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:0199 「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~ 感想

集英社から文藝春秋にやってきた問題作

とある新興宗教(幸福の科学)から連載途中に文句を言われて中断してしまった作品を、文藝春秋が拾って再開した作品。
↓以下のコラムのように、覚悟のブレない文春という組織のおかげもあったようです。



新興宗教だけが不幸な宗教2世を生む訳ではない

キリスト教のプロテスタントの一派の宗教2世も登場しました。新興宗教でなくても子や孫を苦しませることがあるのです。子どもがどんな宗教を信じるのか選べるのがわたしはの理想ですが、その宗教の信仰をやめると悪いことが起こるなどの脅しがあり、実際難しいんでしょうね。

怖い話を聞くのが好きなので、廃神社など信仰を失ったものが悪影響を拡散する現象があるかもしれないと思います。でも、信仰者は離れていいと思います。信仰される側のワガママに付き合わなくていいですし、もっと快く感じるものを探しに出て行っていいです。

この漫画、どこに置けばいいですか?

宗教2世は読む本を制限されていることが多いですし、どこに置けばいいのでしょうか。宗教をまったく知らない人はより「宗教は怖い」と感じるでしょう。「あの人は宗教2世なのかもしれない」と地域を見渡してみるだけでも、この本での知識を活かせるのではないのでしょうか。

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