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「ありがとうございました」の違和感

最近ふと思うことがある。それはタイトルにも書いてあるとおり、「ありがとうございました」という言葉の違和感である。以下で具体的に説明したい。

僕の主張から先に述べると「ありがとうございました」よりも「ありがとございます」の方が適切な気がするということである。

「ありがとうございました」の「た」は過去形を意味する。だから「ありがとうございました」という言葉には、感謝の気持ちが過去にあったものの、現在は無いということを暗示しているような気がしてならない。つまり、「今は感謝してないよ」と言っているように聞こえてしまう。

もちろん僕は日本語のプロフェッショナルではないから文法的な説明は間違っているかもしれない。日本語のネイティブスピーカーとしての意見である。

「そんなこと誰も気にしてないよ」と思われるかもしれないけど、僕は気になってしまう。だから僕は「ありがとうございました」という言葉は全く使わないようにしている。

もう1つ、気になる日本語がある。それは「〜させていただく」という言い方。なんでそんなに自分を下げてるの?と思ってしまう。

Twitterで「させていただきました」と検索をかけるとたくさんのツイートが出てくるので一度やってみて欲しい。相手方に「させていただきます」と伝えるのは理解できるのだけど、なぜ第三者にも「させていただく」というフレーズを使うのだろう。別に第三者は貴方に何もしていないじゃんと思ってしまう。

でもひとつここで考えたのは、言語って変わり続けているということである。間違った言葉であったとしても。それが万人に使われればその言葉はもう正しい日本語なのだろう。違和感はあるけどそれはそういうものとして受け入れないといけないのかもしれない。

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