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一番好きなクリエイターさん

突然ですが、このCMをみたことはないでしょうか?

YouTubeの広告としてよく流れているのでご存じの方もいるかもしれません。このCMの構成・イラスト、さらにアニメーション、音響に至るまで全てを手掛けているのが、僕の大好きなクリエイターである、あらゐけいいちさんです。

今回はそんなあらゐさんの魅力を、可能な限りご紹介します。


魅力① 独特の世界観

あらゐさんの作品の魅力の一つとしてまず挙げたいのが、その独特の世界観。初の連載作品であり、アニメ化もされた「日常」は、その魅力を遺憾なく発揮していると言っていいと思います。

ご存知ない方のために、一部登場人物をご紹介しましょう。

東雲なの: 本作の主人公的存在。女子高生を演じているが、実際は「はかせ」(後述) によって作られたロボット。背中にねじまきがついており、本人は不便だと嫌がっている。

はかせ: 東雲研究所を運営する天才発明家だが、見た目は女の子、年齢は不詳と謎の多いキャラクター。東雲なのの生みの親で、かわいいもの大好き。なののねじまきは取り外し可能だが、つけたままにしている理由は本人曰く「かわいいから」。

サカモト: 東雲研究所で飼っている黒猫。はかせの発明品によって喋れるようになったが、中身はおっさんだった。研究所内では2人の仲を取り持つバランサー的なポジションに立っている。

疑問符が浮かんだ方、たぶん正解です。「何それ?」なキャラクターがどんどん出てくることは、あらゐさんの手がけるどの作品にも共通しています。登場人物の独創性は、あらゐ作品の大きな魅力の一つと言っていいでしょう。


キャラクターもさることながら、展開もはちゃめちゃに進むのが「日常」の特徴。頭からこけしが降ってきたり、赤べこが降ってきたり、シャケの切り身が降ってきたり… (?)

「こんな展開、どうやったら思いつくの?」なことが盛りだくさんで、思わず頭の中をのぞいてみたくなります。その沼にハマってしまうと、ページを捲るたびに爆笑の嵐、もう抜け出せません。


魅力② 漫画にとどまらないワクワク

元々は「日常」や「CITY」といった漫画を連載していたあらゐさんですが、5年ほど前から自作でアニメーションを作成することにも挑戦されています。

個人チャンネルにあげられているアニメーションの中でお気に入りなのがこちら。

アイデアの独創性もさることながら、キャッチーな音響、隅々まで詰め込まれた隠し要素たち、それら全てをまとめる一貫したストーリー性。どれをとっても逸品で、何回でも見たくなるような作品になっていると思います。

ちなみにこのアニメーションで描かれている人物が主人公となっている漫画「雨宮さん」が、現在ゲッサンにて連載中です。こちらも併せて読んでみると、アニメーションで出てきた風景が見られたりしてまた楽しいですよ。


あらゐさんの言葉

2023年に開催された展覧会のパンフレットにて、あらゐさんはこんな言葉を残されています。

何かを「創る」っていう作業は、
とてもしんどいのだけれど、
それは全然「苦」じゃなくて、
なんだか楽しい「たくらみ」なんです。

あらゐけいいち

「あらゐけいいちの空想と妄想と想像と創造展」パンフレットより

漫画にとどまらずアニメーションにまで活動の範囲を広げてきたあらゐさんの、創作そのものに対する並々ならぬ想いが伝わってくるメッセージです。
僕もnoteにて記事を投稿する創作者として、心に留めておきたいですね。



最後にもう一度、最初にご紹介したCMを見てみてください。

キャラクターや展開の独創性、興味を惹く音響、テンポのいいアニメーション。お伝えしてきたあらゐさんの魅力が詰まったこのCMは、コメント欄を見ても賞賛の声で溢れています。鬱陶しがられがちなYouTubeのCMですが、こんなふうに心温まるものが増えてくれると嬉しいですね。


僕もあらゐさんを見習って、創作活動頑張っていかないとな。
noteの記事作成、頑張りますので応援よろしくお願いします。

おわり。

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