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インプロについて

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インプロ(即興演劇)に関する記事をまとめています。
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記事一覧

「好きでやってる」というスタンス

最近は自分の活動に対して「好きでやってる」というスタンスを取っている。インプロも教育も、…

内海隆雄
10日前
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いつでもどこでも誰とでも、インプロができるようになりたい

「いつでもどこでも誰とでも、インプロができるようになりたい」 インプロバイザーであれば、…

内海隆雄
7か月前
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いいインプロバイザーになるための4段階

今年は5月にデヴィッド・ジンダーからマイケル・チェーホフテクニックを、7月にウィリアム・ス…

内海隆雄
9か月前
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ITIのインプロフェスティバルに参加してきました

8月28日~9月4日にかけて、ノルウェーのトロンハイムで行われたインプロフェスティバル「Trond…

内海隆雄
1年前
7

「今ここ」に集中するとはどういうことか?

ここ10年くらい、「今ここ」という言葉がよく聞かれるようになっている。その牽引役はマインド…

内海隆雄
1年前
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インプロマインドあふれる社会をつくる

悲しい事件や虚しい選挙結果がテレビから流れてくる。ここ数日は、そんな中で自分がインプロを…

内海隆雄
1年前
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インプロを見る3つの視点と、「インプロもどき」との違い

僕はインプロを始めてから10年くらいになる。インプロは日本ではまだまだマイナーだが、それでもこの10年の間にずいぶんと広まったと感じている。おそらくインプロをやっている人の数は3倍以上になったし、インプロを知っている人はもっと増えただろう。 僕のミッションはインプロを広めていくことでもあるから、これは基本的に望ましいことだと思っている。一方で、インプロが誤解されて広まっていく可能性も高まっていると感じている。インプロゲームはとっても楽しい。しかしそれ故にゲームだけが独り歩き

「3日でつくる演劇ワークショップ」にてインプロを行ってきました

今年のゴールデンウィークは栃木にて3日間のインプロワークショップ&発表会をファシリテート…

内海隆雄
2年前
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「相手にいい時間を与えよう」はバトンのようにまわっていく

僕は「インプロ」と呼ばれる即興の演劇をしている。台本の無い中で、プレイヤーたちのやりとり…

内海隆雄
2年前
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「いい子」とは「都合のいい子」の言い換えに過ぎない

小学校や中学校などで演劇ワークショップをすると、終わった後に先生から「普段とは違う子ども…

内海隆雄
3年前
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俳優がインプロを学ぶ理由はきっと「演技力」のためではなくて

僕はこれまで俳優向けのインプロワークショップを何度も行ってきた。その中で分かってきたのは…

内海隆雄
3年前
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即興で物語を作る方法と、恐怖について学んでいくこと

インプロ(即興演劇)は即興で演じたり、物語を作っていくものである。そのことについて話して…

内海隆雄
3年前
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キース・ジョンストン『Impro for Storytellers』について僕が知っていること

今週から『Impro for Storytellers』ワークショップが始まる。このワークショップはキース・ジ…

内海隆雄
4年前
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インプロの理論を学ぶことは必要か?

先日行ったワークショップで、参加者のひとりから「理論の勉強は必要ですか?」と質問された。これはとてもいい質問で、同時に繊細な質問でもあるので、僕の考えをまとめておこうと思う。 結論から言えば、「世界のいいインプロバイザーたちはみんな理論も知っている」である。インプロバイザーというと「にぎやかな人」というイメージがあるかもしれないが、僕が知っている世界のいいインプロバイザーたちはみんな穏やかで、そして知的な人たちである。 だからもしあなたが本当にいいインプロバイザーになりた