学校では習わない、東大理3の模試復習法|数学編
「模試は復習が大事」
「受けっぱなしじゃ意味がない」
こんな事を親や学校の先生から言われた経験ありませんか?
「模試は復習が大事」これは事実です。
ここで、こんな風に説教された時の皆さんの気持ちを代弁しましょう。
「うん。じゃあどうやったらいいの???」
学校の先生や親は模試の後に復習しなさいと言ってきますが、やり方については教えてくれません。
この記事では、東大理3に合格した私、月島が数学の模試の復習方法について解説します。
模試の復習は面倒くさい。この記事の通りに復習すれば、周りに圧倒的な差をつけることが出来ます。
私の詳しい自己紹介についてはこちらの記事をご覧ください。
模試を復習するタイミング
模試の復習をするタイミングはズバリ、
"成績表が返却された時"
これに尽きます。模試を受けた直後に復習するのも悪くないですが、イマイチ身が入らないでしょう。
模試が終わった開放感で意識が他のことに向きやすいからです。
どの問題を間違えたのかがわからず、分析ができないのも大きい。
模試を受けた当日は、解き方の気になる部分だけ確認する程度で良いです。本格的な復習は、成績表が返された時に集中して行いましょう。
この時、間違えた問題と正解した問題では復習の仕方が異なります。それぞれ見ていきましょう。
具体的な模試の復習法|間違えた問題
模試で間違えた問題の復習で目指すことは、
・解法のインプット
・ミスパターンの暗記
です。
そこで、まずはなぜ間違えたかの分析を行います。原因を以下のどちらかに分類しましょう。
・解き方がわからなかった
・読み間違いや計算ミス
①解き方がわからなかった場合
この場合の最初の手順は解き直しです。問題文を読み直し、もう1度自力で解いてみます。
自力というのは、解答を見ずに解いてみることを指します。
自分なりの答えが出せた or これ以上考えても無理、となったら解説をじっくり読み込みます。
この時、解法やポイントをしっかり理解するのが重要。時間をかけて良いので、焦らず丁寧に読み込みましょう。
解説が理解できたら、何も見ずに再度解答を記述してみてください。
途中で手が止まったり迷ったりした場合には、再び解説を確認して理解を深めます。確認したら、解説を閉じて再び自分の力で解き直す。
解法が自分のものになるように徹底します。これで、一旦は解けなかった問題をマスターできました。
次は、自分の使っている教材をあたります。模試で間違えた問題を解くのに必要な考え方が載っているページの読み直しor 解き直しをしましょう。
この時に復習する教材は、インプット用の教材です。数学であれば、青チャートやfocus goldを使っている人が多いはず。
最後に、類題の演習で知識・解法を定着させます。この演習にはインプット用教材の練習問題でも良いですし、アウトプット用教材から持ってきても良いです。
②読み間違いや計算ミスの場合
ミスによって失点していた時は、ミスの詳細をノートに書いておきます。
計算ミスならミスした数式をハサミで切り取ってノートに貼る。読み間違いなら読み間違えた箇所をノートに貼る。
貼り付けた箇所の横に、赤ペンでミスの概要を書いておきましょう。
例)移項で±を間違えた
このミスノートは過去問演習前に毎回読み直します。
何回も読むことで、自分のおかしやすいミスのパターンを暗記するのです。
マジで効果テキメンで、めちゃくちゃミスが減るので必ずやってください。
具体的な模試の復習法|正解した問題
模試で正解した問題も復習は必須。この時の目標は、更なるスピードアップです。
復習の流れとしては、まず自分の解答をじっくり読み返しましょう。
そして、「これ以上速く解けなかったか?」を検討します。
効率化の余地がある場合や、見直し時の工夫が見つかった場合には、その策をノートに記録しておきます。
問題によって個別的な事情が異なるので一般的な事は言えませんが、よくあるパターンを幾つか紹介します。
例えば、問題を解いている途中で「(1)を読み間違えたせいで時間ロスをしていた」ということが分かった場合。読み間違えた箇所をノートに貼り付けて忘れない様にしましょう。
例えば、解説で紹介されている方法の方が速く解けた場合。その方法を自力で再現できる様に練習します。
この時のやり方は、間違えた問題の復習方法と同じです。
例えば、正解したけど時間をかけすぎていた場合。この1問にこだわるより、空欄にした別の問題を2つ解いた方が全体の得点は上がっていたかもしれない。
配点も含めて確認できるのは成績表返却後の特権です。
模試の復習法のまとめ
この記事で伝えたい事は、
・成績表が返却されたタイミングで
・解法が分からなかった→模試の解説&自分の教材で復習
・ミス→ミスノートに記録
・正解した問題→スピード上げるためには?を考える
です。
紹介した方法を実践して、第1志望の合格をつかんでください。
ここまで読んでくださってありがとうございます!!
面白かったという方、スキやXでの拡散していただけると本当に本当に本当に嬉しいです!!!
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