見出し画像

アイドルと話せること〜そこにいるのはアイドルなのか?〜


近所の大型ショッピングセンターや書店に、
SKE48のメンバーが頻繁に握手会に来てくれた時期がありました。

あまり関心のなかったメンバーでも、
いざ面と向かうと緊張して頭が真っ白になります。

そして、好意を持ちました。

既に芸能界を引退された、
2期の内山命さんなんかは、正直公演ではMCがウザいと思うこともしばしばありましたが、
実際数十秒でも話してみると、とても元気で人柄が良く、図らずもループしてしまいました。

たぶん本人と会うことで、初めてその魅力に気づけるのでしょうね。

命さんは劇場公演で本番の雰囲気に飲まれて、
言いたいこと、やりたいことを思い通りに出来ていなかったのかなぁと。

そんなことを想像してみたりと、やはり本人に会っておいた方が、アイドルファンとしてはその後の見聞きの感覚が格段に広がります。

接触系アイドルは数多存在しますが、
簡単に会えてしまうと、ファンはアイドルと会っているという感覚が徐々に薄れていくのではないかと思います。

日常生活でお目にかかることのないような、
カワイイ、綺麗な、魅力的なタレントであれば、
そのプレミアム感が長続きするよう、
敢えて接触を控える戦略を取っているかと。

そうでない場合、
接触することでファンを繋ぎ止めているとすれば、なかなか自転車操業感が強いですね。

“一緒にボーリングやカラオケや鍋やダーツができるアイドル“

これはアイドルと言えるのか?

ファンにとって、今週も来週も再来週も会えるアイドルは、もはや知り合いみたいなものではないでしょうか。

下手したら親兄弟、友達より接触頻度が高い。

そういう存在があって、明日も元気に生きていけるなら、それは素晴らしいことと思います。

但し、アイドルが深い依りどころとなり、距離感が壊れ、果てに悲しい事件が繰り返されることを考えれば、コロナ禍がファンとアイドルとの間に、ちょうど良い距離を設けてくれたかとある意味安心しています。
(困る運営はそれなりに多いと思いますが)

うつつほし?

遠い存在ですよ。

いつ会えるのか、私にもわかりません。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?