とある受験生の日記 2021/1/20

【緊急警報発令! 期末考査接近中!】

今このnoteをご覧になっている方は、是非ともゴジラのテーマを脳内再生しながら読んでいただきたい。学生にとって期末考査とはゴジラほどの脅威である。東京をぶっ壊すのである。

今日も寒かったですね。受験生0学期の、大越(おおごえ)です。

私が期末考査の足音を感じたのは、数学Ⅲの授業を受けている時だ。「コロナの影響により問題演習を飛ばした結果、爆速で授業が進む」という良く分からない事態に突入した数学の授業は、いよいよ数学Ⅲの教科書が残りあと数ページというところまで差し掛かっている。回転体の体積が終わったのでもう山場は越えている。

授業が進めば、その分定期考査の範囲は広くなる。

私は前回の考査で地獄を見た。

教科書の半分ほどを占めてしまう広い試験範囲に翻弄され、本番では頭が真っ白になった。空白の解答欄。「赤点」の二文字が思考に焼印され、楽しかった日々が走馬灯のように駆け巡る。何とかして自我を保とうと、必死で笑顔を作ったことだけを覚えている。恐らく、気味の悪い苦笑いであったと推測している。(何とか赤点は免れた)

敗因ははっきりしていた。それは、教科書の例題を確認せずにいきなりワークの問題を解いたこと。これに尽きる。

やはり基本は教科書である。ワークにも教科書と同じレベルの問題はたくさん載っているのだが、実際に授業で先生の解説を聞きながら解いた問題を復習したほうが解き方が定着すると思うし、基本をしっかりと固めないと、難しい問題は解けないのだ。

今日の授業で、先生は「正直言って考査の範囲なんて気にしてないから」と口にした。これはもちろん、「大切なのは考査ではなく受験。だから範囲が広くなっても、今のうちやっておいたほうが良い」という意味だ。決して、私たちの学生生活を破綻させようとしている訳ではなかろう。

その時だ。考査の足音を感じたのは。

ファーン。ファファファンファンファンファーン。ファンファンファーン。テレレ、テレレ、テレレレレレレレレ。

ゴジラのテーマが脳内にこだまする。そうだ、来月にはもう定期考査なのだ。

前回の定期考査の反省として、先ほど挙げた「まず教科書の例題を確実に解けるようにする」に加えて「問題演習の数をこなす」、「理科科目の暗記は徹底的に行う」の二つがある。今回の考査には、以上三つの教訓を踏まえて取り組んでいきたい。

そのためには、まず数学Ⅲを教科書で復習して、物理はさっさとワークを解いていったほうが良い。テスト前までに二週はしたい。

二年最後の考査でいい結果を出せれば、きっと良い自信がつく。実力テストはそこまで悪い成績ではなかったし、このまま良い流れに乗ってしまおう。