一発合格一級建築士が語る建築作品VOL.43
85.東京国際展示場(東京ビッグサイト) 設計佐藤総合計画
外観のインパクトがすごいですね(笑)幾何学的なおもしろさという色が強いと思います。メガストラクチャーという構造形式が可能にする建物形状として四角錐を逆さにしたような不安定だろうと思いうる構成となっています。全体のイメージと併せて一枚一枚のパネル並びにその模様を合わせることでイメージが強化されるような気がします。実際にピロティ、エントランスくらいまで行きましたが、建物の中に入れば特徴的な感じはなかったですねー。暗いということが少し気になったくらいです。新しい方の南展示場は真っ白の印象が強い空間なので昭和と平成の対比が感じられます。
86.NBF大崎ビル 設計日建設計
環境工学ドリブンなビルですね。実際に気化熱によって冷却されるとそれがどれくらい涼しく感じられるか、またそれによる冷房機器の使用抑制に伴うコスト比較も知りたいですねー。目に見えるコスト比較だけではなくて、意匠上のルーバーとしての役割を果たすという観点からもその効果があるんでしょうね。ちなみに冬も何か効果あるんですかね。内観は洗練された空間というイメージ。床のタイル、壁面のメタリックを天井の黒で引き締めているという感じですね。
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