一発合格一級建築士が語る建築作品VOL.42

83.ソニーパーク　元設計:芦原義信

ソニーパーク
元設計:芦原義信
銀座の一等地にある同社のビルを解体、一部保存し、都市型の公園に活用した事例。
ソニーパークにまつわる一連の流れは、建築史家 倉方俊輔さんの執筆された記事が分かりやすいので紹介します。https://t.co/QKydI0xK3Z pic.twitter.com/ISFrnEN5yC

— 建築の旅bot (@hatik5) January 2, 2020

記事を読んであーなるほどなーと思って感心したし、すごいなと思ったのですがよくも悪くもその記事を読まないと現地の空間だけでは全くそれが伝わらないような気がします。たまたま行った時は地下にも入れなかったので上は普通の公園やなーと感じた記憶があります。コンクリートむき出し、床のタイルが無いところはモルタルで埋める等無骨な印象を受けます。コンクリートと真っ白の腰壁って合いますね。この地下部分はこれからの息の長いプロジェクトの足腰となるのですね。

84.GAギャラリー　設計: 鈴木恂

GAギャラリー
設計: 鈴木恂
建築書籍の出版社A.D.A. EDITA Tokyoが運営する建築専門のギャラリーであり、本社機能も備えている。 pic.twitter.com/dASH1txnYE

— 建築の旅bot (@hatik5) December 29, 2019

塀と建物を同じレベルで扱うことで共通イメージ的な建物っぽくなくなっています。全体をコンクリートで構成することで無機質な感じがするのと大きな木が外から見えていることで生命力を感じることとが対比されているのではないでしょうか。棟同士の高さが異なっていたり間が空いていたりすることで増築の余地があるように思います。無骨な鉄骨によって窓の枠が形どられていますが、このような使い方は見たことないですねー。開口部が外に出っ張らずにフラットになってきれいな納まりになっていると感じます。