『なんでうつわ屋さん始めたの?』ってよく聞かれるからまとめたよ。
こんにちは。うつわ屋enの佐原舞です。最近は『まいちぃ』というあだ名がお気に入りです。
さて今回は、『なぜうつわ屋さんを・・?』という疑問にお答えしようと思います。
うつわ屋だし移動販売だし、なんだか奇抜な事やってるせいでめっちゃ聞かれます。
結論から言うと、いろんな意味がありすぎて答えるのが難しいです。笑
だって、以前この内容についてインスタLIVEで話したら15〜30分くらい話してて。
営業中の立ち話だと尺が足りないし、迷惑でしかないので掻い摘んで話したりするんだけど。
noteなら好きなだけ書けるのでまとめてみました。理由は大きく3つ。
うつわ屋さんは第一歩目にすぎない
私には将来やりたいことがたくさんある。『その夢を叶えるために必要な一歩だと思えたから』というのがまず一つ目でしょうか。
将来やりたいことについては以前こちらに書いてます。
掻い摘んでお話しすると、この記事で私は『会社を見える化するためのユニークなメディアを創りたい』と言っています。
これがどううつわ屋と関係しているかというと、『経営者になってみないと経営者の気持ちはわからない』と思ったからです。
私は生憎、想像力が豊かではありません。自分が体験したことは深掘りできるのですが、体験していないことを予測するのがとても苦手です。
だからまずは、『自分が何か経営してみなくては。』と思ったのです。
そうすることで、将来このメディアを運営するにあたって深い記事が書けるのではないかと思っていますし、今現在お付き合いのある経営者の方に対して、いろんな視点で興味を持てている気がします。
単純に、やりたい事をやってみる大人でありたい。
二つ目は、将来自分の子供がやりたい事を見つけた時、『やりたいならやってみなよ』と言える大人でありたかったから。
その言葉を言うためには、行きたくない仕事と毎日向き合い、上司の愚痴を吐き出すような大人ではいけない。
前例がなくても、誰かに批判されても、自分の中にきちんと仮説と自信があればやってみる。
そんな私の背中を見て、育ってほしいと思っています。
別に必ずしも起業する必要はなかったのですが、私の性格上、『思ったことをやってみたい!』心が強すぎて誰の下にもつけないと感じたからです。
もっと上手に人付き合いができたらよかったんですけど。
なんでうつわ屋にしたのか?
前職で陶磁器に触れていた訳でもないのに、なんで『うつわ』というジャンルにしたのか。
これについてはみんな疑問なところでしょう。
だけど理由はシンプル。
『ただ好きだと思った物が、地元になかったから。それを諦めたくなかったから』です。
昔からみんなと同じことをするのが嫌いなあまのじゃくな私は、『同じことしてる人がいるなら私はしなくていい』と思っています。
たまたまでしかないけど、それはマーケティング的にも正解でした。
差別化できないサービスは埋もれてしまう。どうせやるならオンリーワンで、お客様から求められるものがいい。
幸いにも私が好きな『うつわ』は、ほっこりあたたかみのある土物。
加えて、近代的で私たちが普段使いしやすい物。地元にはそういったテーマでセレクトされているお店は一つもなかったのです。
だったら私がやる意味があるし、地元にないから諦めるなんてのもポリシーに合わない。
そんなこんなでうつわ屋さんを始めたのでした。
なぜ移動販売にしたのか?についてはこちらにまとめています。
よかったら読んでね。
全く知識のない事にチャレンジするのは怖くなかったか?
答えはYES。
だって、技術や知識は勉強すればある程度習得できるものだから。
技術はもちろんあった方がいいんですけど、それと同じくらい大切なのは、誰が何を求めているかを知り、解決策を提示できることだと思っています。
お医者さんだってそう。
対処法は知っていても、診断を間違えれば効果はない。
だから私は、技術や資格は必要ならとるけど、1番大事なのは現場で活かせることだと思っています。
なんとなく自分は、それが得意な気がしていて。
そんなこんなで環境の変化はわりと平気なほうです。
みんなが思ってたより壮大だったよね?ごめん。笑
そんなこんなで、長くなりました。
いつもどこから話していいやらわからないのです。
だからいつもは、『自分の好きなうつわが地元になかったから』とだけ答えてます。
みんなに知ってもらいたい訳じゃないからこれでいいと思ってます。
こんな暑苦しい話、興味ない人のほうが多いと思うので。
この記事を最後まで読んでくれた人だけでも、私がうつわ屋を始めた本当の理由を知っていてくれたらそれで十分。
そしてきっと、いつも応援してくださっている方々でしょう。
ありがとうございます。
ではまた。
𓂃𓂃𓂃𓂃
うつわ屋en
相棒の赤いレトロカー、ジェシーと共に
『全国のうつわと地元の人を繋ぐ』という
コンセプトのもと、ほっこり癒される
土もののうつわを全国の作家・窯元からセレクト。
長崎県を中心に移動販売しています。
「地元には働きたい会社がない」という理由で地元を離れてしまう若者たち。そんな田舎で、「働きたい会社がないなら自分で作ってみよう」と思いうつわ屋さんを始めました。いつかは地元の「就職先」問題を解決するメディアを作りたく、サポート資金はそのメディア運営用の資金に貯金します!