とある受験生の日記 2021/5/30~6/1
おはようございます、大越です。この3日分更新も恒例になっていくのでしょうか。なんとか阻止せねばいけませんね。今回も長いですが、よろしくお願いします。
5/30
日曜日でした。一周間頑張った自分へのご褒美として、電車に乗って本屋に行きました。デパートの上の方の階にある、でけぇ本屋です。エスカレーターから1歩踏み出せば、本の香りに包まれます。ちなみに、僕は本屋であまり便意を催さないタイプです。
お目当ての本がありました。古典です。土曜日に「更科日記」を読み終わってからというもの、僕の中の古典熱が冷めることを知りません。偏差値を気にせずに読む古典は驚くほど新鮮で、温かいのです。
色々悩んだ挙句、「日本文学全集」シリーズを1冊と、「徒然草」と「かぐや姫の物語」のシネマコミックを買いました。店員さんも「ハマっとるなぁコイツ」と思ったことでしょうね。おかげさまで小遣いのほとんどが吹っ飛びました。
少しづつ読んでいきます。
5/31
月曜日です。学校を休みました。仮病です。朝、学校へ行く準備をしている時、思わず涙が出てしまったのです。自分でもビックリでした。体が思うように動かず、呼吸も荒くなり、頭の中が洗濯機みたいにグルグル回って、結果休んでしまいました。
学校でいじめられている訳でもないのです。むしろ僕は友人に恵まれていて、みんな優しい人ばかり。それなのに、なんであそこまで不安に怯えてしまうのか。正直、自分でもよく分かりません。
そう。自分で自分のことがよく分からない。
かなり怖いです。
今は、この時ほどの不安感はありません。果たして、本当の僕はどっちなのか。
ちょっと言葉にするのが難しいと思ったので、ここらで切りあげます。
6/1
火曜日です。勇気を出して学校に行きました。朝は変わらず不安感に襲われましたが、自分を奮い立たせて電車に乗りました。
いつもは、電車から降りて自転車に乗る頃にはこの不安も消え去っているものなのですが、この日はちょっと手強かったです。電車から降り、自転車に乗り、学校につき、1時間目が始まっても、不安が消えないのです。
結局、消えたのはお昼頃。
しんどかったですが、やっぱり友達と話していると気が晴れますね。
それでは。