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お世辞や忖度が壊滅的に下手くそな発達障害

どうも、しま子です。

タイトルの通り、アスペルガーをはじめとする発達障害の人は、お世辞や忖度が苦手で人生損しまくります。

私も、お世辞が忖度ができなくて会社員時代は、本当にボロカスでした。

フリーランスになって、少しは楽になりましたが今でもお世辞を言ったり他人を褒めたりするのが苦手です。

今回は、発達障害の人がお世辞や忖度ができない原因と、私なりの対処法について語っていこうと思います。

なぜ、発達障害の人はお世辞や忖度ができないのか?

発達障害の人がお世辞を言えない最大の原因は、本音と建前の区別がないからです。

日本には、本音と建前という文化があり本音ではこう思っているけれども、自分や相手の立場を考えて建前上とりあえず褒めておくというテクニックがありますよね。

しかし、発達障害の人は良くも悪くも本音で生きているので「建前?何それ美味しいの?」みたいな状態です。

つまり、場の雰囲気に合った発言ができずに常に本音をぶちまけてしまうのが、発達障害の人の行動なのです。

建前がわからないので、上司や取引先など目上の人とどう接していいのか分からず、仕事上でもトラブルになりやすいのも発達障害の人のあるあるパターンだと言えるでしょう。

また、お世辞を言ったり他人を褒めたりするのも発達障害の苦手とする分野です。

アスペルガーの人なんかは、興味が偏ったり独特の感性を持っていたりするので、滅多に褒めないし言葉にして表現するのが苦手という特性から、心から「この人凄い!」と思わないと相手に伝えられません。

また、万が一お世辞を言えたとしても、棒読みで心がこもっていないように聞こえてしまい「ほんとに褒めてる?」と疑いの目を向けられてしまうことも多いでしょう。

さらに、発達障害の人は雑談がすこぶる苦手で、意味のない会話には参加したくない・できないという人も多いです。

お世辞や忖度って雑談の中で生まれることが多いので、こうした場が「アホくさい」と思ってしまうのも発達障害の厄介な部分です。

発達障害はお世辞と嫌味の区別がつきにくい

では、逆に発達障害の人がお世辞を言われた場合、どうなのでしょうか?

発達障害の人の多くは、周りと違うことに劣等感を感じているため、褒められることに飢えています。

そのため、たとえお世辞でも嬉しいし、おそらく嫌味だったとしてもかなり喜びます。

ただ、アスペルガーの人は嫌味についても褒められると勘違いしやすいので、残念ながらアスペの人に嫌味を言ったとしてもおそらく伝わりません。

京都でよくある言葉の裏に隠された意味みたいなのあるじゃないですか?

例えば「いい時計してはりますなぁ〜」が実は、サッサっと帰れやの合図みたいなのは、アスペに当てはめると「でしょ!この時計いいやつなんですよ!」と本当に時計を褒められたとガチで思います。

アスペは、言葉通り受け取るので嫌味を言われても気づかない人が多いのです。

これはこれである意味、幸せなことなのかもしれません。

発達障害が社会で生き抜くためのお世辞術

お世辞をいうのが下手くそな発達障害でも、有効的なお世辞術は「嘘をついてもいい」と思うことです。

発達障害は良くも悪くも、嘘がつけない性格なので本当に凄いと思ってないと褒めません。

しかし、人間関係を円滑に進めるには時にはお世辞も必要です。なので最初は嘘でもいいから「凄いですね」とか「さすがですね」と一言でもいいから、発言する癖をつけてみましょう。

これだけでも、言われた相手はいい気分になりますし、自分も「よく褒めてくれる人」として印象づけられます。

人を騙す嘘はよくないですが、人を幸せにする嘘ならいくらでもついていいと思って今日から褒めてみてくださいね。

そして、こんなに頑張って生きてる自分を褒めることも忘れないでくださいね。


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