1冊目の歳時記選びは角川の合本俳句歳時記がおすすめになりました。②
なんとなくのこれの続編です。
1冊目の歳時記選びは角川の合本俳句歳時記がおすすめになりました。
タイトル変更するなら
一冊目の歳時記選び、信頼性からいうと角川の合本俳句歳時記だろうけど、
どうしよう、私はカラーの方が読んでて楽しいしカラーの歳時記買うかなぁ。いやいや値段的に俳句小歳時記で必要なら2冊目で本格的な歳時記を購入もいいなぁ。
みたいな迷いの入りまくった記事になっています。私個人の感想ですからね!
図書館にあった、借りられるだけの歳時記を借りてきました。
1冊目の歳時記選びは角川の合本俳句歳時記がおすすめになりました。
なぜこのタイトルになったか、結論から言いますね。
私の尊敬する俳句歴何十年の指導者の先生が、
推薦する歳時記が「角川の合本俳句歳時記」という情報を仕入れたからです。(笑)
あと、定期的に新版が出るからです。
2019年第五版、改定していて信頼できる、買うなら新しいものを買いたいというのもあります。
文庫版
大活字版
そんな理由です。
そんな理由といいますが、
私如きが、あの先生の見立て、指導にかないっこないです(笑)
もう一人知りたい指導者の方もいるのですが、
数か月先に機会があれば!ということで、
現在の情報で記事として今必要な人に届けます。
そして付け足すような、私の結論としては、
街で一番大きい書店に行って、一番ときめく、
「①あなたが一番歳時記を見ている時間が長くなりそうな」
「②持ち運びのことも考えたサイズの」
「③通年の歳時記で」
「④季語の説明文がどれだけあるか、その季語の本意にどれだけ近づけるか確認して買う(好きな、気になる季語を見比べてみるといいかも)」
という結論になってます。
そんな訳で、この記事を書いてから、
私自身が今初心者ならと本気で考えてみたのですが、
角川の合本俳句歳時記を持っていて間違いはないと思うのですが、
やっぱりときめきが大事で、
白黒よりカラーの方が読んでいて楽しいので、カラーの歳時記を選ぶかもしれないという結論になっています。
先生には申し訳ないと思いながらカラーの方を購入するかもです。
角川の合本俳句歳時記は電子辞書に良く入っているので電子辞書でカバーするか、
本気になった場合の二冊目購入でカバーするかなぁと。
更に追伸
それでも、1000円の差って結構大きいので、「基本的な季語」が載っているコンパクトな小歳時記もいいなぁと思ってきました。
この本は私にとって基本的な季語を覚えていく相棒でした。
まだまだ迷っております。(笑)
本文に戻ります。
インターネット上にも歳時記はあります。
ただ、本をめくる度に勉強になる点で、
紙の歳時記を一冊は持っておくのをおすすめしています。
ブランコ朝寝など、「それ季語だったのかトラップ発動の罠を防ぐ」ため、通年をすすめる立場は変わりません。
この記事を書く前に、前提として知っておいて欲しいことは、
心理学の「保有効果」、
私が俳人の先輩と一緒に買いに行った思い出も詰まった大切な一冊目の歳時記「俳句小歳時記」のことを、必要以上に高く評価している可能性も知っておいてください。
歳時記をすすめる記事や、その他物をすすめる記事を読む前提条件だと思っています。
私の持っている歳時記、
序文
「俳句の初学者や、俳句作者ではないが俳句に興味を持つ人などが手軽に親しめることを目標にして、季題の数を思い切り減らして主要季題だけにし、しかも見易いように一ページに二題ずつ入れるというのが眼目であった。」
季題の数を思い切り減らして主要季題だけにし
理念が素敵なのですが、
2005年から改定されていないことが気にはなります。
私が今買うとしてこれか、ちょっとまだまだ迷いますね、
だって古いですものね。
この記事は私自称中級者から俳句初心者に向けての記事なので、
