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ARでサンゴを生成

ARで3Dモデルを扱う場合、外部のCGソフトウェアでモデリングした3Dデータをもってくるか、元々用意されている基本的な3Dデータを用いることが多いです。そこで今回はプログラムで3Dモデルを自動生成してサンゴのような構造体を出現させてみました。

今回3Dモデルを自動生成するために使用したアルゴリズムはL-systemといいます。シンプルなルールを記述して、自己相似するフラクタル図形や樹木のような自然物などいろいろな形状を作成することができます。

例えばこのようなシェルビンスキーのギャスケットという自己相似した形状を生成することができます。自動生成していく過程をみるためにフレーム単位で立方体を増殖させて図形を描いています。

三次元の木を出現させるルールを記述して出来上がったものがサンゴのような見た目だったので、サンゴ色にして、ニョキニョキと生やしてみました。結構速いですが、構造体が出来ていく過程を見るのがわりと好きです。

形が出来ていく過程を眺めるというAR体験もなかなか楽しいです。

ARを使ったiOSの開発を仕事でやっておりますので、実現したいアイデアがありましたらお気軽にご連絡ください。
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