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クリエイターさんの動画を通じて、クライアント企業様の魅力まで伝わりました ── バイトル「時給アップ企業応援団」振り返り座談会

こんにちは!UUUM noteです。今回は、マーケティング施策についての振り返り座談会、アルバイト・パート求人情報サービス「バイトル」を運営するディップ株式会社の大門一将さん、山碕舞香さんにご参加いただき、「時給アップ企業応援団」のインフルエンサー施策について、振り返っていただきました。
ディップさんでは、大型のインフルエンサー施策の実施は初めてだったとのこと。今回のUUUMとのプロジェクトが実現するまでの経緯や、実施後の手応えなど、聞かせていただきました。


参加者:(写真左から)  大門 一将さん(ディップ株式会社 商品開発本部 マーケティング統括部 ブランド戦略部 部長)、山碕 舞香さん(同社 ブランド戦略部 プロモーション企画課 リーダー)、UUUMマーケティングパートナー  黒川毛利



若い方々に時給アップのメッセージを知って欲しかった


──まず、今回のディップさんで実施された「時給アップ企業応援団」施策の概要について教えてください

(UUUM 毛利)
ディップさんでは、2021年、企業様に向けて時給を上げていただくように提案し、働く方々の待遇向上を目指す「ディップ インセンティブ プロジェクト」を展開されていました。
このプロジェクトについて、UUUMのクリエイター、インフルエンサーを通してより多くの人に届けられないか、というご相談をいただきました
そこで、プロジェクトやそこに込められたメッセージをしっかり伝えられるように複数のクリエイターをご提案し、「時給アップ企業応援団」として起用いただきました。

(ディップ 大門さん)
このプロジェクトは、アルバイトを採用する側であるクライアント企業様にdip自ら、時給アップの交渉をし、働く方々の待遇改善を図る活動です。しかし、この仕組みは働く方々、ユーザーからすると複雑で「バイトル=時給が上がる」という事が分かりにくいのではないかと感じていました。「バイトル」を通じて高時給や時給アップのお仕事に応募できるということを、どうやったら多くの働く方々に知ってもらえるのか。そんな課題があったんです。


──以前はタレントさんを起用したテレビCMなどが中心だったと伺いました。今回、UUUMとのお取り組みを考えられたきっかけは何だったのでしょうか

(ディップ 大門さん)
ひとつは、デジタルプロモーションを積極的に進めていこうという考えがありました。過去の実績から、テレビCMとデジタルを掛け合わせることで、より効果的なプロモーションになることが分かっていたんです。
もうひとつは、高校生や大学生といった若い方々に時給アップのメッセージを知っていただき共感して欲しかったんです。若い世代に届けるには、彼らが信頼している第三者であるインフルエンサーからの発信が大切だと考えていました。
そこで、インフルエンサーマーケティングのパイオニアであるUUUMさんにご相談し、クリエイターさんをご提案いただきました。


企業発信では伝えきれないことが、自然な形で理解してもらえた


──さまざまなタイアップ動画が公開されましたが、反響はいかがでしたか?

(ディップ 大門さん)
我々が伝えたかった対象である、高校生や大学生といった若い方々に、自然な形で「時給アップ」のメッセージが伝わったと感じています。


(ディップ 大門さん)
タイアップ動画の累計再生回数は235万回以上を達成し、明確に結果が出せました。さらに、再生数以外でも想像以上の反響があり、本プロモーション開始からバイトルアプリのDLが拡大し、2023年第一四半期において過去最大の応募をいただくことが出来ました。

(ディップ 大門さん)
今回のクリエイターさんたちのタイアップ動画で、「バイトル」でアルバイトを探して働いたら、時給が上がるという部分までしっかり理解していただけた結果だと思っています。


タイアップ動画を通じて、クライアント企業様の魅力まで伝わった


──UUUMとしては、今回の施策では特にどのようなポイントを意識しましたか?

(UUUM 毛利)
「バイトル」を通して働くことや、働く自分の姿を、いかに想像できるか、という点ですね。
ユーザーさんに働く自分を想像してもらうことによって「バイトル」をより身近に感じてもらおうと、その意味で、動画ではクリエイターさんが実際にアルバイトを体験するような要素も盛り込みました。

(ディップ 大門さん)
デカキンさんには、吉野家さんに行っていただきましたよね。

(UUUM 毛利)
はい!デカキンさんはかつて吉野家さんでアルバイトをしていましたし、日常動画でも触れているので視聴者さんたちも知っているという背景があるので、その文脈をいい形で活かしたかったんです。

(ディップ 大門さん)
デカキンさんと親和性の高い動画になっていて、吉野家さんの魅力も伝わりましたよね。

(ディップ 山碕さん)
クリエイターさんの動画を通じて、クライアント企業様の魅力まで伝わったのはとてもよかったと感じています。

(ディップ 山碕さん)
私もピザハットさんの撮影現場に同行したのですが、本当に台本などはなくて、クリエイターさんがその場で感じたことを積極的に話してくださいました。ユーザー目線で企業様と向き合ってくれていることが、すごく印象的でした。求人情報だけではわからないお仕事の魅力まで伝わったのではないかと思っているんです。

(UUUM 黒川)
今回、デカキンさんが吉野家さんでの思い出話をしてくれて、より親和性が高まりましたよね!
いろいろな構成案を考えましたが、ファンの皆さんにできるだけ自然にメッセージを受け取っていただけるように、少しでも違和感のある内容にはしない、という点は重視しました。クリエイターさんたちも、ディップさんのメッセージを伝えるにあたって、より自然な形で伝わるような動画にしたいということで、真摯に向き合って企画を考えてくれたんです。


多くのユーザーが夢中になっている場所へメッセージを発信していく


──最後に、今後ディップさんがUUUMに期待することなどありましたらぜひ教えてください

(ディップ 大門さん)
おかげさまで「バイトル」は、たくさんの方々に知っていただくことができました。ここから先は「バイトル」の利用意向を上げていくことが大切だと考えています。そのためには、多くのユーザーの熱量が高く、夢中になっているコミュニティへ「バイトル」のメッセージを発信していくことが大切だと思います。
「時給アップ企業応援団」としてクリエイターさんたちの言葉でメッセージを発信していただくような取り組みを、今後もUUUMさんとの取り組みでより発展させていきたいと考えています。

(UUUM 黒川)
UUUMとしても、引き続きディップさんのメッセージをクリエイターコンテンツに乗せていくお手伝いをさせていただきたいと思っています。
さらには、ディップさんのお客様である企業さんにも、僕たちがお役にたてることがあるのではないかと考えています。今後は、そういったお客様の思いまでしっかり伝わるようなご提案をさせていただきたいですね。


座談会はここまでです!
ちなみに、今回お話を伺ったお取り組みは、「YouTube Works Awards Japan 2023」 YouTube Creator Collaboration 部門ファイナリストに選出された UUUMのタイアップ動画広告4作品のうちのひとつなんです。第三者からも高く評価される施策となりました!


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ライティング協力:Yuya Yoshida / 編集:モモヤマ(UUUM)

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