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飲み会が嫌いなASDの私

どうも、しま子です。

今回は、ASD当事者が飲み会について語ります。

健常者の人でも、飲み会が苦手という人は多いでしょう。しかし、それ以上に発達障害の私は飲み会が嫌いな自信があります。

そもそも、ASDと飲み会は相性が悪いです。雑談が苦手で意味のない会話を嫌うASDにとって、うるさい居酒屋でいつ終わるか見通しの立たない状況は、ただの地獄の空間でしかありません。

また、複数の人と上手いこと進めなければいけない飲み会は、コミニュケーションの障害を持つASDには、辛すぎる所業です。

フリーランスになった今でこそ、飲み会に行かなくて済んでいますが、会社員時代は、2ヶ月に1回は開催される飲み会に参加していました。

自由参加という名目ではありましたが、参加しないと会社で仕事がしづらくなるので仕方なく顔を出していました。

私が嫌々ながらも飲み会に参加していたのは、悪口を言われたくなかったからです。会社での飲み会では、大抵上司と会社への不満を語ります。

もしも、私が飲み会に参加しなければ、おそらく自分の悪口も言われてしまうと思ったからです。

今の私なら「どうぞ私の悪口で大いに盛り上がりなさい!」といい飲み会には参加しませんが当時の私は、自分が悪く言われることを極端に恐れていた気がします。だから嫌いで仕方ない飲み会にも参加することで、自己防衛をしていたのだと思います。

そんな、私が唯一参加してもいい飲み会があります。それは、オンライン飲み会です。

オンライン飲み会であれば、自宅にいながら喋りたい人と繋がれます。お家で好きな飲み物やおつまみを用意して、リラックスしながら喋れる。お酒もカルピスもどんな濃さで割ろうが誰も文句は言いません。

しかも、帰りたくなったら軽く挨拶して退室ボタンをポチッと押すだけなので、リアル飲み会のように帰りの心配もしなくていいです。

リアルな飲み会が嫌いだっただけに、オンライン飲み会も楽しくないんだろうなと思っていましたが意外にも自分の特性とマッチしたような気がします。

そこで気がついたのは、私は飲み会が嫌いなんじゃなくて飲み会の形式や雰囲気が嫌いだったのでは?ということです。

決められた時間に、同じ場所に集合して多人数で飲むという行為が、苦痛だったのかもしれません。

私は、オンライン飲み会で気軽に参加できるようになったことで、人と雑談することが少しだけ好きになれました。

過去の私のように、飲み会が嫌いだという人はオンライン飲み会を開催してみてはいかがでしょうか?

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