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(オマケの英語教室 secret love)

2021/12/13
(オマケの英語教室 secret love)
「secret love」
これはアメリカの往年の歌手Doris Dayの歌の題名です。
邦訳すると「忍ぶ恋」とか「秘めたる恋」でしょうか。
今の我が国男女の「隠れ裏実態」からすれば「古色蒼然」「時代錯誤」「完全無欠の死語」
に当たりそうな言葉です。
そういうDoris Dayも一昔前の人ですから、今のアメリカでは矢張り死語なのかもしれません。
では何故、そんな「古色蒼然」「時代錯誤」な言葉の話を始めたのかと申しますと
「古の我が国ならともかく、あのアメリカにもそんな心象があったのか」
と驚いてしまったからです。
非常に意外でした。
それというのもアメリカいや西欧も含めて西洋では「ダイレクトに告白する」「明るく元気に告白する」ダメなら「あっさり引き下がる」と言った印象が極めて強かったからです。
要するに思いの丈を吐き出して、吐き出したらおしまいと言ったような「我が意主体」の印象だったのですが、そんな彼らにも「相手優位」で
「出すに出せない、押し込むに押し込みきれぬ、行き場のない揺らめく心象」
むしろ謙虚な心象がある。
「国や民族は違っても矢張り人間は同じなんだ」等とありふれたことを言うつもりは毛頭御座いませんが、何か現代の日本人に対してよりも遙かに強い「郷愁」と「親近感」を覚えたので御座います。
そういえばアメリカ映画だったかどうかは忘れましたが邦題が「郷愁」という映画もありましたっけ。
因みに自分は英訳する際、ちょっと長くなりますが
「郷愁」はlike a homesick feeling(sense)
「親近感」はA feeling(sense) of being familiar (with)
或いは似て非なる物ではありますが、
「郷愁」はwanna(=want to)return there mode
「親近感」はwanna(=want to)come closer mode
を使ったりしております。
English speakersにはちょっと怪訝な顔をされたりしますが、分からない事もないような感じでした。
余談)
以上は昔気質の男の見解で、女性の見解は当然違ったものかと思われます。

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