上級者から見たら?マークの表現もあることを誤解を恐れずに書くと、
初心者向けに歳時記は何かというと、「料理のレシピ集」みたいなものだと思っていて、
初心者に向けて、私は最初にそんなにレシピ要る?という立場なので、
今でもこの主要季題だけにしているという歳時記「俳句小歳時記」はそこそこおすすめです。持ち運びやすいですし。
他には。
この本をおすすめする方もいますね。図書館にありました。
7000の季語、8000の例句を収録。
傍題季語や漢字からも引ける索引など親切設計。
初心者から経験者まで一生使える歳時記。
ざっと見た印象、
「1ページに6季語という構成を貫きすぎていて、季語の説明が2行、本意がつかみにくいのではないか」
「季語の強弱がわからない」いう理由で、私は一番には推しません。
なんというか、
季語には、よく使うレシピ=季語があると思います。
いきなり8000弱の季語を並列に並べるのが、
本当に初心者のためになるのかという疑問を持っています。
例えば蝶の説明。
蝶は四季見られるが、蜜を吸いに花に集まる姿などから、単に蝶といえば春の季語。+例句3句。
うん、本意掴めるだろうか。。。
比べる意味で
合本俳句歳時記第四版(※現在は2019年に第5版が出ています)
蛾とともに鱗翅目の昆虫の総称。日本国内では在来種で約二三〇種の蝶が確認されている。春、最初に姿を見せるのは紋白蝶や紋黄蝶。季語では蝶といえば春であり、揚羽蝶など大型のものは夏に分類される。→秋の蝶(秋)・冬の蝶(冬)
例句16句
新装版俳句小歳時記
春の代表的な昆虫といえば蝶である。その種類は日本だけでも五百余種に及び、翅(はね)の色彩、紋、大きさ等さまざまである。蝶も春から晩秋まで見られるので、その種類によって各季に分けている。すなわち、白蝶科に属する紋白蝶、紋黄蝶等が春季の代表である。黒揚羽、黄揚羽、烏蝶等の揚羽蝶科は夏に多いので夏季に、瑠璃、大和蜆等の規蝶、せせり蝶科は秋季になる。蝶に似ているものに蛾がいるが、これは夏季である。蝶と蛾の違いは、一般的には翅を立ててとまるのが蝶、翅を伏せてとまるのが蛾と考えればよい。
例句6句
私は下二つの方が「好み」です。好みですよ。
少し余談のコーナー
増補版 いちばんわかりやすい俳句歳時記のアマゾンの本紹介ページ
著者は、NHK俳壇や子規のふるさと松山市で毎年行われる「俳句甲子園」などでもおなじみです。
あれ?辻桃子先生って?審査員席に座っていたっけ?って思いました。
ということでウィキペディアから
1999年 第2回 辻桃子/中原道夫/如月真菜
2000年 第3回 坪内稔典/辻桃子/中原道夫
2001年 第4回 坪内稔典/中原道夫/辻桃子/坊城俊樹/対馬康子/夏井いつき
2002年 第5回 坪内稔典/中原道夫/辻桃子/坊城俊樹/あざ蓉子/七田谷まりうす
2003年 第6回 中原道夫/辻桃子/坪内稔典/坊城俊樹/片山由美子/筑紫磐井/(特別審査員)天野祐吉/(トータルアドバイザー)夏井いつき
2004年 第7回 中原道夫/辻桃子/坊城俊樹/池田澄子/櫂未知子/稲畑廣太郎/夏井いつき
この後に名前はありませんでした。
私にはおなじみでなかったことを反省しました。
俳句甲子園の始まりを支えた名先生であることには間違いありませんね!
「おなじみ」って言われると現役審査員感を勝手に感じたのでありました。
18年前ですからね。
脱線終わり
という感じの比較コーナーでした。
今の私が歳時記を見るときにどこを見るかというと、
初心者の時、名句の意味、名句だけ並んであって分かりましたか??
私は分かりませんでした!(鑑賞文が欲しかったです)
なので、
「④季語の説明文がどれだけあるか、その季語の本意にどれだけ近づけるかを見る」のはどうかなと思いました。
好きな季語や、気になる季語の説明で見比べるといいかもしれませんね!
