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刃文を景色に例えてしまうのが詩人だろ〈ミニ詩集〉






ここは岡山県にある備前長船刀剣博物館
長船と書いて「おさふね」と読みます



小池一夫さん



私は刃文を見て直ぐに「銀河だ。」と呟いた

刃文には焼き入れによって生じる沸(にえ)と匂(におい)があります
秋の夜空に輝く星の様にキラキラと見えるものが「沸」 かすんだ天の川を望むように見えるものを「匂」などと言います

刃文を調べてみると沢山の種類があって感心させられました







1200~1300度の高熱で玉鋼を打ち延ばす古式鍛錬を月に1度公開

そこに現代刀職展等で賞をとった冨岡さん(右側)がおられました
彼は大学卒業後IT系の会社でデザイナーとして9年勤めていたそうです

希望者は少し打たせて貰えました




















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今回で19本目
次回の20本目で完結となります
どの記事も途中まで読めますので是非ご覧下さい🌈





展示されていた41刀の画像でお届けします

展示されている物を一刀ずつパネルごと撮影しています
(タップして指で引き伸ばしてご覧頂けます)


画像  50枚
詩 5編




では刀と何か吹っ切れた詩とのコラボをご覧下さい










失くしたのでは無い
失わされたのだ
立ち尽くす
自分で自分を抱きしめる
私は私だけに
従事する




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