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今日の失敗 8/16

人生、失敗の連続。
楽しいことありゃ、失敗もある。


話は小学生の頃に遡るんですが、当時けっこう音読が得意だった僕は、国語や道徳の時間には周りの人からも一目置かれる存在でした。(道徳の授業で一文ずつ読まされるみたいなやつってあるあるなのかな?) そんなある日、休み時間だったでしょうか、一人の友人が「うつろはアナウンサーになったらいいのに」と言い出したわけですね。

当時の僕はアナウンサーが顔も大事だとか、そういうのは一切知りもしませんから、子供心になんだか嬉しく、そこからは心のどこかに彼の言葉が染み付いて取れなくなって、枷を嵌めたようにして束縛していきました。

と、言ってもやはりボイストレーニングやアナウンスの練習のやる気は起きず (ここが僕の一番悪いところです)、時間だけが経ち、今こうして就職活動を控えた時期になってようやくそのことを思い出して、姉に「未経験からアナウンサーになった人もいる」なんて都合のいい話を聞いて、それじゃ俺もできるかもしれないなんて息巻いて、採用ページを開いてみました。

どこもかしこも「エントリーは終了しました。」の文字。
アナウンサーの就活は恐ろしく早いのだということを、今日、はじめて知りました。お恥ずかしい話です。


これまでほとんどの場合、場当たり的に成功を掴み取ってきたので、アナウンサーになるという漠然とした希望も場当たり的に掴めるかもしれないと無謀な夢を抱いていました。ところが今になって、少なくとも現役の新卒ではアナウンサーになることはほとんど叶わないという事実を目の当たりにして、自分のこれまでの努力の小ささと視野の狭さと、考えの甘さを痛感したわけです。

これまでの自分を形作ってきた「なるようになる」「バランス感覚で生きてる」が真っ向から否定された今回の失敗は、正直かなりショックでした。ああミスったなー、と思いつつ、このまま適当に生きていたらずっと変わらないよな、と少しばかり本気で反省して、自分が心から「やりたい」と思っていたにも関わらずやっていないことを、まずはやり切ることから始めようと思い、手始めに大学に行って准教授から借りていた食添の本を読み切りました。すごくマニアックでしたが面白かったです。頭に残ってるかは微妙ですが、達成したことに意味があると思うので。いいです。

続いてやるべきは昨日の記事にも書いたゼルダの伝説。これを終わらせて、次へ進む。今しかできないことを、やろう。
人生に終わりがあることを知ろう。
なんかちょっと前に聞いた宗教の話になってきてしまったので、終わりにします。
人生、反省。

あなたの力で、僕が何かをなすかもしれません