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四国ツーリング day3
四国に来る前日までは、週間天気予報が曇りor雨降水確率50%という「どっちともとれるじゃん!ずるい!」の天気だったが、どの天気予報をみても「晴れ」もう残る日にち全部「晴れ」に変わっていた(神、いわゆるGOD)
濡れた枕を乾かすにはもってこいだ。
※濡れた枕の理由は前回の日記参照
この日は、新居浜市から高知県は宿毛市(すくも)に向かう予定で、山の中をつっきっていくため、道中食べるところもないかもしれないから、朝からパン屋にいき、朝食と行動食をパンで済ませることにした。
パン好き(告白)
ブゥランジェリィ・アペ フジ新居浜駅前店
朝7時から開店していて、店内のパンが100円(全部)
ダイソー(セリア)であるハッピーなパン屋さん。
種類豊富で美味しかった。
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ずっと叫んでいた。
腹ごしらえと行動食を手に入れて、いざ鎌倉。
UFOラインという、キャトられちゃいそうな道に向かう。
UFO見てみたい。
グネグネの道でとても楽しかった、バイクもたくさんいた。山頂に近づくにつれて突然雲の中へ、霧でほぼ前がみえなくなりキャッキャとおじさん達は喜んだ(低音ボイス)
峠についた我々は「寒い」とボソッと声を漏らした(漏水)
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UFOラインを抜けて、道の駅で休憩。
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違う店で山菜の天ぷらを買った。
そういえば、山菜の天ぷらを食べているときにチンパンから「葉っぱ一枚頂戴」って言われて無情にも断った。葉っぱ一枚くらいあげればいいじゃんって思うかもしれないが、正直、葉っぱ一枚を無料で食べられるなら、僕もそうしたかったし少量で売ってないからしかたなく1パック買ったのだ。それなのに一枚だけを簡単にあげてしまうのは、嫌だった。心が狭かろうが腹も減ってたし嫌だった。理由を伝えるのも面倒で、NOとしか言わなかった。
おそらく、チンパン側から見たらまた違った見え方があるだろう。
こういうときいつも自分に置き換えて考えるようにしている。もし自分がチンパンの立場だったら、「半分払うから少し頂戴」と言う。これなら嫌な気分にならないであろうと思う。というか無理ならもう自分で買うしかない。
と、ここにグチグチ記載しているので、自分がこのツーリング中で気になっていたからだ。ごめんね。今度拾った葉っぱをあげるね。
ちなみに、このとき朝に買ったパンも食べた。ぺっちゃんこだった。
自分の人生のようだった(確信)
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食事休憩後、ガソリンスタンドを調べつつ四国カルストへ。
九州にある平尾台のカルストが良かったので、有名な四国カルストにも期待をしていた(笑顔)
が、行ってみたはいいものの混み混みプランだった。場所が悪いわけではない。人だ。人類だ。
長野県にあるビーナスラインの土日といえば伝わるだろうか。変なところで路駐をする無法者達だらけ。己達の顔が画面の8割を占める写真を撮って何が楽しいのか。Twitterには顔を隠してアップロードするから8割はなぞの絵文字である。理解不能だ(般若の顔)
駐車場がないならバイクで来いよな(小声)
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路駐の車だらけ。
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カルストを後にし、給油ののち、四万十川沿いを南下し宿毛を目指す。
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ところどころに交通整理している方がいらっしゃった。
みんなバイクで来いよな(小声)
大渋滞を抜け、休憩するコンビニを探す。
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この後はホテルに到着。
どうしても行ってみたいとチンパンが言っていたホテルだが、楽しみにしていたのであろう大浴場がコロナで使用中止になっていた。せつなすぎる。
ちなみにスッギと僕は特に希望はないし、代替案もないので従うだけである。
ホテルで身ぐるみおいて、カツオを食べにいざ鎌倉。
居酒屋さんらしく割と賑わっている店内。ドリンクをまず注文。
地鶏の炭火焼きとチキン南蛮とライス大を3つ。
そして、我々の目的はもちろん「カツオの刺身」
味付けは「ポン酢」
お店でも一押しメニューの一番最初に掲載されている「カツオの刺身」
期待が高まる。高まる。
お腹すきすき太郎達。
最初に炭火焼きが届きパクツク。一瞬でなくなりかけたとき、「先にご飯をもらおう」とライス大3つをもらう。これがいけなかった(開幕宣言)
カッチコッチ。
10分。後からきたお客さんのところに置かれる刺盛り。
カッチコッチ。
20分。ライスの湯気はなくなった。
カッチコッチ。
30分。我々から笑顔がなくなった。
カッチコッチ。
40分経ち。冷めきったライス大。
セレモニーホールでよく流れているJ-POPのオルゴールがポロポロと流れている。あ、そうか。我々は死んだのか。
僕「すみません、注文何が通ってますか」
店「何を注文されてますか」
僕「今、通っている注文を調べてください」
店「すぐにお調べします」
店「チキン南蛮はすぐに出来上がります」
僕「ほかは」
店「ほかは・・・ありません」
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このあとチキン南蛮がすぐに届き、無言で冷めきったライスを食べる。
もちろんチキン南蛮は1人前。3人で分け合い、ライス大を消費する。
涙で前がみえないや。
女将さんがやってきて平謝り、それぞれ頼んでいた飲み物を無料で再度提供してくれた。液体ではなく固体がほしい。しかし、もう頼む気にはなれず、お会計。
一応お会計の確認もしてもらう。
当然カツオの刺身はなく、代わりにお通し3つの後にお通しがさらに1つ入っていた。追加のお通しは頼んでないと告げ、修正していただいた。
お会計をして店外でレシートをみると、お通しが−2されていた。もう何がなんだかわからない。後ろでお店のドアが開き。
店「すみませーん、おまたせしました〜お席のご用意ができました〜♪」
客「はーい♪」
背中で聞こえる温かい声。
その席は我々がいた席だよね、と声にならない吐息をもらした。
コンビニで弁当を買い「あったけぇ…あったけぇ…」と呟き、
もくもくと食べ、少しひんやりしたお布団に包まれたのだった。
四国ツーリングday3 完
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