば行くほど(といっても狭小なのでほんのちょっと進むだけ・・)狭くなっています。


スケルトンの状態

契約時の現状はコンクリート造のがらんどうな建物で、窓はなく正面の二枚のシャッターが外界との境。扉すらありません。



そのシャッターもかなり痛みがあって、開けるのに一苦労。その後、少しずつ仲良くなる同級生みたいにだんだんコツがわかって、今は無駄な労力をかけずに開け閉めする術をみにつけました。
壁はコンクリートの上に何度か塗装を繰り返されたものが、経年劣化で剥がれ、色が変わっていたり、下地が見え隠れしています。時間経過の趣と捉えれば一部はこのまま使えそう。


下地のピンクもきらいじゃない


スマホ写真でちょっと黄色が強くでてます

工事としてはまず出入り口をつくることから始めてみました。全体のイメージをつかむのと、早く扉が欲しくて。
左右に古い扉をそれぞれ配置。正面はガラスを多めにして壁に窓がない分、光や町の動きを感じられるようにしたいと思います。


アンティークのドア

昔から集めて持っていた小窓や古材、先輩の古道具屋さんで譲ってもらったガラスや古い時代の鏡なども組み合わせて正面を作ることにしました。


古いガラスの鏡

工事を始める前の何もない状態の時に、中腰で空中椅子をつくりつつ、あらゆる角度から外を眺めました。そして、「どうもここが一番の特等席っぽい、」という場所をみつけたので、そこからの眺めを基準に正面の枠組みをつくることにしました。
外を眺めると、間にはメラメラするような古い時代のガラスが立体的に配置されていて、展望に変化を与えるような作り。
地球の外から宇宙船の飛行士が地球を眺める目線というような・・中と外が逆転したような窓辺を作りたい。(何を言っているかわからない?大丈夫通常運転です)
そんな想像から、出窓ならぬ、引っ込み窓を作ることにしました。


最初期の妄想イメージ

もちろん、作業を進める中で変更や調整した部分は多数ですが、このときに考えたイメージと、空中椅子に座って実際に眺めた外の景色を基準に、内装を進めていきました。


イメージと工程


実際の途中経過


ところどころコンクリートを使いたくて、こねこねこねこねも。


大体かたちになった正面↓ ここからは棚を作ったり、内側の造作。

では、またひと段落したら続きをアップします。執筆時には既に照明を取り付ける段階まで進んでいるので、もう一息といったかんじです。

no.1 fine 

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