自己紹介ーはじめまして

はじめまして!のん子と申します。
初回投稿ということで、まずみなさまに今後、書く記事を読んでいただくために読みやすく、自己紹介からしてみようと思います。

もしよければ、のん子とはどういった人間なのか知ってもらえたらいいな。


のん子とはなに?

まず、のん子って誰!?ってなりますよね。
のん子とは私こと、執筆者のことです。

私は、三兄弟の真ん中っ子です。
兄、私、妹の三人兄弟ですね。

数年前に、社会人となっておりますが、現在は仕事ができない状況となってしまっています。
なぜ、仕事ができていないのかと言いますと…

……私、実は1年ほど前からうつ病を患っており、現在も闘病中の身であるのです。

これは、後ほど詳しく話させてもらおうかと思っているのですが、過去に私は発達障害の疑いがあったり、うつ病が治らず独自の判断で仕事復帰をした結果4回、転職に失敗しております。

数年前の私は一人でひたすら耐え続け、がむしゃらに乗り切れるものと思い込み、病気に向き合うことをせず、周囲の人間からの期待に応えようと必死でした。
とても苦しく、終わりのない無限マラソンをしているような状態だったと思います。
ホラー映画などで使われるような真っ暗のトンネルを、ひたすら一人でなにかに追われるような感覚に追い立てられながら走り続けていたのです。

当然私は何度も倒れました。
こころだけではなく、身体も現実を離れたいと叫んでいたのではないかと、現在の私は分析をしています。(当時の私はなんで!?と喚いていました)

現在は仕事を離れ、アルバイトをしてみたり、時々外に出てみたりと、信頼のできる医師と相談しながら、身体と心を作っている状態にまで少しずつ歩みを進めています。

それでもまだ何度も現実逃避の為、眠りすぎてしまったり、自分を傷つける行為をしてしまったり、周りに当たり散らしてしまいたくなったりします。

私という人間は、周囲曰く、生真面目で、努力ができるが無理をしている自覚を持てないアクセルしか備わっていない暴走車なのだそうです。
「ブレーキは完全に壊れきってるよね。」と笑われたこともあります。

・・・文章にすると、なかなかひどい例ですね。
身体や心の限界を無視して、故障するまで走り続けることしかできないことは、最近少しだけ自覚できてきましたが、まだまだ先は長いのです。

当面の目標は、私は私自身を見つけて、自分としての軸を持ち生きていくことだと思っています。

病気への経緯

では、なぜ私は一人でひたすら耐え続け、がむしゃらに仕事をしては再発してきたのか、お話ししようと思います。
大きく分けて理由は3つあると私は考えています。

1つ目は、両親との関係です。
私は、上に兄、下に妹を持つ次女でりながら、長女としてあるように育てられてきました。
兄、妹とはお互い4歳ずつ分かれています。
両親も、親戚も、私たち家族を知る人すべての人が、
私に姉であることと妹であること、両方を常に求めてきたのです。
それは無意識であり、当然としてあるべきことだと今でも続いています。

今はそのことを理解できても、まだ4歳だった私は当然ながら、急激な環境の変化と、正反対のことを求められ続けることに困惑しました。
順応しようと必死に努力するようになることが限界で、実際に周囲が期待するような完璧に適応できる子供を演じ切ることはできなかったでしょう。

私は、4歳から、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人に至るまでの現在にかけて、理不尽であり、正反対のことに適応・順応することを常に両親からも兄妹からも、祖父母からも、親戚からも常に課せられているのです。

そんなちぐはぐで、”周囲にとって都合のいい、理想のいい子”であることを望まれ続けていたと考えている人間であるのが私、のん子です。
この感覚は私が中学生のとき、14歳あたりで気づいていました。
その違和感から、家族のことを、先生を始め多くの大人のことを試すようになり、結果として思っていた以上に、違和感を強くしました。

思っていた反応が返ってこなかったり、言っていることと求められていることの差が激しかったり、理不尽な要望を掛けられたりしました。
心無い否定の言葉も数多く掛けられ、それに反抗する言葉ですら、封じ込められてきたと思います。

その結果、私は誰のことも信用できなくなったのです。

どんなに苦しくなっても、誰にも助けてもらえない、最後には否定されて終わるものでしかない。

私はこの様に思い込むことで、自分のことは全部、一人で何とかするしかないと誤認してしまったのです。
これが私が病気となる最大の原因なのではないかと今ならば思うのです。

誰に、頼ることもせず……自分の本心など後回しにして、誰かの理想ののん子となることでしか、自分を保てない。

更に、誰かの理想が複数重なった場合、それらすべての理想に完璧に答えられなければ自分には価値がないのです。

しかし、この理想の誰かになれたところでそこに、私はいません。
結局は誰かを演じている張りぼてだらけの、のん子であるはずです。
私が視てほしかったはずの、のん子はそこには映っていなかったという事実に打ちのめされました。

