抱負
もう七草粥という時期になってしまったが、年始めなので抱負でも考えたいと思う。目標は公言するといいというけれど、これは人間自分の言動には辻褄が合わないといけないという心理が働くからだ。
去年の今頃は同居生活を始めたばかりで、式を挙げて海外旅行に行く気満々で、家事や整理術的なライフハックと、お金のやりくりなんかを目標にして、二人で上手く生活していくことを考えていた。まさか今こんな状況になっているとは思ってもいない。お金に関しては外出が減りまくったので支出は少なかった。何故か株価も爆上がりしているので、積み立て始めたばかりの投資も順調だ。今儲かっても大して意味ないのだけれど。
今年は式関係をどんな形であれ完結させる。まあ時間の問題もあるので、完結せざるを得ないものだ。それを一区切りとしてようやく始まることもある。
仕事面では異動等ないと思うので、変わりなくやっていきたい。今の会社は年功序列が色濃いので、それなりの評価が得られる程度に頑張っていれば、昇進はタイミングみたいなもんで、飛び級に頑張ろうという気は特にないし、出来るような人間でもない。
現状、平日に自由に使える時間がいくらくらいあるか考えてみると、家事の時間、妻と過ごす時間を除けば、1時間かせいぜい2時間。土日は予定が入ることが今は少ないので7時間程度か。一月あたりざっと60時間くらいか、この時間を何に使うかである。60時間というとかなり長いように思うが、今、何をして過ごしているのかを明確にすることが重要かと思う。ただスマホを触りながらテレビを見て、何をするでもなく過ごしている時間は結構長い。
例えば読書をたくさんしたいという目標があるけれど、どれくらいが現実的なのか、私は読むのが遅い。1ページゆっくり読んで平均2分くらいかかるとして(本の種類にもよるけど、タスク完了の時間というのは思っている倍を見積もるくらいで丁度いい)、300ページの本を読むとしたら一冊10時間かかることになる。ならば、月に5冊も6冊も本を読むのは難しい。なぜなら、60時間のうちの、半分くらいは浪費時間と見積もっているからだ。自由に使える時間には、好きなテレビや映画やYouTubeチャンネルにアニメ、ゲーム、マンガにSNSの時間があっていいと思っているし、そのできるだけ脳も筋肉も使わなそうな時間を私は浪費時間としている。それが半分だから、それ以外のことに30時間使うようにする。ならば本は月に一冊読めればいい、もっと読めるなら読んだらいいけれど、目標は達成可能であることが重要だ。
そもそも、何かに取り組み始めるまでのエネルギー障壁が高くて、それを越えられずに低いエネルギー障壁(スマホいじいじみたいな)を乗り越えて安定化を図っているきらいがある。これは自然科学的には当然の出来事だが、たまには高いエネルギー障壁を乗り越えて化学反応してみたい。いきなり本を10冊読むとか、長編小説を書くとか言い出すから、目の前にあるその巨大なエネルギー障壁にやる気を無くす。このエネルギー障壁を小さくしてやればいいのだ。タスクは小さく分解するものだ。
そこで今年の目標はこんな感じにしようかと思う。一日に一文書く。一日にベースのスケールを一回弾く。一週間以上読む本のない状態にしない。一日に10秒前屈する。月の浪費時間は30時間までにする。
これで何をするにも活性化エネルギーが少し小さくなるのではないかと思う。多分最後の浪費時間30時間が一番きつくて、見積もりした残りの30時間は、文章を書くか、楽器を弾くか、本を読むか、体を動かすか、若しくはその他の、家事に凝ったり新しいことを始めたりするか、ということになる。ほんの少しでも毎日やっていれば、思い立ったが吉日でフットワークが軽くなって、結果色々出来るのではないかという考えだ。
時間管理にはこのアプリを使ってみよう。
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今年も一年よろしくお願いします。
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