それって、自分自身に言いたいことだったりもしますからね ── になにさんインタビュー
中学の頃から変な動画撮っては友達に送ってました
──YouTubeを始めたきっかけは何ですか?
(になに)
もう幼稚園の頃からですが、昔から「目立ちたい」「しゃしゃりたい」っていう欲がありまして。そんな私が、学校に通うこととバイトすること、それ以外に何もやることがなかった。ということで、暇つぶしの一環として始めました。
──暇つぶしの中でも、YouTubeをやろう、と思ったのは…
(になに)
そこはまさに、東海オンエアさんなんですよね。東海オンエアさんに感化されまくりで、自分もああいうふうに人を楽しませたい!と思っちゃったんです。
(になに)
それに、東海オンエアさんにハマる前の時代から動画撮影、編集をやってたんです。中学の頃から動画作るのが好きで、変な動画撮っては友達に送ってました。
実は、今でも動画編集はスマホでやってるんです。高2の時に買った「なにそのアプリ」って言われるぐらい誰も知らないアプリで(笑)
しゃしゃりたいの極み
──YouTubeをやるために生まれてきたような話ですね!さて、になにさんの人気コンテンツ、男女の本音的な企画はどう生まれたんですか?
(になに)
動画でもよく話しているんですが、私自身は恋愛の経験が豊富とか、積極的とかではまったくないんです。
同世代の女の子でYouTubeをやってるひと、やろうとしてるひとって何百人、何千人といるわけじゃないですか。そんな中で、私みたいな知らない女が、ポッと画面に出てきたときに見ようと思ってもらえるタイトルを考えたんですね。それで、恋愛や男女間のいろいろに関する話、これには圧倒的に関心度が高くなるだろうなと。
──たくさんの動画を見たり、自身でもあげてみて、分析した結果ですね
(になに)
そうですね、「こんな内容が関心持ってもらえるだろうな」と思った動画を出してみて、反響をみながら改善していって、徐々に今の形になりました。何百人、何千人いる中で頭ひとつ抜きん出たいと思うことも、しゃしゃりたいの極みですよね(笑)
寄り添いすぎないようにしてる部分もあるかも
(になに)
その結果、いまは視聴者さんから寄せられた、男女のあれやこれやのエピソードや疑問を軸に語るスタイルになっていますが、それを選ぶときは、ヘビーすぎるものよりは面白さとシュールさに注目しますね。
──そうそう、視聴者さんからのエピソードも「ハガキ職人」的な独特の空気ができてますよね
(になに)
もうまさにそれですね。年々視聴者さんのセンスが研ぎ澄まされていっているというか、すごく助けられてます。こっちの気持ち悪さにも合わせてくれるようになっちゃって。切磋琢磨している感じ。
でもだからこそ逆に、寄り添いすぎないようにしてる部分もあるかもしれないです。あえて突き放したりとかもあります。
それって自分自身に言いたいことだったりもしますからね
──「こういう人いるよね」的なコンテンツ、やけに解像度が高いですよね!もとになっているのは視聴者さんからのエピソードですか?
(になに)
あれは私の体験がもとになってるんですよ。身近に「神の教科書」があるんです(笑)。「噂で聞いていたすごいキャラ」的な方と同席した経験がけっこうあるんです。
── になにさん、そういう場面でも逃げ出したりしないんですね!?
(になに)
関わるのをやめられないんですよ。「うわっおもしれー!」って(笑)
(になに)
私、いろんなあるあるとか、厄介なタイプの話とか、ドヤ顔で話しますけど、それって結局、自分自身に言いたいことだったりもしますからね!自分で言ったことが、本当は自分に刺さってたり。そうやって、視聴者さんにも刺さってるといいなと。
「オフ会やらないです」って言い続けてきましたけど
──さて、になにさんが今思ってること、やってみたいことは何ですか?
(になに)
私の動画の視聴者さんって、男女比でいうと男性が多めなんです。女性も含め、もっと多くの方に見てもらいたいというのはやっぱり思いますね。
この1年ほどはショートやTikTokから、長尺を見てチャンネル登録してくれる視聴者さんが増えたと思います。そうやってもっと発見されたいです!
(になに)
ショートがきっかけでチャンネルが伸びたクリエイターさんと言えば、少し前に けーさんとたろーさん とコラボしたんです!本当に面白い方たちで、私もめっちゃ素が出ちゃいましたし、マジで泣きながら笑ってました(笑)
(になに)
それから、絶対できるわけないと思ってたイベント。私「オフ会やらないです」って言い続けてきましたけど、やっぱりやってみたいですねー。私、誕生日が12月なので「生誕祭」と称してやってみようかなとか。グッズも出したことないんですど、挑戦してみたいです。
──になにさん、ありがとうございました!
クリエイターとして活動していく上で必須の「人気になりたい!」という思い、そして、客観的に自身のコンテンツを見つめて改善を重ねつつ、視聴者さんとの絶妙な距離感バランスをもって、突き進むになにさん。まさかの(?)イベントやグッズも楽しみですし、これからも独特のになにさんワールドにたくさんの視聴者さんを巻き込んでいってくれるのでは!楽しみです!
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