この事実は周りの人間(家族含む)にとって、わかるわけがないのです。
長年そのことを当たり前として、使ってきたのですから、今更反抗しようものならばねじ伏せたいと思って当然でしょう。

それ故に、私はねじ伏せようと必死の両親たちを、周囲の人間を気持ち悪い、と更に嫌悪しました。
殻に閉じこもりすべての感情、向けられる期待、理想から逃げたかったのです。

その結果、私は一人の力で限界を超えても理想通りの活動とそれらに相反する行動を同時にしていました。

理想通りに社会人として働き、弱音を封印した理想的のん子
こころが悲鳴を上げて、身体を起こすことも叶わず、眠り続けるのん子。

この二人が私の中で同時に活動していたのです。
仕事中もひどい眠気があり、ケアレスミスを多くしてたくさんの人に迷惑を掛けました。心無い言葉を受け、叱責を受けてもどこか現実感が分からなくなり、似たようなことでまたミスをして不自然だと気づけました。

気付いたとき、自分が情けなくなり、消えてしまいたいと心から願っていました。
こんな私は、私ではないと心のどこかで思っていても、現実ではそのような行動していて、私の心は完全に折れてしまったのです。

その結果、私は全てから逃げるように眠り続けました。日中に起きていられたのは、一日の中で5時間にも満たない日もありました。
午前中だけのシフトに変更していただいて仕事をさせて頂いていました。

当然、そんな反発し合う行動を同時にしようとして、頭も体もフルに使い続ければ、電池が切れたように、身体が動かなくなります。
私はその状態になってから漸く、止まることができたのです。
ようやく、許されたと思い込んだともいえるでしょう。
今までの私はそんなことの繰り返しをしてきました。

二つ目は、自分に向けられる他人の目をきにしすぎてしまうことが挙げられると思います。
上記でも述べたように、私は誰かの理想を押し付けられてしまうところがあると思います。
悪い言い方になりますが、相手にとって私は、操り人形だったり、着せ替え人形、ボクシングで使われるサンドバックのような存在だったと思います。

のん子には何を言ってもいい、のん子は私のお願いならなんでも聞いてくれるよね、のん子ちゃんはそんなこと(反抗的なこと)言わないよねなど、上げればきりがないほど、私はのん子という子供の心に外部からも内部からも言葉という刃物を突き立て続けたのでしょう。

親をはじめ、大人のことを試し、信用できなくなった私は、同級生に親を求めるようになる癖があったと思います。
しかし、そのように反映させてしまっていた相手達からも上記のような言葉を、態度を取られ続け、私は本当に逃げ場がないとすべてを拒絶したのです。

喧嘩の仕方もわからなかった私は、こうして、頼ることも、怒ることもできないまま現在につながったと考えます。

三つ目は自分と他人を比較する癖があったことです。
これは、両親と先生が大きくかかわっていることだと思います。
三人兄弟の真ん中として、親から常に兄、妹と比較を受けました。
お兄ちゃんはこれができたのに、妹はまだ幼いのにもうできてるのに、など上げれば数えきれないほどの比較がありました。

女の子なんだから、お姉ちゃんなんだからと私は、小学生の時には家に居ることが嫌で、習い事を多くやらせてもらう様な子供でした。

女の子だから家事を手伝う、けれど妹は同じ女の子でもやらなくていい。
私がやらなければならない理由、それは私がお姉ちゃんだから。

お兄ちゃんだけど家事を手伝わなくていい。
私がやらなければならない理由、それは私がお姉ちゃんだから。

理不尽で、今でも理解したくない差別が当時からあり、私と両親の仲は良いものではないと言えます。
親にとって、これは差別ではなかったと言われたとき、私は彼らを許したくないと心から感じました。
さらに言えば彼らの中ではこれらは終わったことで、今は無いものだと言うのです。
現在でも多くのことで差別をしていても、彼らが認めることはないのです。

更に幼かった私を追い込んだのが、先生たちにも兄の妹だから同じことをするのか、兄の妹だからとたくさんの嫌味を言われたことです。
とにかく、兄と比較されることも、同類だと思われることも嫌いだった私は、その先生のことがとにかく苦手になりました。
それくらい、私にとって、比較されること、全部が同じであると決めつけられることは苦痛でしかなかったのです。

