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13.うつ病だと自覚した日のこと


上から見る景色に満足していて
言うこと聞かないやつは、すぐ首斬り

侍の世界は本当にわかりやすかったが、
いまの世は気に食わないなら
急所を外してじわじわと
ひとを傷つけていく
急所ではないから瀕死ではないけど瀕死までの
息が長い

私にとってハラスメント実行者だけではなく
もっと深いのはこれだと思った

「ハラスメントの野放し」

一番マネジメントとして危惧してほしいことだと
強く感じた「うつ病」を実感した日の話。


私はうつ病が身近にあったわけではない
知り合いにうつ病はいない(知らないだけの可能性はもちろんある)

これは精神疾患として、手帳だったりサポートが必要な病気なのだと
今更ながら数ヶ月経って、病気であることの重大さを知った

それを実感したのは、
・生命保険に断られたこと
・ストレスは万病のもとと言われるが、他の疾患が見つかったこと

死なないけど一生付き合っていく病気を抱えることになると
いわゆる健常者と言っていいのか
うつ病ではない普通の仕事ができる人との境目を意識せざるおえなくなった

するとより、こうなってしまった
過去のハラスメントの野放しを再度恨んでしまうことになる

改めて過去を掘り返すほどまではいかなかった
なぜなら数ヶ月思う存分休んで
少し精神的に安定した頭で考えてみた結果

<そもそも一方的にくる理不尽な怒りを受け止めて、自分が悪いと考えてしまうことは「反省」とは言わないことに気がついた>

反省はこれからの自分のためにするもので
人にどう思われるかのためにするものではないのに

まさに自分も悪い、と認めて
怒りを喰らいながらもマウンドに立ちすくんでいたことは
もし自分の子だったらすぐに助けて遠くに連れていきたいと思う

自分の子だけではなく、自分のチームの人でもそうしたいとおもう

私は無駄な反省をしていたとおもう
自分のためにはならない、自分にとっては毒になる反省

 ゲンコツを振りかざしてくる人
 罵声を浴びせてくる人
 裏で手を回す人

全て自分を正当化して考えていく人に対して
辛い表情や影で流す涙は通用するはずなんてなかった

苦しかった当時は反省して頑張ろう反省して頑張ろうと躍起になって
反省しても自分が不甲斐ないことを感じて悲しくなるだけの無限ループ

どうすれば良かったか

多分すぐに離れるべきだった
それ一択であったとは思う

でも離れない判断をしていたのは
それ以外に充実した毎日や
自分にとって大事な仕事、人が周りにあったから

それを守るために生きていた日々を後悔する必要はないので
反省も後悔もしないでいいかなと思えてきた

うつ病を実感した日

過去一番、鬱な気持ちになって、でも晴れ晴れとした気持ちになった
本当に複雑な感情の波がぐるぐる回った
薬も飲んだ

でも休んで少し経ってからこの日を迎えたからか
次の日
私にとってはうつ病は一つの経験談だとして受け入れようという気持ちになった

うつ病にならないとわからなかったことをしたい
そう思えた日でもあった

感情が複雑になってもいいのだ
次の日前向きになるための徹底的な後ろ向きは
頭の整理のために通る道だった

今できることをは
うつ病の私として次に夢中になるものを見つけることなんだと思う




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