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うちゅ。パーク〜本気の遊び場〜

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#自由詩

おっかあ 《詩》

おっかあ 《詩》

髪の毛ちりちり
やめちくり
おっかあごめんよ
引っ張んないで

二度の飯もままならん
未来話も夢のまた夢

顔に花を咲かせたは
おらが新聞載ったとき
人様のお役に立てた立派な子じゃと
雨粒流しお天道様にバンザイ
おっかあ おらはそれが一番いい
詩を書きゃ おっかあバンザイ

第8回 詩歌トライアスロン【選外佳作】千種創一選

「そこらの石」

そこに石があった
佇むそれは動じない
(我は強くない、そう見せているだけ)

ここにも石がある
近すぎて見えなかった
(まるで空気のような扱い、失礼だ)

春光 石に照らすは 希望のみ

どこに石がある
わたしが飲み込んだ
(その石は、どこへゆく)

苦塩よ そこに石あり 飲み込んで 哀しみだけは 苦しみだけは

あそこにあるのは石かおまえか
(石にも心がある、わたしは知ってい

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あたいがまだ詩書きだったころ

あたいがまだ詩書きだったころ

なんてことない読みやがれ
どうせ皆々居なくなる
ならば
思いっ切り思い切り
訴えやがれ魂を
そうさいつか響くんさ
あんたが弱り背を丸め
心臓破りて空が見え
あたいの血が泪が言魂が
嗚呼 来る来た
とどめさすならば
じっくりと

✩°̥࿐୨୧

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