私は、ただ一人の”のん子”という存在として誰かに見て欲しかったのです。

幼稚園の時からそんな環境が整ってしまっていたから、私は癖の様に他人と比較して自分のできていないことを見つけ、それができない自分を嫌いになります。

言われる前から自分で、他人と比較することをやる癖ができてしまっているから、とても生きづらくしているのだと考えます。

のん子の病歴

・中学二年生ー発達障害の疑い
・高校二年生ー発達障害ASD
・社会人一年目ーうつ病/不眠症(二回連続)→適応障害
・社会人二年目ーうつ病(過眠症)→うつ病/躁うつ病

現在私が記憶している限りの病歴になります。
これ以外にもあったのかもしれませんが、精神科/心療内科ではこれらがメインとなるでしょう。
現在の病院を見つけるまでに私は中学生の時から約10年の月日を費やしました。
しかし、様々な病院を転々としてしまった身ではありますが、私はようやく私のことを見てくれる、信頼できる医師とカウンセラーの先生に出会うことができたのです。

当時は話もまともにできなかった私ですが、たくさんの病院を渡り歩いてきた苦労があったからこそ、信頼できて、私のことを話そうと思える先生に出会うことが叶いました。
すぐに病院を変えることはあまり推奨できることではないのでしょうが、もし、自分の為にならないと感じたその時は、勇気を出して本当に自分が望んでいることはなんなのか自分の心に聞いてあげてみて欲しいと思います。

当時から現在に至る私の本音は、

・私の話を聞いてほしい
・感じてきたことを否定しないでほしい

という二つでした。
その二つを叶えてくれる先生に出会うまで、私は心が苦しいから離れようと新しい方法はないのかたくさん考えました。
たくさんの病院で苦しくても自分のことを話そうと必死になりました。
インターネットなどを利用してたくさんの病院を調べました。

このように、全てを終わらせるのではなく、自分が考えられる方法は本当にないのかたくさん調べて、挑戦してみて欲しいです。
きっと、あなたの心を救ってくれる先生と出会うことができるはずです。

そのときは、それまで必死に挑戦して、努力してきたあなたのことをたくさんほめてあげてみてください。
きっと、なにかを得ることができると私は思います。

生い立ち

幼稚園  4歳のとき妹が生まれる 兄妹との比較。

小学校  苦手だと感じる子からの支配。親からの放任

中学校  いじめ、不登校。 親の過干渉がスタート。

私立高校  いじめ、不登校 転校

通信制高校 初めての喧嘩経験

四年生大学  一人暮らしを少し

社会人  一人暮らしを少し。うつ病+適応障害などとの本格的な出会い

ざっくり分けると私という人間はこういった経験をしてきた者です。
小学生の時には、一人暮らしをしたいと、親元を離れて生活をしたいと思う様な子供でした。
たいていのことは、親の手伝いをしていたので、できていたからというのもあり、なぜ親元を離してくれないのか私は、大人となった今も、昔も理解ができないままです。

高校進学の時、大学進学の時、就活の時、私は親に県外には出せないと、出さないと言われ何度も私の心を折られてきました。
理由を聞いても、のん子は出さないとしか言わず、なぜなのかは誰も教えてはくれませんでした。
それが、就活のとき、私には県外に就職することを禁止しながら、妹を県外の大学に進学することを許した両親に、私は全てを諦めました。
私はだめだと押しつぶされたのに、なぜ妹はあっさりと自分のやりたいことをやらせてもらえているのか全く理解できなかったのです。
いえ、理解したくなかったのだと思います。

仕事をするようになっても、そのことがずっと頭の片隅にあり、兄妹全員を平等に愛している・平等に扱ってきたつもりだったと今も泣き落してくる両親を信用することもできなかったです。
当時起きたことを無かったことにされている事実にも、怒りを通り越して別の感情があることだけが分かっている状態です。
しかし、まだ私はその別の感情がなんなのかまでは整理が付けられていません。
カウンセラーの先生方と整理している途中であると言えるでしょう。
その感情がなんなのか理解するのは自分のペースでよいのだと今は考えられるようになったと思います。

私は、闘病生活を経て、そんな実家から飛び出そうと決心をしました。
自分の目標を立て、自分の為に家を出ていくのです。
そのために必要な準備を今はしており、いずれ、ここまで育ててくれた感謝の気持ちだけを返して、終わりにすればよいと考えられるくらいには、自分の気持ちを今は守ろうと考えられるようになりました。

この道のりが本当にあっているのかなど、私にも誰にもわかりません。
それでも、今の私は家族全員のことを客観的に見ることなどとてもできる状態ではないことを、私は自己分析の中で見つけることができました。

そのような状態で、親のことを嫌いだと思いたくないと抗ったり、苦手なだけだと思い込みました。
そんなふうに思う自分のことを嫌いながら苦しみ続けるのはあまりにも時間の無駄であると思えるようになってきました。
その環境を続けるくらいなら、いっそのこと一度客観的に家族のことを見られるようになるため、距離を置きたいというのが私が出した答えの一つです。

