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高パフォーマンスのメソッド①

昨年に読んだ
究極脳の作り方」という書籍の内容で印象深かったものや実際に意識して取り入れていることなどを共有していければなと思い、この記事を書いています。
題名や脳科学というワードから小難しい内容だと思う方も多いと思いますが非常にわかりやすく書かれており、スラスラ読めるのでこの記事を読んで興味を持ったら実際に読んでみるのも良いかもしれません。
前置きはこのくらいにして早速内容に入っていきます。

-追記-
書いていて記事が長くなったので3つに分けて投稿する方向に変更しました。
②集中力を上げるには
③モチベーションを上げるには
の予定ですのでそちらも読んでいただけたら嬉しいです。

脳の処理速度を上げるには

皆さんは脳の「処理速度」を意識したことはありますか?
理系チックなワードでムリーとなった皆さん安心してください。(笑
馴染みのあるフレーズで言えば「頭の回転が速い」とかが近いのかなと思います。

少し話は変わりますが、皆さんは運動をする前にはほぼ必ずウォーミングアップをしますよね?
これは心拍数を高めたり、体をほぐすことで運動するのにベストな状態=能力を100%発揮できる状態に持っていくためです。
(他にもケガの予防など色々ありますがここでは割愛します。)

実はこれが脳にも当てはまるというのが当記事のポイントです。

脳もこの活性化状態に至るまでにウォーミングアップの時間が存在します。
ここでは
脳がベストな状態=処理速度が速い状態
とします。
そしてこの状態を作るには運動するときと同じようにウォーミングアップが必要となるわけです。

といってもイメージがしずらいと思いますのでいくつか例を

・英語の勉強を日常的にしている人は、街中で目に入った英語がすぐ理解できる。

・よく聞いているアーティストの曲は街中で流れているとすぐに気づく

・やり残した仕事があるとき、次の出勤時にはすぐその続きから始められる

脳の処理速度と初めに表現しましたが、簡潔に言ってしまえば
ウォーミングアップを適切な時間に行い、自分が最もパフォーマンスを発揮したい時間に活性化させればいい
たったこれだけです。
※活性化している状態での処理時間はほぼ変わらないと仮定

ここからは先に述べたウォーミングアップから活性化状態までの時間を短縮する方法を1つ紹介します。
脳の処理で時間がかかるのは主に記憶の検索です。

ここではツァイガルニク効果というものを利用します。
※興味のある方は調べてみてください

ポイントは「切りの良いところで終わらない

学生と社会人におけるケースを上げるならば以下のような感じでしょうか。
学生:課題や宿題のやり残しがある状態で遊びに行き、帰宅後にそれをやると案外すぐにやり方がわかる。
(活性化状態もしくはそれに近い状態が維持されている)
一方、いきなり降ってきた課題などは時間がかかる。
(使用する部分のウォーミングアップから始まるため)

社会人:大型の取引を控えているときは休日でも仕事の質問が来ればすぐに返答できる。
(活性化状態もしくはそれに近い状態)
プレシャーのない休日に仕事の質問が来ると返答までに時間がかかる
(思い出すまでの時間)

あえて休憩や休日を挟む前には切り悪いところで終えることが、結果的に後の作業を円滑に進める方法ということです。

みなさんもぜひ試してみてはいかがでしょうか?






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