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マラソン大会を見ながら思うこと

先日、内海小学校のマラソン大会が行われました。

坂道を通り山道を走る子どもたち。
高学年から走っていく様子はたくましく、中学年、低学年が走るにつれて、力強い足音から歩幅の多い可愛らしい足音に変わっていきます。

みんなそれぞれ、頑張っている様子を見ることができる貴重な時間でした。

教育委員会の方は
『人数少ないと闘争心がなくなる』
『人数少ないと言われたことしかできない子に育つ』
『人数多い方がより美しいハーモニーになるように、素晴らしいものができる』
と地域説明会でおっしゃいました。

果たして本当にそうなのでしょうか?

この日の内海小学校の子どもたちを見ていると、闘争心にあふれライバルと競い合おうとする子もいれば、マイペースに楽しみながら走っている子もいます。

どの子もみんな、それぞれのよさがあり素晴らしいのです。
それこそがまさに、教育委員会さんのおっしゃる『多様性』なのではないでしょうか。

たしかに、わたしたち保護者や地域の人は、教育の専門家ではありません。
だけれども、我が子も含め子どもたちを、誰よりも思って毎日一生懸命子育てをしています。
少人数校は、たしかにデメリットもあるかもしれませんが、一人ひとりのよさが発揮でき、みんながそれぞれのよさを受け入れているのでいじめがなく、親も子も緊張せずストレスなく通うことができる。これだけでも、すごいことなのではないでしょうか。

…そんな複雑な思いを抱えつつ、応援した1日でありました。

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