正解か、不正解かしか考えられないような環境に身を置き続けてきた人にとって、このような答えを見つけるのも、実行する決意をするのもとても苦しく、困難なことであると私は充分知っています。
なぜなら、私がそうだったからです。
何度も本音をぶつけても誰も聞いてくれなかったから、勝手に諦め続けて今があるくらいです。
とても辛くて、寂しかったと思います。私は、とても苦しくて、寂しくて、寒かったです。

まずは、そんな自分がいたことをみつけてあげてみませんか?
なかったことにしようとしても、どこかでフラッシュバックの様に当時のことを思い出してしまい苦しくなる人もいると思います。
忘れたくても忘れられず、そんな自分を責め立て、もっと自分のことを嫌いになったり、もっと苦しい感情を向けてしまう人も中にはいらっしゃると私は思います。

どうかそんな自分を無かったことにして、見ないふりをするのをやめてあげませんか?
そんなあなたのなかにいるなにかも、あなた自身を守るために必死にぼろぼろになって、泣きながら守ってくれているはずです。
すぐに和解ができなくてもいいのです。
ただ、自分の中にそんなあなたが頑張って身を張ってくれていることだけは、あなたが知っていてあげたら、少しだけそんなあなたも大切にできるのではないでしょうか?

こんなことを言いながら、私も確率的には10回に一度できたらいい方なんです。
それでも、こうして文章にしてかけるくらいに回数を重ねてきました。

完璧でなくていいんです。
たった一度できた自分を、いっぱいほめてあげてみてください。
私も一緒に頑張ります。

のん子が読んできた本の紹介

『あなたはもう、自分のために生きていい』
ー心理カウンセラー Poche
 私が今生きづらいと感じている原因を考えるきっかけをくれた本です。
 他人の為だけに生きる人生から、本当に私が生きたいと感じることが
 できるのはどんな人生か考えるきっかけをくれました。

『悪いのは、あなたじゃない』
ー心理カウンセラー Poche
 本当の原因は、性格じゃなくて、「過去」にあるのだと教えてくれた本。
 無意識に刻まれた「心の傷」を癒す方法について学ぶことができる一冊。

『「親がしんどい」を解きほぐす』
ー心理カウンセラー 寝子
 親の要求を断れない・子供の頃からの我慢など親への気持ちは一つに縛らなくていいということを教えてくれた本。
 大人になった今、親との関わり方は自分で選んでよい。
 なんで親に対してもやもやするのか・なぜ親といることが苦しいのか考えるきっかけと整理の仕方を教えてくれました。

『アダルト・チャイルドが自分と向き合う本』
ーアスク・ヒューマン・ケア研修相談センター編
 書いてある内容はかなりきつめ。厳しい言葉をあえて伝えてくれる本。
 アダルトチャイルドとしての自分について、よく理解することができる。
 家族との共依存とはなんなのか知ることができる本であり、アダルトチャイルドとしての自分がどのような存在なのか考え直すきっかけをくれました。
 こころの中に存在する家族に対しての怒りに対して本質はなんなのか考えることができ、その本質が抱えている感情について自分でも整理ができるワークが掛れています。

『アダルト・チャイルドが人生を変えていく本』
ーアスク・ヒューマン・ケア研修相談センター 編
 他人は変えられない。けれど自分のことは変えられることを本当の意味で教えてくれる。
 人と自分の境界が分からず苦しい思いをしていたことを理解することができる本。
 自分の気持ちを伝えることの本質を知ることができると思います。
 細かいワークが多くあり、何度も読み、自分を知るために何度も考えることができる本です。

もし興味を持っていただけたら、一度こちらの本を読んで見て欲しいです。
多くの気づき・発見・考えるきっかけを持てると私は実際に読んでみて感じました。
リンクを貼っておくので、よろしければご検討いただけると幸いです。

今後の活動

①アダルトチルドレンとして行ったことの紹介
②毒親との付き合い方
③うつ病について(実際に体験している状況から)
④うつ病の中で挑戦したことの紹介
⑤読書の意味

これらを中心に紹介していけたらと考えています。
現在私は心理学の勉強をしているので、それらで得た知識や、新しく拝見した本などから得た知識などと、私自身が体験したことを含めて紹介していけたらいいなと考えています。
これからも
皆様に寄り添えるような記事を書いていきたいと思いますので、もしよかったら次の投稿も見てもらえたらと思います。

最後まで拝見して下さりありがとうございました。
傷ついたあなたの心に少しでも響けたら嬉しいです。

この記事を読んでこれからののん子に興味を持っていただけたら
ぜひいいね!やフォローをお願いします。
のん子の励みになります!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
ではまたお会いしましょう!またね!





この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?