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うつ病が回復したかどうかは通院時にわかる

どうも、しま子です。

普段の生活の中で、うつ病が回復していると実感するのは非常に難しいです。特に休職している人は、毎日家にいて同じことの繰り返しなので、良くなっていると実感することも少ないのではないでしょうか?

うつ病は目に見えないものなので、目に見える傷口のように回復度合いを確認することは簡単ではありません。

しかし、精神科の通院時はうつ病の回復度合いを確認できる絶好の機会でもあります。

今回は、通院時に気がつけるうつ病の回復度合いやその方法について語っていきましょう。

病院に行くまでに気がつけるうつ病の回復度合い

まず、通院当日は様々な準備が必要です。朝から起きてきちんと身支度を整えて通院します。

その時に、以前まではすっきりと起きれなかったけど、起きれるようになったとか朝から歯を磨いて着替えられたとか様々な部分に回復度合いが見られるでしょう。

うつ病になると、日内変動で朝が辛い人が多いので、通院のためとはいえきちんと準備をできるのは回復してきている証拠です。

待合室で気がつけるうつ病の回復度合い

病院の待合室でも、うつ病の回復度を測るポイントがあります。

症状がひどい時であれば、周りにどんな患者さんがいるかなんて考えてる余裕はありません。自らの辛さと向き合いのが精一杯です。

しかし、うつ病がある程度回復してくると周りを見る余裕が出てくるので、待合室にいる患者さんを観察できるようになります。

私がうつ病が回復して待合室で気がついたのは、精神科の待合室って他の科と同じように患者の見た目は至って普通の人だということです。

「この人が本当に精神病なの?」と思えるくらい、本当に普通の人ばかりで驚きます。でも、精神科の待合室にいるということは、どこかしらメンタルが不調ということなので今では「ここにいる人は、みんな何かしら困っている人達なんだ」という変な仲間意識すら芽生えてくる余裕も出てきました。

精神科の待ち時間は長くて嫌だという人は多いですが、人間観察ができるという意味では私はそこまで嫌いじゃないんですよね。

診察時に気がつけるうつ病の回復度合い

診察は、一番うつ病の回復度合いがわかるシーンです。なぜなら、医師に自分の近況を伝えて客観的に診察してもらえるからです。

うつがひどい時は、自分の症状すら伝えることができなかったので本当にやばい時は顔面と声のトーンで具合の悪さを表現するしかありません。

しかし、うつ病がある程度回復してくると自分の言葉で症状を伝えられたり、どんなことに困っているのかも自分で発信できたりします。

あとは、疑問に思っていることを先生に質問できるのも、うつが回復してきた証拠です。

薬局で気がつけるうつ病の回復度合い

薬局で薬を受け取る時も、うつ病の回復を感じられるポイントです。

薬局では、当然待ち時間もありますし何よりうつ病がひどい時は薬の説明が頭に入ってきません。説明してくれる薬剤師さんには、申し訳ないけれども「どーでいいから早くして!」という感じです。

うつ病が回復してくると、薬の説明も聞ける余裕も出てきますし薬剤師さんと会話することもできるようになります。

まとめ

通院は、うつ病の回復に気がつける大事な日です。うつ病が回復してきている自覚があれば自分に自信もつきます。

私は精神科に通い始めた最初の頃の自分と比べて、随分周りも見られるようになったし主治医に話すことを考えられるようになるまで回復しました。

通院は、待ち時間も長いし確かに苦痛ではありますが、自分の回復度合いを確かめられる大切なルーティンでもあります。

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