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四国ツーリング day2−1

朝5時に起床。
宿の駐車場にバイクを停めさせていただいていたが、停めてあった複数の他グループはそれぞれ出発の時間が違うため、外側に停めたバイクをどかさなくてはならないかもしれないと事前に宿から言われていた。

テレビ台の下にある黒電話がけたたましく音を出した。
電話に出るチンパン「はい、はい、わかりました」
寝ぼけ眼でバイクをどかしに行くチンパン。あゝ無常。
スッギのバイクと僕のバイクは塞いでいなかったのか特に指示はなかった。
(チンパンが少しどかしてくれたらしいけどそれはまた別のお話。ありがとう)

和歌山港フェリーターミナル
レミコン。平野レミのレミパンを思い出した。
昨日の豪雨でインカムが死んでプリプリしているチンパン

GWのため朝からバイクが多い。
和歌山から徳島まで大人¥2,200+バイク(750cc未満)¥3,200=¥5,400
およそ2時間の船旅。

なんとなくぼーっとここでまっていた。
スッギ「ここにはフェリーがない」
そう、ここは乗り場ではなかった。
そそくさと移動する。

クリーパーかわいい。
赤いバイクの影が変すぎる。
車両甲板はテンションが上がる

フェリーの2時間、1時間寝て、1時間うろうろしてた。
フェリーに乗ったらとりあえず隅々まで歩く、何度もフェリーには乗っているが小慣れた澄ました顔で過ごさず、とりあえず全部歩く。

甲板から
わーいふねだー
こういうガチっとハマる場所は写真を撮ってしまう。
めちゃくちゃ気持ちいい。
見知らぬ人よ何を思うのか。
見にいくとスマホを弄っている。
見知らぬ人よどうして落ち込むのか。
見にいくとスマホを弄っている。

ひとしきり歩いた後、荷物を置いたところに戻る。

知っている人よ何をしているのか。
インカムをバラして直している。
可哀想だからジップロックに入れたトイレットペーパーをあげた。
インカム内部の水分と涙を拭いてほしい。

スッギが寝ていた場所を見ると女性になっていた。
そう、少し空けただけで奪われる。
20XX年、フェリー内は弱肉強食なのだ。

あとは撮った写真をチョロチョロと。

コポォ

アナウンスがあり、下船の準備開始。
降りたら四国。初めての四国。
お昼ご飯が食べたい。

ぎっしり
スッギがこちらをみていている。仲間にしますか?
ニア はい
    いいえ


ひゃっほー

ついに四国に降り立った。
我々の四国ツーリングはこれからだ。
ここまでご愛読ありがとうございました。
次回をご期待ください。

四国ツーリング day2−1 完

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