見出し画像

2次試験を受けてきました!

こんばんは、大越です。

つい先程、第1志望の大学の2次試験を終えてきました。もちろん、めちゃくちゃ緊張しました。

今日はなかなか貴重な経験をしたと思うので、ゆっくりと一日の出来事を振り返っていこうと思います!

前日  夕方〜夜中

長距離移動の疲れを癒すために、とりあえずホテルではゆっくりしようと思いました。めったに泊まることのない都会のホテル。自然とテンションも上がります。

ですが、

やられました。

受験前日に、戦争が始まってしまいました。ホント、やめてくれよって感じです。「平和の根拠ってどこにもないんだなー」って思いました。とにかく、あまり戦火を拡大して欲しくないです。日本のとある受験生は、そう願うことしかできません。

高校である程度歴史を学んだ事もあって、この世界情勢に無関心を貫くことはできません。ですが、明日は受験本番。とりあえずテレビを消して、最後の追い込みをしました。とは言っても、常に緊張で心臓がバクバクしてるのであまり集中出来なかったんですけれどね。

夜。風呂に入り、noteを更新して、さっさと寝ようとベッドに潜ったのが11時。1週間ほど前から生活リズムを早寝早起き型に整えていたため、すぐに眠りにつけるだろう。そう思っていました。

……。

.........。

ヴォーーーン(エアコンの音)

…………………。

はい。全然眠れません。目をつぶった途端、頭に浮かぶのは数時間後の試験のことです。大丈夫なのだろうか。無事に終われるのだろうか。心臓くんが「明日は緊張するな!な!!」と言うかのように激しく鼓動を打ち始めます。身体の内側から貧乏ゆすりをしている気分です。物理的に寝れないという経験は、生まれて初めてでした。

ですが、僕も学びを積んでいます。寝れない時に無理して寝ようとしてもさらに焦りが高まるだけだという事ぐらい、知っています。というわけで、寝るのはさっさとやめて、大好きな「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」を聴きました。中学生の頃から何百回と聴いている、2人の声。落ち着き、気分もだんだんと和らいできます。太ももを掻いているうちに、眠ってしまいました。


朝。受験会場へ

朝になりました。画像は、「付与率1.0%」に埋もれる宮川大輔の写真です。何で撮ったのか、自分でも分かりません。疲れが取れていなかったのかも知れません。

朝ごはんのメニューは、おにぎり(明太子、紅鮭)、豚汁、というコンビニ飯でした。普段は朝ごはんをあまり食べない僕なので、ちょっとこの朝ごはんは多かったです。豚汁を飲み終わった時にはもう緊張と満腹とで吐きそうでした。精神的には吐いてました。

ホテルから大学までの移動方法は昨日のうちに確認済みであったので、遅刻とかの無駄な心配は要りませんでした。昼食を買いにコンビニへ行ったのですが、なにせ吐きそうなので、食欲が全く湧きません。食品のパッケージを見つめるだけで、胃が逆流しそうです。適当におにぎりとパンを選んで、あとはプリベイドカードとかを見つめて過ごしました。

電車は通勤ラッシュと同じ大学の受験生でごった返していました。辛かったです。

その「混雑」の様子を写真に収めたかったのですが、盗撮を疑われるのが怖かったため断念しました。代わりに、何となく雰囲気の近いパスタの写真を載せておきます。グチャっとしてる感じが、似ています。


最寄り駅へはあっという間に着きました。改札を出ると、そこには受験生の長い列が。深呼吸をして冷静さを保ちつつ、その列に着いていきます。

会場の雰囲気に飲み込まれないための対策として僕が予め考えていたのが、「とにかく周りの受験生を見下す」というものです。自分で書いてて「うわぁクズじゃん」と思いましたが、これがかなり効力を発揮しました。周りの人の髪型、口調、服装、文房具、あらゆるものを心の中でバカにしていきます。その結果、「俺だけはこいつらと違うステージにいる」という気になり、平静さを保てました。その代わり、かなりの「徳」を失った気がするので、やるのは自己責任でお願いします。

試験スタート

試験室へ着き、自分の受験番号が貼られた席につきます。周りの受験生の中に将来の友人が居るかもしれないと思うと、不思議な感覚でした。

試験開始まで40分ほど時間があったので、最終確認をしました。この最終確認が自分の中ではかなり難しいです。復習したいことは山ほどある中、冷静に取捨選択をしなければいけません。焦りは禁物。いかに「これでいいんだ」と思い込むか。これが試験本番のメンタルに大きく影響します。

試験監督の先生方が入室すると、室内の空気がピリつき始めました。深呼吸をして気持ちを整えていると、今の自分があまり緊張していないことに気が付きました。なんか、慣れたみたいです。結局いちばん緊張していたのは、前日の夜でした。

試験が始まりました。あまり思い出したくないので、内容については省かせていただきます。感想を一言で表すと、「まあまあいい感じじゃない!?」です。パニックに陥ることなく、無事に試験を終えることが出来ました。実力を発揮できて、本当に良かったです。
 
気がつけば外は暗くなっていました。

夜。めっちゃ混む

試験室を出て目に入るのは、大学構内を埋め尽くす大勢の人、人、人。フェスみたいです。全国から受験生が集まりますからね。当然といえば当然です。とは言うものの、このコロナ禍で久しく目にしていなかった規模の人混みです。思わず笑っちゃいましたし、少し清々しい気分になりました。

周りの受験生が、今日の試験について話をしています。僕が解けなかった問題の話でしたので、僕はいつも通り「見下し作戦」をして平静を保とうとしました。試験が終わってもなお見下しを続けるのは、もはやただの性格が悪いやつの様な気がしますが、仕方ありません。ただ、周りの受験生が背が高くてスタイルの良い人ばっかりで、あまり欠点が見つけられなかったのが困りました。最終的には、「あいつら全員歯が黄色い」という根拠の無い憶測にたどり着いていました。

帰りの新幹線で一息つくと、昨日の分の眠気がやって来て、目が覚めると地元の駅に着いていました。車内から出るとめっちゃ寒かったです。

人生初の大学受験は、こんな一日でした。

今後

一応試験が終わったからといっても、合否が分かるのはまだ先です。開放感は今のところほとんどありません。むしろ怖いです。

結果が分かるまでの約1週間は、とりあえず後期試験に向けて勉強しなくちゃいけません。たぶん、この期間が1番辛いと思います。まじで、自分自身との戦いです。卒業式を終えてもなお、課外のために学校に行く日々……。まぁ、高校の友達と話すことが出来る大切な時間と捉えて、頑張っていきたいです。

めちゃくちゃ長くなってしまいましたが、今日はこの辺で終わりたいと思います。最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございます。そして応援してくれた方に、心から感謝を申し上げたいです。ありがとうございます。一つ一つの「スキ」が、確かな勇気となって僕を支えてくれています。本当にありがとうございます!!

それでは、おやすみなさい。