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橙色の世界

なんで生きてるんだろう
そんなこと考えたってわかるもんか
死んでないから生きている それだけ
仮に明日死んだとしても別に構わないさ

亡骸みたいな毎日を 過ごしてるだけ
死ぬ理由がないから死なないだけ
頑張って生きてなんかいないさ

そんなことどうだっていい

今日も僕は外に出る
一日の終わりを 始まりを ただ感じるために

世界は橙色に包まれる
何もかもがちっぽけだ

あまりにも小さい 細胞みたいに小さい
そんな存在が寄り集まって この世界は出来ている

わたしも君も とてもちっぽけだけど
確実にこの世界の構成要素だ
どんなに小さな存在でも いなくなったらこの世界は変わってしまうだろう

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今日も早朝の多摩川の空は鮮やかなオレンジで。
とても眩しくて、でもどこか優しくて。

ベンチに一人で腰掛ける。
そしてこのnoteを書く。

こんなべらぼうに寒い日にベンチに座ってるのなんてわたしくらいだ。
歩く人、走る人、走り続ける車。
みんなどこかへ向かっている。

わたしだけどこへも向かわずに、ただベンチに座って。
何をするでもなく朝焼けを眺めていた。

吐く息が白い。
気温はマイナス1度。寒い。
当たり前だ。

バカだなぁと思う。
でもどこか愉快だ。

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日が昇る瞬間は世界一美しい。
どんな宝石よりも。どんな高価なものよりも。
太陽へのラブソングでも歌ってやりたいところだ。

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