基本的に電子辞書が便利だといまだに思いますが、
(「歳時記入りの中古の電子辞書を買え」
「どうせなら角川俳句大歳時記(春・夏・秋・冬・新年)の入った中古の電子辞書を買え!」)
紙の歳時記も1つは必要だと思います。
ちなみに私が最近季語について調べるときにどうしているかというと、
現在は分からない季語がある場合
①電子辞書(角川合本俳句歳時記・電子辞書)
類想類句が知りたい場合、
②ネットで検索、一例として
ふむふむ、この発想で作られているのか、、、。
この季語はこのように活用されて使われているのか、、、。
さらに調べたい場合、
③初心者の時に買った俳句小歳時記、
(ともう一つすでに廃盤となっている歳時記を見て、)
季語の本意を掴みに行く。
という感じです。
案外電子辞書の角川合本俳句歳時記がエースです。
それも、「基本的な季語についてはこの本↓」を読んで、
頭の中に入っていったかなというところなので、
最初の俳句との出会いとしてこの本購入の後悔はあまりありません。
いろいろと見ましたが、結論なんて、
そんなに出るもんじゃないです。でも、
私自身のリアルな友達がもし俳句を始めるというときにどういうかというと、
「歳時記なんてどれでもいい。季語の本意は一緒に掴んでいければいい。
一番長く読みたいと思う歳時記を探して買って楽しもうね。」
というのが本音の本音なんですが、あえて言うと、
①私の尊敬している先生は「合本俳句歳時記」だよ。5版が2019年に出て、まだ2022年現在どの電子辞書にも入っていないはずだからおすすめだよ。
②でも、それ、4版で良ければ電子辞書に良く入っているから、
中古の電子辞書で(2000円~3000円で広辞苑と古語辞典等全て揃う「合本俳句歳時記」をカバーして、
手元には基本的なシンプルな季語が載っている「俳句小歳時記水原秋櫻子」を買うと私とほぼ似た構成になるよ。お気に入りの歳時記を選んでもいいと思うよ。
③カラーの俳句歳時記、図書館になかったから、私は軽く立ち読みした程度だから教えられないけど、他にも歳時記はたくさんあると思うけど、
今回の記事でまとめた、
「①あなたが一番歳時記を見ている時間が長くなりそうな」
「②持ち運びのことも考えたサイズの」
「③通年の歳時記」」
そして、
「④季語の説明文がどれだけあるか、その季語の本意にどれだけ近づけるか」
という観点も見ながら、本屋さんで見てみたらいいよ。
④私は季語は料理レシピ、優先して覚えていくべきものがあると思っていて、この画像3枚目4枚目に載っているような季語から覚えていけばどう?
これ(1つ200~300円弱相当)がもらえる俳句募集があるから、出してみたらいいかも。
歳時記は料理やレシピ集。よく使う季語は確実にあるよ。
料理の話と少しずれるけど、
季語は英単語と一緒。いきなり全部覚えなくてもいいよ。
よく出る英単語から覚えていこうね。
覚えなくても、俳句を詠みながら調べながらみんな詠んでいっているよ!
だから詠んでいきつつ覚えていこうね、自然と覚えるよ!
という感じの話をしますね!
愛を込めて!
PS
一日一句詠んでいきたいという人がいるとして、
夏井いつきさんの一日1季語も時々季語が難しいという話も聞いたこともあるので、
まず基本的な季語、レシピを覚えるという意味で、
この本もいいなと思いました!
みんなで進むには素敵な本です!
もしよければアマゾンの試し読みでどんな季語が紹介されているか見てみてください!
そして、
この歳時記も最近のものでカラーで、
比べたかったのですが、力尽きました!
PS 2022年6月7日追記
図書館にはなかったので、比べられなかったですが、
本屋さんにあったので読んでみました。
比べる意味で同じように蝶のページなど読んでみました。
「カラーでモンシロチョウの写真があったり(何日か前なのでうろ覚え)」、
「想像が膨らみやすい写真付き」、結構いい感じだなと思いました。
そして改訂があって2020年と新しい。
例句の鑑賞もついていて、結構いい感じでした。
その、筆者が1人、=名句の参照や季語の説明がしっかりと正しいのか、
季語の選び方等はどうかという点だけ、ちょっと不安かなと思いました。
アマゾンレビューを信頼して、
あとはカラーの魅力で自分が俳句初心者なら一冊目に買おうか迷うことになるかと思います。
角川の合本俳句歳時記は「角川書店編」とのことで、
おそらく複数人で作っているのではないかと(推測)
そんな感じで、私は今でも迷っています!
角川の合本俳句歳時記は、電子辞書に付属しがちですしね!
でも一番大事な事、「ときめく」という単語を出している理由として、
最初の一冊がどの歳時記でも、
歳時記を眺め季語と親しんだ時間が長ければ長いほどあなたは俳句が上手くなると思います!
だから私も、今最初の一冊を買うならどの本を買うかなとワクワクした気持ちを大事に、迷っていることまでを正直に書きました!(笑)
追記終わり
PS 2022年6月16日さらに追記
今の私が初心者なら
数百円、数千円とかの差ならオールカラーの歳時記かなー、
パラパラめくってて楽しそうだしなー、
アマゾンの評価も悪くないし、
うつスピさんの信頼する俳句の先生申し訳ない、おすすめの角川の歳時記は電子辞書で確認します!か、本気になったらその歳時記を買います!
まだ俳句を長く続けるか分からないから、とりあえずカラーに惹かれて私はカラーにします!
いややっぱり、あと千円安い小歳時記もいいなぁ、なんて。
迷いっぱなしです!(笑)
そんな内容を本文中にも追記しました!
追記終わり
あなたがいちばんときめく選択をしてください!
応援しています!
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