とある受験生の日記 2021/5/25~27

大越です。3日分をまとめるこの体たらくですが、日記を書いていきましょう。もはやあまり覚えていないんですけどね。

5/25
火曜日です。学校に行きたくなかったことは覚えています。高二の冬に、人生で初めて学校をサボりました。心身ともに疲れてしまって、気分がだいぶ落ち込んでいた時でした。その日以来、「どうしてもしんどかったら休む」という確固たる標語を掲げて生きてきたのですが、受験生となるとそうはいきません。

学校に行かずに家で勉強をする受験生は、大抵失敗する。そんなやかましいジンクスが受験界にあるのです。実際、授業の進度は日に日に加速していく一方で、1日休んだだけでもかなりの遅れをとることになります。

休めないですねぇ。3年前の僕が夢見ていた高校生活ですが、なんだかとても窮屈です。気づいたときには自分のホンネが敵になっていて、思考の糸がもつれて、日々ピントが合わない生活を送っています。

今の時期は我慢です。

5/26
水曜日です。放課後に研究発表会がありました。とりあえず、部活はこの日で一区切りつくことになります。

ですが、なんでしょう。何かをやり遂げた後の達成感や高揚感といったものが微塵も感じられませんでした。どうやら僕以外の人もそうだったようです。

何故か。それは、6月中に論文を書き上げなくてはいけないからです。キツイ!どキツイ!これからギアを上げていかなければいけない受験生に、なんたる仕打ち。これ以上はやめて頂きたい。

5/27
木曜です。この日もしんどいことが多かった。まず、数学が全然解けなかった。この日はちょっと特別で、「みんなでグループを組んで協力して問題を解こう」という形式でした。

するとまぁ、みんな解くのがはやいことはやいこと。そそくさと解答を作成し、その横で僕はひたすら計算ミスをするのです。

底なしの劣等感が待っていました。逃げるという行為がどうしようもなく魅惑的に見えます。どうしても今の僕には。

不安定ですねぇ。ただ、もう少しで週末がやってきます。程なくして中間考査のため、その勉強をスタートさせていきます。

ひいい。