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良い映画を観た後のこと【考えない日記】2022/12/17


 海の見える地元のパン屋さんへ行き、りんごを買いました。

大きな建物が建つ前はこの先端で釣りをしている人がいた

 映画のことを心地よく思い出し、反芻しながら帰路の海辺を歩きました。

海へ


 地の見知らぬおっちゃんが、「静かでいい港だよ」と声をかけてくれました。

 用水路が見えていました。あっという間に油断していると失われていくものたち。 

暗渠の蓋が劣化なのか再開発待ちなのか朽ちつつある


こちらは当初からの開渠?


  小学生が、子供しか入ることを許されない場所で隠れてフェンスに寄りかかり、密談している声だけが聞こえてきました。彼らにはまだ何一つ失われていないのだこの景色は。それは吉報に違いない。



今もかつての少年たちがみえる


柔らかな色で誤魔化した威圧的な塀の向こうに


  建物が取り壊されて少し明るくなった町がありました。寒さのためか、渡船からは観光客ではなく、地元のお婆さんとおばちゃんが下船してきました。

有刺鉄線と黄色と水

 映画を観た後に好きな町を写真を撮って歩いたわけでした。



fine   上町休憩室(船越出張所)N


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